名言の習慣 気づきの習慣

習慣を壊すから、習慣は成長する。壊さない習慣は、惰性に変わる。

投稿日:


“習慣を壊すから、習慣は成長する。

壊さない習慣は、惰性に変わる。”

(伊藤良)

そんな言葉を思いつきました。

そう考える理由を記事にしました。




 

「習慣を壊すから、習慣は成長する。壊さない習慣は、惰性に変わる。」

“習慣を壊すから、習慣は成長する。

壊さない習慣は、惰性に変わる。”

(伊藤良)

この言葉を思いついたきっかけは、「習慣化三種の神器(R)実践プログラム」での取り組みです。

プログラムでの最初の1ヶ月は、早起き習慣化に取り組みます。

まず、「早起きが難しい」という言葉を無くしていただくため、早起きに難易度を設定していただきました。

「習慣化が難しい」という悩みを無くす方法 | 【良習慣の力!】ブログ

レベル5は、理想の1日で実現したい早起きの時間。

つまり、今は非日常のレベルです。

そのため、意識を強めないとレベル5を達成するのは困難です。

ただ、能力がないわけではありません。

足りないのは感情なんですね。

だからこそ、早起きをあえてイベント化しました。

イベントのパワーで「感情」を高めて早起きを成功させる方法 | 【良習慣の力!】ブログ

この取り組みによって、多くのメンバーが早起きレベル5を達成しました。

「レベル5を初めて達成しました!!!」という喜びの声もあり、企画した私としては本当に嬉しかったんですよね。

ただ、テンションとモチベーションだけでは続きません。

早起きをイベント化するメリットがある一方、デメリットもあるからです。

 


 

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早起きをイベント化するデメリットとは?

では、早起きをイベント化するデメリットとは何でしょうか。

それは、多くの習慣と同じように、

・リバウンドがある(反動がやってくる)

ということです。

薬の副作用のようなものですね。

強い効果には、裏返しの効果があります。

早起きのリバウンドとは、

・昨日まで起きていたはずの時間にさえ、起きられなくなってしまう

ということです。

レベル5に到達したのにもかかわらず、翌日はレベル1さえクリアできなくなってしまうんですね。

「せっかく早起きレベル5をクリアしたのに……。意味がないじゃないか。」と思うかもしれません。

ただ、これは自然なのです。

むしろ、意図なのです。

メンバーのみなさんには事前にお伝えしませんでしたが、私としては想定の範囲内でした。

イベント化する早起きはテンションの力。

習慣化とは、真逆の価値観です。

そのため、リバウンドしてしまうのです。

リバウンド例としてわかりやすいのは、ダイエットですよね。

「食べない!」というのはテンションでクリアできます。

ただ、テンションは長続きしません。

ずっと食べないのは、不可能ですので。

すると、体が飢餓状態になると言われています。

そのため、再び食べるようになると、今度は普段よりも栄養を摂取してしまうというメカニズムがあるということなんですね。

結果、「食べない!」と決意した時点よりも体重が増えてしまうわけです。

イベント化した早起きも、このメカニズムと同じです。

1日だけ早起きするだけなら、誰にでもできます。

ただ、イベント化をずっと続けて習慣化するのは、非常に難易度が高いのです。

毎日、遠足に行くようなものだからです。

ただ、ずっと続けることはできませんよね。

遠足だって、毎日行っていたら日常になってしまうからです。

 

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早起きをイベント化する意味とは?

では、早起きをイベント化する意味はあるのでしょうか。

それは、

・メンバーの早起き習慣レベルの上限を壊すため

です。

早起きに取り組んでいると、ずっとレベル1やレベル3にとどまってしまう方が多いです。

無自覚のうちに「レベル5は大変だから」と思い込んでしまうからなんです。

悪くはないんです。

ある程度の早起きはできているので。

このままだと、早起きはベター止まり。

ベストまで成長しません。

せっかくプログラムに参加しているの、それはもったいないと思うのです。

ですから、早起きをイベント化して最大値を広げました。

そして、早起きの想像力の上限を壊していただいたのです。

それによって、

・早起きのグラデーションを広げた

のです。

グラデーションがなく均一の色だったら、絵画は平坦でのっぺりしてしまいますよね。

 

音域を広げる

イメージは、音楽での音域を広げるトレーニングのようなものです。

私は、大学時代にジャズサークルでテナーサックスを演奏しようとしたんですが、高音が吹けなかったんです。(笑)

スキル不足だったんですね。

もちろん、もともと鍛えているサークルの友人は違いました。

一番高い音がきちんと出せるので、一人前の演奏者なのです。

私がサックスを演奏できるようになるためには、高音という上限を壊さなければなりませんでした。

そうすることで、きちんと音階を区別した演奏ができるわけです。

そのためには、私が出せる音の上限を壊す必要があります。

一度壊せば、次も演奏できるようになるのです。

 

筋トレと同じ効果

この効果は、筋トレのようなものです。

負荷がかかる筋トレをすると、筋肉は強くなろうとします。

筋トレをすると、筋繊維が筋繊維は一時的に壊れます。

しかし、人間のカラダには壊れた筋肉を修復する機能があります。

筋肉が回復する際に、筋肉が強くなりますよね。

早起きのレベルアップも、これと同じなのです。

語彙力のようなものです。

言葉を持たなかったら、良いことも悪いことも「ヤバい」の1択です。

微妙な感情表現ができません。

こうした表現しか持たない人は、メンタルがダウンする確率も高いそうです。

そうならないためにも、言葉の表現を増やすように、早起きの段階も増やす必要があります。

吹ける音が増えて、楽曲を演奏できるように。

 

あえて習慣を壊す

あなたの習慣は、いかがでしょうか。

成長させるために、ときどきは意図して上限を壊してみましょう。

習慣をあえて壊すことで、成長の余地が広がります。

一方、ずっと壊さなければ、停滞したまま惰性になってしまいます。

注意したいものですね。

そんな意味から、

“習慣を壊すから、習慣は成長する。

壊さない習慣は、惰性に変わる。”

(伊藤良)

という言葉を考えてみました。

さて、あなたは、どんな習慣を壊していきますか?

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

夜は再び『習慣化オンラインサロン』でワークショップを開催しました。

終了時間をオーバーするほど、予定よりも盛り上がりました。(^^)


 


 

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・早起きコンサルタント
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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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