感情の習慣

「シープドッグ効果」で実力以上の自分をつくる方法

投稿日:


自己ベスト更新を目指していても、1人の力では及び腰になるときがあります。
そんなときは、先導してくれる「シープドッグ(牧羊犬)」を探しましょう。




 

2年前の自分に勝利した日

先日、参加したアクアスロンのレース。

距離は、
・スイム300メートル
・ラン3キロ
の短距離です。

地元開催なので、気軽に参加できるのがうれしいです。

2022年にも同じ距離で参加しています。
2年前と比べて、どうだったのか。

スイムのタイムが、およそ3分間ほど速くなっていました。

300メートルで3分間。
2022年は10分弱かかっていたのが、2024年は7分弱になっていたのです。

2年前が、いかに遅かったのかがわかります。
参加者の中で、最下位でした。
練習をサボっていたので、当然なのですが……。

それでも、スイムスクールのコーチに今回の結果を報告。
すると、コーチは「すばらしいじゃないですか!レースは自分との戦いですから。」と。

そうなんですよね。
2年前、私がどれだけ遅かったのかは、もう過去のこと。
大事なのは、過去の自分よりも今の自分のほうが、スイムが上達しているかどうかです。
その意味では、私の中では「大躍進」ということにしておきました。

2年後に3分間短縮しているということはあり得ないので、ここでしっかりと喜んでおこうと思います。(笑)

 


 

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「シープドッグ作戦」で自分の実力を高める

なぜ、スイムが(以前よりも)速くなったのか。

これはもう、
「環境に尽きる」
のひと言です。

現在、トライアスロンのスイムスクールに通っています。
一緒に練習している人たちは、私より速いスイマーしかいません。
わずか週に1回の1時間だけとはいえ、そのような環境でトレーニングを続けていると、少しはマシになるのです。

速い人についていく。
だから、私も(ちょっとは)泳ぐのが速くなった。
シンプルです。

このイメージは、牧羊犬です。
羊の群れがある。
その羊たちを引っ張ってくれるあの牧羊犬のイメージですね。

速いスイマーたちは、牧羊犬。
私は追いかける羊です。
速いスピードで引っ張ってもらうことによって、私も自然に引っ張られるというわけです。
(実際は、引っ張られているというよりは、後ろから煽られている感じですが・笑)

この「引っ張られているうちに、自分の実力も上がる」という状況を、牧羊犬(シープドッグ)になぞらえて「シープドッグ効果」と名づけてみました。

私自身、過去にもシープドッグ効果を味わった体験があります。
私が通学していた高校です。

私の田舎だと、大学進学を目指す高校は多くありません。
私は大学進学を希望していたので、地元の進学校(一応)を目指していたんです。

しかし、実力が伴わず。
模試の判定は良くない結果ばかりでした。
それでも、入試には何とか合格。
後に判明したのですが、最下位での合格でした。
(それにしてもアクアスロンのスイムといい、高校受験といい、最下位が多いなぁ……。)

高校に入ると、周りの友人たちは一生懸命に勉強していました。
地元の中学のトップクラスの人たちが集まるので、当然といえば当然です。
その環境に浸っていたからでしょう。
私も「何とかして勉強しないと」という気分になったんですね。

結果、その影響を受けて受験勉強を早めにスタート。
いつの間にか、最下位から脱出しました。
やがて、卒業する頃には、科目によってはそれなりに上位にいけたんです。

優秀な同級生たちは、牧羊犬。
私は追いかける羊です。
それでも、入学当時にはとても手が届かなかった大学に合格できました(第1志望はダメでしたが)。

私は、特に環境に影響されやすいタイプです。
ですから、もしも周りの同級生たちがダラーッとしている高校だったら、どうだったか。
成績アップしていないのは、間違いありません(断言)。

 

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自分に甘いタイプこそ「シープドッグ効果」が有効

環境が良ければがんばれる。
環境が整っていないときはサボりやすい。

その違いは、なぜなのでしょうか。

私は「自分は、それなりに努力している」と考えやすいのだと考えています。
「自分に甘い」とも言えますね……。

私のようなタイプの方は、自分1人でやると、どれくらいがんばっているのか比較できません。
ですから、すぐに「なかなかやるじゃないか」と自己評価してしまう。
結果、努力することから逃げるわけです。

それを、環境の力で阻止しています。
私よりがんばっている人たちを見て「この実力で自分を甘やかしていたなんて、めっちゃ恥ずかしいな」と感じる必要があるわけです。
私のちょろっとした努力など、彼らから見たら努力のうちに入らないわけですから。

だからこそ、(肉体的にも、精神的にも)サボりがちな人(私のように)は、「シープドッグ効果」の活用がおすすめです。
牧羊犬の力を借りて、自分の実力を引き出していきましょう。
羊の能力がないわけではなく、羊の能力が引き出されていないだけかもしれませんので。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部まで。

ランチタイムには、コーチングセッションを受けました。

夜はスタバで「良習慣塾」のセミナー準備。
スライドが完成しました。
初のテーマなので楽しみです。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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