仮説の習慣

まじめな「だけ」では限界がくる。まじめに「遊び」を取り入れる。

投稿日:2019/10/02





突然ですが、あなたは「まじめ」でしょうか?

まじめなことは、いいこと。

ずっとそう信じてきましたが、まじめな「だけ」よりもまじめに「遊ぶ」ことも必要だと思うようになってきました。

 

まじめな「だけ」でうまくかどうか

まじめな「だけ」ではうまくいかないのではないか?

これは最近私がよく考えていることです。

もちろん、まじめにこつこつやること自体は、悪いことではありません。

日本人としては美徳ですし、評価されるでしょう。

あなたが学生時代に周りにいた優秀な人は、まずこういったタイプではなかったでしょうか。

もしくはあなたが優秀な人かもしれませんね。

残念ながら、私は違いましたが・・・(笑)。

では、なぜまじめな「だけ」ではうまくいかないのではないか、と思うのか。

3つほど考えてみました。

まず、私の周りにいるまじめな「だけ」のタイプの人は、なんといっても「過去の成功体験」を手放せないように思います。

今までの完璧主義では太刀打ちできなくなっているのに、そのイメージを手放せないタイプとも言えます。

ですから、今までのやり方を変えることをよしとしません。

次に、「正攻法でやっているうちにきっとうまくいくはず」というスタンスです。

このタイプは、たとえうまくいっていないことがあっても、工夫することをしないのです。

ですから、同じところをぐるぐるとまわってしまうわけです。

最後に、まじめ「だけ」の人は、保守的なタイプが多く、新しい挑戦をしない傾向にあります。

ですから、自分ができる範囲の仕事しかやらないということにもなってしまいます。

すると、新しい価値を生み出すことが少ないのです。

たとえば、会社で上司から言われたこと「だけ」をこつこつとまじめにやっている「だけ」では、会社に新しい価値をもたらすことはないでしょう。

このような面で、まじめな「だけ」ではうまくいかないのではないかと考えているのです。

 


 

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多様な思考や価値観にふれる

では、まじめな「だけ」を抜け出すためにはどうすればいいのでしょうか。

私のおすすめは、

・もっと多くの人に出会い、多様な思考や価値観にふれる

ということです。

まじめな「だけ」の人は、良くも悪くも今までの自分の価値観を大事にしています。

ですから、そこから抜け出すことをしません。

そもそも、そういった発想さえないように思います。

先にもお伝えしたように、私自身がそうだったのでよくわかるのですね。(^_^;)

しかし、まじめな「だけ」で通用するのは、20代や30代くらいまで。

年齢を重ねるにつれて、まじめな「だけ」ではつらくなっていくように思います。

一方で、多様な価値観にふれている人は魅力的です。

社内や社外の多くの人たちとふれあうことで、人間力を磨いているからです。

そのような広い世界に出ているからこそ自分の軸を持っていますし、言語化しています。

私は、こういった外部人脈のつながりこそ、周りから一歩抜け出すために必要なものだと考えています。

実際、外の世界に踏み出してみると、新鮮な驚きがあるものです。

私自身、ひとり社長としてそれまでの業界の概念を変える生き方をしている人や、会社員以外に自分のビジネスをやっている人、異業種交流会のイベントを定期開催している人など、さまざまな人に出会い、影響を受けました。

そうして、これまでの自分の世界の常識の枠が大きく広がるのです。

すると、「こんな生き方・働き方があるんだ」というヒントになり、やがて「自分にもできることがないか、考えてみよう」ということになるわけです。

結局のところ、同じ地域で生まれ、同じような学校に通い、同じような会社に努めていると、そこで制限がかかります。

すると、どうしてもそのまじめ「だけ」の小さな世界でしか、発想できなくなってしまうのです。

 


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まじめ「だけ」よりまじめに「遊ぶ」

人生の重要な要素に、

・どんな人とつき合うか?

というテーマがあります。

なぜなら、人が成長するときの多くは「人」が存在しています。

人がピンチをもってきますが、チャンスを持ってきてくれるのも「人」なんですよね。

何ごとも、ひとりで学ぶことには限界があります。

自分ひとりのイメージというのは、限界があるわけです。

どのような人であっても、憧れの人やメンターのような存在によって理想をイメージしたり、成功する雰囲気を感じとるわけです。

ですから、いかにすばらしい人と出会うか。

それによって人生が変わることさえあるのです。

それだけに、「朱に交われば赤くなる」という通り、できるだけポジティブ・オーラを発している人たちとつき合うようにしたいものですね。

そういったコミュニティーに所属するのもいいと思います。

仮に、誰かがネガティブな意見があっても、うまくとめるような雰囲気があるコミュニティーがおすすめです。

「ネガティブ・オーラの終点となり、ポジティブ・オーラの起点になる」意識のある人たちがいいですね。

実際、私が目にしてきたうまくいっている人たちは、周りに向上心にあふれた仲間たちに囲まれています。

それらのオーラが刺激し合い、上昇スパライラルを描いているような感じです。

そのような人たちと関係性を深めたり、会社の外のポジティブ・オーラの人たちと積極的につき合うようにしてみましょう。

そのためには、まじめな「だけ」ではなく、あなたの魅力的な価値やキャラクターを表現していくことが大事です。

仕事だけをやっている人よりも、趣味も充実させているようなライフスタイルを目指しているからです。

ですから、まじめな「だけ」ではなく、まじめに「遊び」の価値をつけていくように考えていくことが大事なのではないかと思います。

そのような人間関係が、あなたの今後の人生に大きな影響を与えることになるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、大量に積み上がった会社の仕事を粛々と。

ただ、今年度に入って最高の売上と粗利を達成したので、達成感を味わえました。


 

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