書く習慣 良習慣の習慣 質問の習慣

なぜ、90%もコースをはずれた飛行機が目的地につくのか?計画がずれてもゴールにたどりつく方法。

投稿日:


「計画をたてるのは好きだけど、ふり返りはしない」

ふり返りは地味な習慣なので、以前は私もそう考えていたのですが、その考えは間違っていたと実感しています。

 

スポンサーリンク


 

どうせくずれてしまう「計画」なら不要なのか

先日、大学受験に向かっている息子と「計画」について話す機会がありました(妻も含めての家族会議です)。

そこで私から伝えたのは、「計画の重要性」です。

逆算思考で考えれば、「計画」はどうしてもはずせません。

とはいえ、人によっては「どうせ計画どおりに行かないから、計画はたてても仕方がない」という人もいるでしょう。

私も、小学生のときにつくった「夏休みの計画」のことを思い出すと、強く共感してしまいます。(^_^;)

「計画だおれ」という言葉もあるくらいですから、多くの人が同じような状況におちいったことがあるのかもしれません。

では、計画は本当に必要ないのでしょうか。

「計画」といっても、

・1日の計画
・1週間の計画
・1ヶ月の計画
・1年間の計画
・10年間の計画

など、期間が違えばその意味づけも変わってくるのですよね。

私が好きなのは、泉正人さんの区分けの方法で、

短期的なタイムマネジメント スケジュール
中期的なタイムマネジメント 計画・プラン
長期的なタイムマネジメント ライフデザイン

というもの。

計画やプランは中期的なタイムマネジメントでもあるのですね。

そう考えると、やはり計画は誰にとっても重要なものになるはずです。

 

飛行機のフライトは90%もコースからずれている

先日参加したセミナーで学んだ格言に、私の「計画」への概念が変わる言葉がありました。

それは、ベストセラー作家のベンジャミン・ハーディー氏が語ったとされる言葉です。

あなたも知っている飛行機のフライト。

実は、飛行機は、乱気流や悪天候の影響などで90%の飛行時間が、予定のコースをはずれているそうです。

まっすぐ一定に飛んでいるわけではないのですね。

それでも、飛行機は、目的地に到着します。

「日本発のハワイ行きが、到着したらサイパンだった」ということはないわけです(笑)。

時間もほぼ正確ですよね。

90%も予定のコースとずれてしまっているのに、なぜ実現が可能なのでしょうか。

その理由は、じつにシンプル。

答えは、

・パイロットが、常にコースを修正しているから

だそうです。

90%はずれているのに、最後にはゴールに到達している。

世界の空では、このようなゴール達成が、毎日のように繰り返されているわけです。

これって、すごいことだと思いませんか。

そう考えると「計画どおりに進まないから悩む」という悩みから開放されますよね。

計画からはずれていても、ゴールに着いているという現実があります。

つまり、最初から計画はずれるのですから、そこを心配しても仕方がないのです。

むしろ大事なのは「計画からずれない」ということではなく、「ずれたコースを軌道修正し続ける」ということなのですね。

 

「ふり返り→行動計画→実行」のサイクルで夢に近づこう

では、軌道修正をしていくためには、何をすればいいのでしょうか。

私のおすすめは、「ふり返りの習慣」です。

まずは1週間に15分くらいの時間をとって、

・1週間すごしてみて、いまコースに対してどれくらいずれているのか?

・先月は、どれくらい軌道がずれているから、何を修正しなければいけないのか?

・何ができたのか、何ができなかったのか。そこに対して、どんな行動をとっていくのか?

ということを考えておきましょう。

「言葉にしておく」ということが非常に重要です。

「具体的なふり返りフォーマットがない」という方は、KPTやGPSというフレームを活用していきましょう。

「KPT法」をご存じですか?「PDCAサイクル」を機能させるフレームワークをご紹介いたします!

「GPS」でふり返る。持続的な成長に必須の方法とそのやり方をご紹介。

そして、ふり返りの最後に、ぜひ活用して欲しい質問があります。

それが、

・この時間の使い方で、自分の夢は叶うだろうか?

という問いです。

この問いに対して、答えが毎週「Yes」になるようであれば、あなたの計画はばっちりです。

私も、2週続いているので喜んでいるところです(笑)。

もしも「No」が続くとしても、夢に近づけるように修正の計画を入れていけば大丈夫です。

それでも「ずっとNo」だとしたら、思い切って何かを変えるタイミングかもしれません。

コースとはずれてしまっても、最後には目的地につくために、計画を修正し続けていくことが重要です。

また、ふり返りをしたら、「次にどうしていくのか」という行動計画を見えるようにして実行しなければ効果が半減してしまいます。

Googleカレンダーに入れたり、スマホのリマインダーをセットしておくなど、アクションにつなげていくことです。

ゴール到達のために、「ふり返り→行動計画→実行」のサイクルを定着させていきましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、早起きをして息子と2人でカフェで4時間。

書く仕事に集中することができました。

午後は妻の実家に顔を出して、その後は家族でお花見。

それで終わらず、そこからやきとん屋に行き、カラオケまで(笑)。

帰宅後に映画まで観て、充実の1日となりました。(^_^)

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-書く習慣, 良習慣の習慣, 質問の習慣

執筆者:

関連記事

良習慣を判定する方法。本音で続けたければ良習慣、そうでなければ再検討が必要。

口では「続けたい」と思っていても、なぜが続かなくてやめてしまうことがあります。 そのときは、「本心では続けたくないのかも?」と疑ってみましょう。   スポンサーリンク   「本当は …

自分の「魔法の呪文」を持つ

■人生の手綱を自分で握っていますか?   自分の人生にコントロール感を持っている人。 言いかえれば、自分の人生を主体的に生きている人。   反対に、   外部環境に振り回 …

あなたの「未知」を「道」に変えていこう

世界的な変化の状況の中で、私たちは誰もが自分の人生を再創造しなければならないのだと思います。 「未知」の状況の中で、自分が進んでいく「道」をつくらなければならないのです。 (ふとしたできごとからブログ …

複業ビジネスと習慣化の共通点。「スタート→改善→及第点→さらに改善→合格点」サイクルのイメージで前進する。

複業のビジネスと習慣化には、共通点があります。 それは、 ・まずスタートする→改善する→及第点をとる→さらに改善する→合格点まで持っていく という流れです。   スポンサーリンク &nbsp …

午後の仕事効率を向上させるために短い昼寝(パワーナップ)をとる習慣

日本人の平均睡眠時間は短い 全米睡眠財団が2013年9月に発表した国際睡眠調査によると、日本人の平均睡眠時間は平日夜で6時間22分。 これはアメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、ドイツの6カ国中で最も …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。