先のばしを減らす習慣

先のばしを改善する方法は「所要時間」と「難易度」を具体的にすること

投稿日:2021/12/04


私たちは「所要時間」と「難易度」があいまいだと、先のばししたくなるもの。

ですから、動けないときは「所要時間」と「難易度」を具体的にすることからスタートしてみましょう。




 

先のばしの原因になる2つの要素

行動を先のばししてしまう悩み。

シンプルに改善する方法があります。

それは、その行動に対する

・所要時間

と、

・難易度

を明確にすることです。

たいていの場合、この2つがあいまいになっているので、先のばしが生じるのです。

あなたが先のばししてしまうときはどんなときですか?

「手順がよくわからなくて時間が読めない」といった状態や「自分には難しそうだな」というときは先のばししがちになることがあるのではないでしょうか。

ですから、初めての仕事や工数が多くて手間がかかる仕事は、先のばししやすいわけです。

それを解決するための方法が、「所要時間」と「難易度」をはっきりさせること。

「所要時間」と「難易度」がぼんやりしているから、行動しようという気になれません。

一方で「所要時間」と「難易度」がわかっていると、面倒に思えることで「取り組んでいこう」という感情になるのです。

ですから、行動するためには「所要時間」と「難易度」を具体化することが大事なわけです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





なぜ「所要時間」と「難易度」の具体化が重要なのか?

「所要時間」と「難易度」。

たとえば、あなたが「東大の数学の問題を問いてもらえますか?」と言われたとします。

どうでしょうか。

どれくらいの難易度なのか。

どれくらいの時間がかかるのか。

ほとんどの人にとってはわかりませんよね(おそらく)。

そうなると頭の中にめぐるのは「面倒だな」「時間がかかりそうだな」という言葉ではないでしょうか。

この状態になると「今すぐやります!」と言いづらくなりますよね。

「所要時間」と「難易度」がわからないからです。

一方で、あなたが「かけ算の5の段を言ってもらえますか?」と言われたらどうでしょうか。

難易度はわかります。

時間もイメージできますよね。

これなら「いいですよ。今すぐ言いますね」と答えられるでしょう。

「所要時間」と「難易度」のイメージがつくので「すぐに終わる」ということがわかるからです。

具体的になっていれば、私たちは行動しやすくなります。

実際のところ、脳はあいまいを好みます。

同時に、具体的にならないと行動しづらい。

この矛盾を解消する必要があるわけです。

その方法が、「所要時間」と「難易度」の具体化なんですね。

 

■スポンサーリンク




「所要時間」と「難易度」を具体的にする

取り組むことに対する時間が分かっているとモチベーションがわいてきます。

私自身、筋トレの必要性を感じていたので「スクワット100回」に取り組もうと考えました。

ただ、「スクワット100回」に対して、具体的なイメージがわかなかったのです。

ですから、「スクワット100回」と聞くと「何だか大変そうだな」「面倒くさそうだな」と思ってしまっていたわけです。

この先のばしを解消するためには、「スクワット100回」の難易度や所要時間を知ることが必要なのですね。

実際、「習慣化オンラインサロン」のプログラムで「スクワット100回」を体験しました。

そのときに時間を測定してみたら、3分くらいしかかからなかったんですね。

「たった3分でいいのか」と所要時間がわかっていると「よくわからないけど、きつくて大変」という想像から、「3分後に達成を味わっている自分」をイメージできます。

そうなれば、「3分ならやってみよう」と思える。

結果、行動できるようになるわけです。

私たちは「行動力がない」のではありません。

やろうと思っている行動が「あいまいすぎる」か、もしくは「時間を多く見積もりすぎる」だけだったりします。

ですから、対策すべきは「時間がとれない」ではなく 、今のあなたが「取れる時間の範囲で終わるように、取り組む行動のサイズを具体化する」ことが大事なのですね。

ですから、先のばしを防ぐためには、取り組みたいことを「ばかばかしいほどの難易度」にして、すぐに終わるような「短時間」に設定すればいいのです。

あなたが先のばししたくなるとき、

・所要時間

と、

・難易度

が明確になっているか、チェックしてみましょう。

具体的にならない場合は、手順をひとまず紙に書き出してみること。

それが、あなたの先のばし改善の突破口になるはずです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。

その後、セミナー準備でした。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-先のばしを減らす習慣

執筆者:

関連記事

先のばしを撃退するために。行動の難易度を下げる3つの方法

私たちは「これならちょろい」と思う行動は先のばししません。 でも「これはちょっと難しいかも」と思うと先のばししたくなりますよね。 その先のばしを撃退した体験を記事にまとめました。   先のば …

「やったほうがいいのはわかっているに、なぜか体が動かない」ときの3つの対処法

頭では「やったほうがいいこと」だとわかっているのに、どうしても体が動いてくれない。 このようなときは、どのように対処していけばいいのでしょうか。   なぜ「頭」で考えていても「体」に負けてし …

行動できない人は「どうしよう?」と考え、行動できる人は「どうすれば?」と考える

ネガティブなことを考えすぎて不安になると行動できなくなります。 短期的にはマイナスに見える状況も、「どうすればできるか?」と考えて乗りきっていきましょう。   「ずっと悩んでいて行動できない …

嫌なトラブル報告を先のばしせず、スムーズに実行する方法

トラブル報告やクレーム報告の先のばしを改善する方法を記事にしました。 (つい先日も、私は使いました)   先のばし改善に役立つ「テンプレート」 嫌なことを先のばしする。 あなたにもあるはずで …

先のばし王がセミナー準備を1週間前に完了できた5つのステップと3つの理由

先のばしに悩む人(私)は、締め切りギリギリまで終わらない状態です。 しかし、今回はセミナーを準備を1週間前に終わらせることができました。 そのプロセスを ・先のばし王がセミナー準備を1週間前に完了でき …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。