早起きの習慣 良習慣の習慣

「客観的に考える」とは、どのように考えることなのか?秘けつは「反論」にありました。

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こんにちは、伊藤です。

本日は、1つのテーマをディベートする際の反論についてお伝えいたします。

メリットとデメリットのエントリは以下よりご参照くださいませ。

【ご参考エントリ】
ディベートの手法に学ぶ!「メリット成立の3つの条件」とは?

あえて早起きのデメリットを考える。1つのテーマを賛成と反対から考える習慣。

 

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「反論」はツッコミをいれること

反論の考え方も、シンプルかつ簡単にいきます。

具体的には、メリットとデメリットの3条件に対して、「反論」を行うのです。

「反論」というとかたく聞こえますが、要は「ツッコミをいれる」感覚です。

 

メリットとデメリットへの反論

では、さっそく反論してみましょう。

「早起き習慣は身につけるべきか、否か?」

というテーマに対するメリットとデメリットへの反論です。

メリットの3条件

(1)内因性(なんらかの問題があること)

・早起きができず、毎朝二度寝してしまう。

☞二度寝してしまっても、仕事に遅刻しなければ大丈夫です。

・時間がないので朝ごはんも食べず、心に余裕がない状態で焦りを感じている。

☞朝ごはんを食べないほうが調子が良い人もいるし、焦っていても時間がたてば落ち着きます。

 

(2)重要性(その問題が深刻であること)

・会社に遅刻してしまい、社内での信頼を失っている。

☞遅刻しても実績をあげれば大丈夫です。

・自分との約束を守れない日々が続き、自己信頼感を失い、セルフイメージが下がる。

☞自分のことを信じられないときもあるけど、みんなそうなのでは?

 

(3)解決性(問題がその行動によって解決すること)

・早起きができれば主体的に1日をスタートできるため気持ち良く、精神的に安定する

☞確かに気持良いと思うけど、早起きしてまで精神的に落ち着くことを優先したくない。

・自分がやりたいことにきちんと時間を使えるようになり、充実感を得られて成長欲求を満たせる

☞生きてるだけで日々成長しているし、特にやりたいこともない。

 

次に、デメリットに反論してみます。

(1)発生過程(論題の行動を取った際に、新たな問題が発生する過程)

・早起きをすると、十分な睡眠時間がとれずに健康を害する。

☞睡眠時間を確保して早起きすれば良いのでは?

・接待や友人との食事会など、夜の時間を楽しむことができなくなる。

☞参加しても早めに食事会を終えるように工夫すれば良いのでは?

 

(2)深刻性(その問題が深刻であること)

・上にあげたように睡眠不足で健康を害したり体調を崩すと、日中のパフォーマンスが上がらなくなる。

☞睡眠時間を確保したり早起きして運動すれば、むしろ健康になるのでは?

・へたに早起きを目指そうとするのは挫折の原因。失敗すればより一層、自己信頼感を失う結果になりがちだ。

☞早起きを習慣にできたら、今までにない達成感を感じることができる。そこから逃げているだけでは?

 

(3)固有性(現状ではそのような問題が生じていないこと)

・二度寝してしまったとしても、気持良さを感じることはできるし、人さまから批判をされるほどの問題にはなっていない。

☞今までは問題になっていないかもしれないけれど、中長期視点でみたら困るのでは?

・やりたいことは休日にある程度は時間を使えるし、無理に早起きをしなくても仕事も家族もあって幸福感を感じられている。

☞今は良いけれど、未来も同じように考えられるのか?

 

以上、それぞれの3条件に対して反論してみました。

 

反論すれば多面的かつ客観的に考えられる

サラッとした反論ではありますが、これくらいの反論は事前に考えることができます。

(論理的にツッコミをいれる上級編もあるのですが、またの機会に。)

大変だと思われるかもしれませんが、重要なのは、

「なるべくたくさんの視点から、自分(もしくは相手)の主張をチェックしてみる」

という部分です。

▼根拠はどれくらいあるのか?

▼根拠に対して自分でツッコミをいれたのか?

ぼくも実際にやってみて分かったのですが、ちょっと考えてみるだけで意外な考えが出てきました。

このように考えてみることで、客観的に考えられるようになります。

思えば学生時代、国語の授業で先生から「客観的に考えように。」と言われることがありました。

当時は「客観的に考えることとは具体的にどのように考えれば良いのか?」まったく分かりませんでしたが、こんな風に考えるのですね。(^_^;)

今回は早起きをテーマにしましたが、

「独立起業するか、しないか?」

とか、

「転職をするか、しないか?」

とか、

「英語の学習をするのか、しないのか?」

など、さまざまなテーマで考えられますよね。

ディベートをもちいた考え方、あとは最後の詰めがありますので、また明日お伝えいたしますね。

 

良習慣によって自らがなり得る最高の自分になる!

チャレンジできる贅沢を満喫しましょう!

 

【今日の良習慣】
反論をもちいてツッコミをいれることによって、多面的かつ客観的に考える

 

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