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「自分にはできない」と思う人でも行動できるようになる3つのステップ

投稿日:2023/03/05


自己肯定感が低いと「自分にはできない」と思うものです。

すると行動したくてもできなくなってしまうのですね。

その壁を乗り越えて行動していただくために、3つのステップを提案しています。




 

正しい方法を知るだけでは、人は変わらない

「正しい方法を知るだけでは、人は変わらない」

これは、私が人を支援する仕事をするようになって、気づいた事実です。

たとえば「算数ができないんですよね」という人がいるとします。

その方に基本をお伝えしようとして「1+1=2ですよ」とお伝えしたとしますよね。

相手は「なるほど、それならできそうですね」と納得してくれます(そのように見えます)。

しかし、実際にやってみると「すみません、やっぱり1+1=2ができませんでした……。」という返事が返ってきたりするんです。

「1+1=2」は正しいですよね。

それが正しいことを伝えれば、相手も納得する。

しかし、それが実行されないということがあるんです。

要は、

「どんなに正しいノウハウをお伝えしても、相手ができないことがある」

ということです。

あなたは、この言葉を聞いてどう感じるでしょうか?

もっとシンプルにしましょう。

相手が「早起きしたいんです」と悩んでいるとします。

私は「早起きするためには早寝がカギですよ」とお伝えします。

相手は「なるほど、早寝ですね」と納得してくれます。

でも、早寝は実行されないのです。

相手の方は、「早起きしたければ、早寝をすればいい」と頭では理解しているはずです。

それなのに、体は早寝をせず夜ふかしをしてしまったりするわけです。

なんとも興味深い話ではないでしょうか。

 


 

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大多数の人は、自分が抱える問題を解決する方法をすでに知っている

私は、人の習慣化や目標達成をサポートする仕事をして、よくわかったことがあります。

それは、

・「できない」と言っている人も、正解を知っている

ということです。

早起きができない人は「早起きのためには早寝がカギ」だと知っています。

ダイエットをしたい人は「食べ過ぎを抑えて、運動するのがダイエットのポイント」だと学んでいます。

片づけをしたい人は「使ったものは元の場所に戻せば、散らからない」とわかっているんです。

つまり、

・大多数の人は、自分が抱える問題を解決する方法をすでに知っている

のです。

問題は、

・行動にうつしていない

ということなんです。

この理由は、どこにあるのでしょうか。

答えを知っているのに、行動しない。

不足しているのは、知識ではないんです。

実は、不足しているのは「自信」なのです。

「自分ならできる」

そう思えなければ、どんなに知識があってもやろうと思えないわけです。

たとえば、早起きのために「早寝をすれば、早く起きられる」と知っている。

ただ、「そうは言っても、YouTubeを見始めると止まらないんだよな……。」と思っているんですね。

そう思ったら、人は正しい知識があっても、行動を起こさないのです。

 

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「自分にはできない」と思う人でも行動できるようになる3つのステップ

私も、「自分ならできそうだ」と思えることと、「(今の)自分にはできないだろうな」と思っていることが両方あります。

たとえば、フルマラソンを完走すること。

30歳の頃の私は「自分にはできないだろうな」と思っていました。

「長距離を走るトレーニングをすれば、フルマラソンは完走できる」という知識は、あったかもしれません。

ただ、長距離走は学校のマラソン大会だけ。

それに長距離走には、苦しい意味づけしかありませんでした。

「5キロでもあれだけ苦しいのに、42.195キロなんてあり得ない」と思っていたんです。

ただ、マイペースで走ると、マラソンも楽しいのです(決して楽ではありませんけれど)。

事実、後にフルマラソンを完走します。

フルマラソンを完走できる体力はあったのに、「自分にはできない」と思っていたのでフルマラソンを走ってみようと思えなかったわけですね。

このように「自分にはできない」という人には、正しい知識をお渡ししても行動につながりません。

それが、私が冒頭に書いた

「正しい方法を知るだけでは、人は変わらない」

ということなんですね。

ですから、

「どんなに正しいノウハウをお伝えしても、相手ができないことがある」

と考えているのです。

ただ、それでは私の仕事がなくなってしまいますね。(笑)

課題によって、3つのステップで考えていきます。

それは、

ステップ1:行動を徹底的に具体化する

ステップ2:ベビーステップにする

ステップ3:約束する

です。

 

ステップ1:行動を徹底的に具体化する

まず「いつ、どこで、何をする」ということをイメージしていただきます。

人が「自分にはできない」と思っているときは、イメージができていないからです。

カラーで映像化できれば「できるかも」と思えます。

 

ステップ2:ベビーステップにする

次に「できるかも」という行動まで小さくすれば、あとは着手です。

「5分だけやるとしたら、何ができますか?」とベビーステップを考えていただきます。

「自分にはできない」と思っている人にも、5分だけとりかかるなら何かができます。

そして、5分取りかかれば、何かが進むものです。

 

ステップ3:約束する

最後に「実行したら私に連絡をもらえますか?」と約束します。

「自分が行動することを待っていてくれる人がいる」

その事実が「自分にはできない」と思っている人を動かすのです。

 

このようにして「自分にはできない」と思っている人には、ステップを刻んだアプローチを提案してみましょう。

正論だけでは、人は動きません。

それができたら、AIがコーチングすれば十分ですよね。

それよりも、相手のつまづきを取り除き、少しでも前進するために具体化することをサポートしていくこと。

「なるほど、それくらいなら自分にもできそうだ!」という感情が、人を行動につなげてくれます。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝7時からの『習慣化オンラインサロン』先週のふり返りと今週のプランニングに参加。

8時から「がっちり集中タイム」のファシリ。

9時からブログ部の部会。

10時から12時までオンラインセミナーを受講。

午後はオフ。

夜に家族と中華を食べに行き、帰宅後は映画『プリティ・ウーマン』を観ました。

この頃のジュリア・ロバーツさん、すごくすてきですよね。(^^)


 


 

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