コミュニケーションの習慣 質問の習慣

優柔不断な人と「ゴリラの砂投げ」状態になったら質問で切り抜けましょう!

投稿日:2014/11/03


 

こんにちは!

銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。

先日読んだ本がコーチングに非常に役立つ良い本でした!

今日はその中から学んだ質問を記事にいたします。

【今日のお勧め本】

「パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術」
(アンドリュー・ソーベル/ジェロルド・パナス)

 

提案に対するあいまいな返事

「提案に対して返事がこないままスルーされてしまう」

といった状況。

あなたにも、仕事やプライベートで遭遇することがあるのではないでしょうか?

たとえば、

▼あなたが会議で提案したプロジェクトに良い反応があったものの参画メンバーが集まらない

▼あなたが企画したイベントに「いいですね!予定を調べておきます」といって返事がこない

▼あなたが提案したアイディアに「なるほど!検討しておきます」といってそのまま流れてしまう

といったようなことです。

意思や意図を確認するために、

「この件に関してどのようにお考えですか?」

というようにソフトに質問することもできます。

しかし、そんなときに限って、

「えーと、まあ良さそうだと思います。」

とか、

「たぶん、大丈夫だと思います。」

みたいな返事しか戻ってこないことが多くないでしょうか?(^_^;)

しかも、能動的ではないので、参画してもなんとなくダラダラしてしまう。

これでは、困ってしまいますよね。

意思を確認し、決意をはっきりしてもらうような質問を投げかけたいところですよ。

 

「ゴリラの砂投げ」の話

ところで、あなたは

「ゴリラの砂投げ」

という話をご存じでしょうか?

このような話です。

・二頭のオスのゴリラが戦うとき、どちらも自分の力を最大限に誇示しようとします。

・相手の周りを何度も何度も回るそうです。

・回りながら、足元の砂をすくって相手に投げつける。

・そうなると、あたりには土ぼこりが立ち込めている状態です。

これが、「ゴリラの砂投げ」です。

つまり、

「決定的なことが何も起こらない」

状態のこと。

ゴリラたちは、ただ相手のまわりを回っているだけなのですね。

先述した「提案に対してあいまいなリアクションしかない状態」は、まさに「ゴリラの砂投げ」といえそうです。

 

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photo credit: Caitlin House via photopin cc

 

2択の選択肢を与える

こんなときは、思いきって質問を変えてみることをお勧めします。

短く、スパッと質問してみましょう。

質問例としては、

【「はい」と「いいえ」だったら、どちらですか?】

あるいは、

【賛成ですか、反対ですか?】

もしくは、

【イエスですか、ノーですか?】

という風に。

もちろん、少し強めの表現なので、

▼人間的な関係性ができていること

▼適切な状況で意図的に使うこと

といった部分に注意する必要はあります。

でも、もしあなたが率直で直接的な答えが必要だったら、

「肯定か?」

「否定か?」

で答えなければならない質問をしても良いでのです。

多少つめよるくらい(?)のほうが、あなたの熱意を感じてもらえることもあるかもしれません。

また、迷っている人ほど、意外と決断する機会が訪れることを待っているように見えることがあります(ぼくには)。

ぜひ試してみてくださいませ!

 

自らがなり得る最高の自分になる!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の質問】
「ゴリラの砂投げ」状態の相手には、

『「はい」と「いいえ」だったら、どちらですか?』

と質問してみる

 

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