体験の習慣

上達までの苦しみの中に、成長の喜びを見出そう

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「上達する」というプロセスには「抵抗」があります。
その抵抗に向かっていく練習が、私たちの人格を成長させてくれます。




 

上達に向かうときに生まれる「抵抗」

ものごとの上達やスキルアップをすること。
成長のためには欠かせませんよね。

たとえば、
・仕事
・スポーツ
・楽器
など。
あなたにも、何か上達したいものはあるかもしれません。

では、上達するために押さえておきたい考え方は、どんなことなのでしょうか。

そんなとき、覚えておきたい言葉があります。
それは「抵抗練習」です。

スポーツや楽器など、何かを練習するとき。
自分がやりやすい形で練習してしまうのが自然ですよね。
というか、基本的にはそれしかできません。

私も、トライアスロンのスイムトレーニングでは、自分が泳ぎやすいように泳いでいます。
ただ、今の私が泳ぎやすい泳ぎ方だと、理想にはほど遠い泳ぎ方です。

なぜなら、一緒に泳いでいるメンバーの方々とは、泳ぐスピードがまったく違うから。

だとすると、私が上達するために必要なのは何か。
今の私が違和感を抱く泳ぎ方をすることが必要です。

たとえば、
・手のかき方
・呼吸の方法
・身体の姿勢
など。

今の私の「自然」だと遅いので。
上達するためには「私の不自然」に向き合わないとダメなわけです。

そのときに出てくるのが「抵抗」。
その抵抗に向かう練習が、抵抗練習なのですね。

 


 

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抵抗練習を阻む2つの誘惑

抵抗練習には、2つの誘惑に打ち勝つ必要があります。

それは、
1:自分の甘え
2:緊張からの解放
です。

 

1:自分の甘え

1つ目の誘惑は「自分の甘え」です。

私たちは、弱い部分が多いです。
ですから、つい、自分に甘えを許したくなるものなんですよね。

私もその傾向が強くて。
すぐにサボろうとしてしまうのです。

実際、私1人で練習しているとき。
まず練習をサボりました。
何とかプールに行っても、息が苦しくなると、すぐに足をついたりしてサボりました。
甘いですよね……。

自分に甘いことが悪いわけではないと思います。
ただ、甘えているだけだと、いつまで経っても上達はありませんよね。

弱点を弱点と認める。
そこから、甘えと戦っていく必要があります。

弱点を克服することは、そのまま成長につながりますから。

 

2:緊張からの解放

2つ目の誘惑は「緊張からの解放」です。

抵抗に向かっていくためには、集中力が必要ですよね。
ぼんやりとした状態では、抵抗に抗うのはなかなか難しいものですから。

その集中。
長くは続かなかったりします。

注意をそらすようなできごとがあったり。
気分を分散させる状況がやってきたりする。

たとえば、集中力を要する仕事ってありますよね。
苦手な仕事ならなおさら。

イメージは、外科医の手術とか。
かなりの緊張感ですよね。

その時間が続くと、どうなるな。
「この緊張から早く解放されたい!」と思う。
それが私たちなのです。

上達も同じなのです。
「緊張から解放」されたいという誘惑に駆られます。
そこを踏みとどまってこそ、スキルアップするわけです。

 

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2つの誘惑への対処法

では、2つの誘惑には、どう対処していけばいいのでしょうか。

私は「健全な強制力」が有効だと考えています。
私自身、誘惑にとても弱いので……。
自分なりに工夫して、誘惑に流されないための「健全な強制力」を働かせています。

苦手なスイムの例でいえば、
・スイムスクールに申し込む
・コーチのアドバイスを素直に実践する
・一緒に練習する人たちとの環境に身を投じる
ということをしているわけです。

もちろん、苦手なことではありますが、嫌いなことではないんですよね。
何より、スイムの苦手を克服していくことは、私の理想の未来につながっていることです(ここがつながっていないと罰ゲームです・笑)。

すると、嫌でも
・自分が慣れていないスキル
・自分が不自然に感じるスピード
に取り組むようになるんですよね。

また、ほかの方と一緒に泳いでいると、息が苦しくなります。
足を底につきたくなったりするのです。

緊張から解放されたくなります。
でも、周りにそんな人は1人もいない状況。
すると、自分1人だと限界に思える領域を超えていけることがあります。
たびたび。

そうして甘えや解放を許さない環境にいると、やはりそれなりに上達していくもの。
私も「泳力が上がりましたよね!」と言われることが増えたのです(まあ、以前がそれだけひどかったんですけれど……)。

これは、
1:自分の甘え
2:緊張からの解放
への地道な抵抗練習が、私のスイムスキルを少し育ててくれたのだと考えています。

そのようにして、2つの誘惑に耐えることができると、上達に一歩近づくわけです。
苦しさもあるのと同時に、成長の喜びでもあるわけですね。

さて、あなたの上達や成長にも、2つの誘惑がやってくるでしょうか。
なんとか、耐えていけるといいですよね。
上達までの苦しみの中に、成長の喜びを見出していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にスタバへ。
「良習慣塾」セミナー準備でした。

リストアップして、しぼる。
このプロセスで何が起こるか。
毎回のセミナー準備の楽しみでもあります。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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