こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
ご褒美で自分を動かす。
もっと活用していきましょう。
がんばったあとのご褒美はダメなのか?
子どもの頃の記憶に、予防注射のあとにアイスクリームを買ってもらった記憶があります。
母親から「注射をがまんしたら、アイスでも食べようか」と言われたんだと思います。
「つらいことに耐えたら、そのあとに良いことが待ってるよ」という感じで。
子どもにとって、注射は痛いもの。
できれば、注射されたくありませんよね。
でも、一瞬の痛みを乗り切れば、おいしいアイスが食べられる。
痛みと甘みを天秤にかけた結果、「それなら……注射する」と言っていたのかもしれません。
そんな体験があったから・・・かどうかは定かではありませんが。
今度は、私が親になったとき、子どもたちに同じことを言っていたんですよね。
「がんばったら、一緒にジュース飲もうね」とか。
予防接種だけじゃなくて、歯医者とかもあったような。
この「つらいことに耐えたら、そのあとに良いことが待ってるよ」を子どもにすること。
育児書などで「クセになるから、あまり多用しない方がいい」というアドバイスを見かけたことがあります。
要は「ご褒美目当てに子どもを動かすと、今度はご褒美がないと子どもが動かなくなる」という理論ですね。
たしかに、一理あります。
問題になるのは、子どもの気が進まないことがあったとき(しかも、それはけっこう頻繁にやってきますね・笑)。
交換条件として、子どもが「じゃあ、Aを買ってくれたら、Bをする!」みたいになる。
そうなると、親は困りますよね。
ですから、ご褒美で子どもを動かすのはやめたほうがいい。
そんな意見です。
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ご褒美効果で自己ベスト更新した体験
結論から言うと、私は「ご褒美で人を動かすな」という意見に反対です。
「つらいことに耐えたら、そのあとに良いことが待ってるよ」は、活用していいと考えています。
ただ、使う場所が違います。
子どもに多用するのではありません。
使うのは、むしろ私たち大人。
私は、大人だったら、自分に向けて「つらいことに耐えたら、そのあとに良いことが待ってるよ」を使ってもいいと考えているんですよね。
なぜなら、嫌なことや苦手なことであっても、ご褒美を活用して前に進むほうが大事だと思うからです。
たとえば、ちょっと気が重たい行動。
きっと、あなたにも日々の中に多少はあるのではないでしょうか。
具体的には、
・面倒な仕事
・早起き
・運動
・片づけ
・勉強
など。
それをやったほうがいいのはわかっている(つもり)。
ただ、実行にうつすことがなかなか難しい、みたいな行動です。
そんなときこそ、「つらいことに耐えたら、そのあとに良いことが待ってるよ」構文の出番です。
ご褒美を設定することで自分の気分が高まり、がんばることができ、良い行動にうつせるなら、ご褒美は決して悪いことではないと思うのです。
「TOEIC800点を超えたら、腕試しに海外旅行に行く」みたいな。
そういうご褒美は、存分に活用するほうがいいなと。
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ご褒美をもっと活用してゴールに向かおう
時を戻して、私の中学生時代。
親にCDラジカセ(だったような)をねだりました。
ただ、それなりに高価なものでしたから、すぐにはOKが出ず。
それでも、私は粘り強い交渉を継続。
当時、私の中で流行っていたBOØWYのCDを思いっきり聞きたかったからです。
最終的に、親から「テストで10番以内になれたら、CDラジカセを買ってあげるよ」という約束を取り付けました。
結果、どうだったか。
なんとか、ギリギリ10番になったんですよね。
私の記憶では、自己ベスト更新でした。
こうして目標を達成することは、悪くないことだと思うのです。
ですから、大人も「つらいことに耐えたら、そのあとに良いことが待ってるよ」というご褒美効果をもっと活用してもいいのではないでしょうか。
それで、人生やゴールが進むならば。
(そのためには、「何をすれば自分に適切なご褒美なのか?」を知っておく必要もありますけれど)
・・・先日「トライアスロンのスイム練習に行ったら、帰りに孤独のドリンクを楽しんでいいよ」と、自分を甘えさせた言い訳のような記事を書いてみました(笑)。
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■編集後記
昨日は、ランチタイムにコーチングセッション。
デュアルライフに向けて着々と進まれています。
夜はトライアスロンのスイムスクールへ。
メインの1000メートル泳では遅れがち……。
まだまだトレーニング不足です。(^^;)
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