気づきの習慣

「計画する自分」と「実行する自分」のミスマッチを防ぐ方法

投稿日:


・計画する自分
・実行する自分
のミスマッチを防いでいきましょう。




 

「今この瞬間」を重視しすぎるデメリット

未来にとって大事な活動に集中しなければいけないと知っている。
それなのに、SNSやLINEの返信が気になってしまう。

階段を使ったほうがちょっとした運動になるとわかっている。
それなのに、エスカレーターに乗ってしまう。

ブログやSNSでアウトプットしたほうがいいと思っている。
それなのに、「情報収集」と称してWEB記事を眺めてしまう。

もしかすると、あなたにも、似たような経験があるかもしれませんね。

私もそうです。

「ブログのストック記事をつくりたいなー」
そう思っていて、ずっとできていませんでした。

これらの例に共通していることがあります。

それは、私たちが、
・未来の大きなメリットよりも、「今すぐ」得られる誘惑を優先してしまう
ということです。

頭では「こうしたほうがいい」とわかっている。
それなのに、感情が衝動や誘惑に負けてしまうということですね。

シンプルに言えば「現在バイアス」と呼ばれます。
実際のメリット以上に「今この瞬間」を重視してしまう錯覚なんです。

本当は、人生で大切なことって、たいていの場合「今すぐ」の刺激や「その場」の楽しさでは得られないものだったりします。

なぜなら、大切なことの見極めや計画することなしに、常に目の前のことだけを考えていると、短期視点になり、視野が狭くなるからです。

これは、長距離のマラソンレースに、短距離走のスピードで挑むようなもの。
勝つのは困難ですよね。

これを防ぐには、どうすればいいのでしょうか。

 


 

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計画する自分と実行する自分のミスマッチ

ブログのストック記事を書いて、貯金の記事をつくりたい。
でも、環境をととのえてスタバに行き、いざその場になってもストックの記事を書くことができませんでした。

理由は、
・計画する自分
・実行する自分
にミスマッチが起きていたからです。

私たちは、
・計画する自分
は、論理的なんです。

行動なら「いつ、どこで」を決める。
「20時から、スタバで、ブログのストック記事を書こう」と。
行動科学としても正しいです。

そこまで決めれば「きっと未来の自分ならできるはず」だと。
そう思ってしまう生き物なんです。

でも、
・実行する自分
は、感情的なんですよね。

たとえば、「いつ、どこで」を決めていても、その場の感情が「面倒くさい」と思えば、その行動は先のばしされます。

つまり、
・計画する自分=計画的(ロジカル)
・実行する自分=感情的(フィーリング)
なんです。

わかりやすいのは、早起きです。

「明日は、絶対に5時30分に起きる!!!」

決意してアラームをセットします。

「明日、早起きしたら、ランニングをして読書をしよう」と。
これですばらしい朝時間をすごせるはずです。

寝る前の自分は、
・計画する自分=計画的(ロジカル)
なので。

ただし、翌朝の自分は違います。

5時30分に正確にアラームが鳴る。
目を覚ましてアラームを止める。

そのときに思うわけです。

「ちょっと眠いな……。こんな寝不足の状態で早い時間から活動したら、日中のパフォーマンスに支障をきたすんじゃないか。」と。

寝る前の自分とは、「まるで別人」なんですよね。(笑)

これは、
・計画する自分=計画的(ロジカル)
・実行する自分=感情的(フィーリング)
のズレが生じているんです。

このズレをなくすには、どうすればいいのでしょうか。

 

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「できない自分」でも、できる工夫を考える

自分がうまくいかないときは、うまくいっている人を観察することがおすすめです。

私が「あの人はすごい実績を出しているな」とか、「すごい成果を出しているな」という人を観察していると、よく感じることがあります。

それは、
・いわゆる「すごい人」も、普通の感覚や能力を持っている人
だということです(ほとんどの場合)。

たとえば、私に比べて10倍タッチタイピングが速いわけではありません。
私より15時間早起きしているわけでもない。
決断が100倍速いわけでもないんです。

失敗したら、普通に恥ずかしがっています。
人見知りの人も多いです。
先のばししている人もいたりします。

でも、結果が違うんですよね。
私と彼らで何がもっとも違うんでしょうか。

それは、活躍している人は、
・「できない自分」を知っている
のです。

だからといって、自己否定しているわけでは無いんです。

すべてを完璧には「できない自分」がいる。
それは事実。
要は、「できない自分」からスタートしているんです。

ですから、
・「できない自分」でも、できる工夫を考える
わけですね。

工夫は、
・ツール
・ほかの人の協力
・環境
だったりと、様々です。

何が当たるか、最初はわかりません。
だから、何度かトライするわけです。

先日、私も、オンライン集中ルームに参加しました。
お金を投資して、時間を確保して、集中力を買ったんです。

そこで集中すること30分ほど。
ブログのストック記事を1つ書き上げることができたんですね。

このようにして、
・「できない自分」でも、できる工夫を考える
ことをやめないようにしましょう。

たとえば、中学生でもできるとしたら、どう工夫するか。
自分の子どもに同じことを実行させるとしたら、どんなアイデアを渡すか。

そんな視点から考えてみるのもおすすめです。

ぜひ、「できない自分」でも、できる工夫を考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

7時からガッチリ集中TIME。

夜は「良習慣塾」。
ショートセミナーと称した長いセミナー(笑)と、グループコンサルティングを実施。
メンバーのみなさんの課題を前進させることができました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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