気づく習慣

人生という名の道路ではブレーキはきかない。自分のアクセルで速度を調整しよう。

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人生が思い通りに進まないときにも、必要以上にあせらずに、淡々とやるべきことをやれば前進することはできます。

その際のイメージは「立ち止まる」のではなく、オンとオフの速度を調整する感覚です。

 

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人生におとずれる「好調の波」と「不調の波」

時間軸を長い目でみると、何をやってもうまくいくような調子の良いときもあれば、いまいち乗り切れない不調のときもありますよね。

私自身もそうですし、サポートしているクライアントさんや習慣化のコミュニティーを見ていてもそれを感じます。

自分ひとりだけならまだしも、家族や周囲の人たちとの影響によって、自分のペースを変えなければいけないこともあります。

マイペースで生きる、というスタイルに憧れはあります。

でも、「誰でもかんたんにできる」というものでもないのも確かですよね。

 

「立ち止まって考える」は、人生という時間軸の中では難しいことである

人生を生き急いでいるような人に対して、「いったん立ち止まってよく考えましょう」といった表現を見かけることがあります。

もちろん、比喩的な表現だとは思います。

ただ、あえて私は書きたいのですが、車やバイクと違って、人生にはブレーキはないのですよね。

なぜなら、人生の時間は常に進んでいるからです。

よく言われるように「走りながら考える」ことをしなければならず、その進行をストップさせることはできません。

それなのに、本来は存在していないブレーキをかけようとすれば、時間だけがいたずらに過ぎていってしまうだけです。

一方で、必要以上にアクセルをふんでしまうと、今度は自分のキャパシティを超えてしまいます。

そのように考えると、ブレーキをふんでしまうことも、アクセルを踏み続けることも、どちらにしても良い状態とはいえないのではないでしょうか。

 

自分の巡航速度をキープしながらアクセルを調整しよう

では、自分のペースを守るためには、どのようなイメージを持てば良いのでしょうか?

まず、好調なときは、スピード違反にならない程度にアクセルを踏んで良いですよね。

ここでアクセルを踏みすぎるとたいへんですので注意が必要です。

一時期、私は自分のやりたいことを最優先にしすぎて、家族に(というか妻から・笑)スピード違反を指摘されました。(笑)

そこでけっこうたいへんな想いをしたので、、、「どれくらいスピードを出したら、違反になるのか」という制限を把握しました(ある意味では過去の反省は良い学びとなりました)。

実際に体験しないとわからない不器用ものなのが困りものですけれども・・・。(^_^;)

さて、一方で不調なときはどうすれば良いのかといえば、急ブレーキをふむのではNGなのですね。

おすすめのイメージとしては、アクセルをゆるめて、速度を落とすようにする感覚です。

ブレーキをふんでしまうと、スピードはゼロになってしまいます。

すると、次の動き出しに大きな負荷がかかります。

ですから、ブレーキは使わずに、あくまでアクセルで速度を調整すれば良いのです。

また、ブレーキを踏まなければ、ハンドルは自分が握っていますから、コントロール権は自分にあります。

私は、このイメージをマイコーチから聞いて、じつに納得したものです。

具体的には、「1日に最低限これだけやればOK」という基準を持っておくことです。

私の例でいえば、

・人生の目標とミッション・ステートメントを読む
・日記やブログを書く
・読書をする

といった最低限の習慣に手をつけることができれば、自分にOKを出すことができます。

それが、自分の巡航速度ということですね。

その習慣以外に、運動ができればプラスですし、コーチングセッションができればなお良し、ということなので、自己肯定感が高まるのです。

そのようにして、アクセルのオンとオフを調整するのです。

繰り返しになりますが、「人生という道路」では、停止することができません。

ですから、つらいときや苦しいときは、無理に立ち止まらなくてOKです。

自分の巡航速度にしたがって、ゆっくり進むことも自分に許しましょう。

 

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■編集後記

昨日は、日中に妻と一緒に6kmラン。

娘は自転車でついてきました。

来週のフルマラソンまで、もう少し距離を伸ばしたいところです。

それにしても、天気が良くてあたたかい日に、家族と一緒に自然の中を走るというのは、間違いなく「小確幸(しょうかっこう=小さいけれども確かな幸せ」ですね。(^_^)

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