良習慣の習慣

「3ヶ月で5キロやせる!」というダイエットが失敗しやすい理由

投稿日:2014/12/12


 

こんにちは!

銀座コーチングスクール認定コーチ「早起きコーチング」の伊藤です。

本日も「ダイエットの習慣」セミナーからのエントリです。(汗)

【参考記事】
「なぜ一流の男の腹は出ていないのか?」の著者が登場
ダイエットセラピスト小林一行氏を招いての一日集中セミナー
「ダイエットの習慣」セミナー

【講師】
ダイエットセラピスト・10万部突破のベストセラー著者・小林一行さん
習慣化コンサルタントの古川武士さん

 

本日のクイズは、

「ダイエットは気持が萎える前に短期的に集中して行う方が集中しやすい」

です。

考えてみてくださいね。

 

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ダイエット=減量?

まず、ここでは、

「では、ダイエットの成功とは何なのか?」

を定義する必要がありますね。

たとえば、結婚式を控えた新婦さんが、

「挙式当日までに3キロやせる!」

と決意して、食べたいものを我慢する。

そして、当日までに食事制限して見事に3キロやせる。

これも、立派に

「ダイエットの成功」

と言えます。

でも。

この成功は短期的な視点です。

ボクシングの選手が試合までに体重を落とすことと同じです。

ハードだし、つらいダイエットでしょう。

乱暴にいえば、ダイエットではなくて、

「リバウンド前提の減量」

なのです。

ぼくたちが目指すダイエットは、もう少し視点を中長期で捉える必要があるのではないでしょうか?

小林さんは、

「一生やせている状態苦もなくキープできる状態をつくること」

をダイエットの成功と言われていました。

そのような意味で、冒頭の質問に対する答えが

「NO」

となったのです。

 

ダイエットをイベントごとにしてしまうリスク

この質問に対する受講者として参加していたエグゼクティブ向けのパーソナルトレーナーのRさんの言葉が良かったのです。

それは、

「ダイエットというのは、一定時期に実行するイベントではないです。

 一生続く生活習慣なんです。」

という言葉。

いや、本当ですよね。

ぼくは、ダイエットを

「3ヶ月で5キロやせよう!」

みたいなイベントとして捉える傾向にありました。

でも、その捉え方はダイエットの本質とは違っていたようです。(汗)

イベントとしてダイエットをすると、たいていの人は極端な食事制限や急激な運動に走ってしまいがち。

そうすると、身体が飢餓モードになり、1回でエネルギーをなるべくたくさん取り込もうとします。

結果、人間の身体は上手くできているもので、代謝を落とそうとするそうです。

この原理を、お金に例えてみましょう。

身体にとって摂取カロリーが減るのは、お金で考えると収入が減るのと同じです。

すると、どうするか?

お金であれば支出を減らします。

このとき、支出というのは、身体でいうところの代謝です。

つまり、収入が減ったら、なるべくお金を使わないようにして、節約したり貯金したりするわけですね。

お金なら、これで問題ありません。

ある意味、当然の行動でしょう。

ただ、身体から見てみると、良いことではありません。

代謝を抑えるということは、、、

「お金を貯金・節約するように、身体に脂肪をため込む」

ことになってしまうからです。(汗)

代謝を抑えようとすると、筋肉も落とすこととなります。

筋肉は脂肪よりも代謝効率がよいので、ダイエットしているときは筋肉があったほうが良いのです。

でも、身体が飢餓モードに入っていると、エネルギーを消費してしまう筋肉を落とそうとしてしまうのだそうです。

筋肉はダイエットに必要なのに、食事制限をすることによって、かえって必要な筋肉を落としてしまう、という矛盾が生じるのです。。。

飢餓モードになると、身体は代謝を抑えるので冷え性にもなりますし、なるべくエネルギーを消費させないように

「なんだかだるい」

というメンタルにまで影響してくるのです。

つまり、激しいダイエットをすると、

▼食欲が高まる

▼筋肉が落ちる

▼代謝を抑えてしまう

▼冷え性になる

▼だるさを感じる

という状態を呼びこんでしまうのです。

これは、、、

目指している姿と正反対ですよね。。。(^_^;)

 

自然で長期的なダイエットをしているセルフイメージをつくる

「3ヶ月で5キロやせる!」

それは、短期的な1つの目標としてはあっても良いのかもしれません。

でも、そのような目標設定だと、

「達成できた!これで食べれる!」

と思ってしまうのが人間。

目標達成した時点では、身体が飢餓モードになっているので、代謝も悪いし、筋肉も落ちている。

それなのに食欲はあるので、以前と同じように食べていても、結果としてリバウンドしてしまう。

せっかく、つらくて苦しいダイエットを成功させたのに、前より太ってしまうのです。。。

悲しいですよね?

だからこそ、小林さんは

「ダイエットをイベントとして捉えるのではなく、一生続く生活習慣としてほしい。

 歯みがきをするようにダイエットする。

 そのようにで長期的に続けられる自然なダイエットをお勧めしているのです。」

とおっしゃっています。

以前のエントリにも書きましたが、

「自然にダイエットしているセルフイメージ」

を持てるまで、続けられれば良いのですよね。

【ご参考記事】
「習慣化は、セルフイメージ定着化までのプロセス」という仮説

 

「自然に、そしていつも楽しくダイエットしているセルフイメージ」

をつくりあげていきましょう!

 

(「ダイエットの習慣」セミナーの過去エントリはこちらから!)

「男性と女性ではどちらが痩せやすい?」というクイズからぼくが感じたあせりとは?

なぜ、「ダイエットに強じんな意志は不要」だと言えるのか?

 

自らがなり得る最高の自分になる!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の良習慣】
ダイエットをイベントとして捉えず、自然にダイエットしているセルフイメージをつくり、長期的視点で習慣化する

 

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など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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