気づく習慣

人生のギフトは、失敗からつくり上げる新しい自分

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「人生のギフトは、失敗からつくりあげる新しい自分」という考えにたどり着きました。
その考えに至るプロセスを記事にしてみました。




 

なぜ「失敗は成功のもと」と言われるのか?

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」

「成功するまで続ければ、それは失敗ではない」

こうした「失敗と成功」に関する名言は多いものですよね。

もちろん、主張をしているのはエジソンさんや松下幸之助さんなどのいわゆる「成功した人」たちです。
(私がまったく同じことを言っても、説得力が無いですからね・笑)。

成功している人たちが、失敗をすすめる。

何となくわかるような気がします。
頭の中では。

ただ、自分からあえて失敗するというのも勇気が必要ですよね。
基本的には、私たちは正しいと思う選択肢を選びたくて生きているはずなので。

そうした人間の本能に逆らうべく、古今東西の偉人たちが口を揃えて失敗することをおすすめしているわけです。
いや、むしろ失敗を恐れる私たちだからこそ、彼らは「失敗しなさい」と言っているのかもしれませんね。

それは、いったいなぜなのでしょうか。

 


 

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失敗しないと経験値が増えない

成功者たちが失敗を進める理由。

私なりに考えてみました。
出てきた答えは、「失敗しないと、経験値が増えないから」です。

どうしてその答えになったのか。
そこに至るプロセスを書いてみますね。

少し、深掘りして考えてみたんです。
まず、彼らは成功している。

それを前提とした問いを、
Q1:その成功はどこからやってくるのか?
と考えてみました。

私の答えは「知識が豊富だから」ということかなと思いました。

成功している人たちは、すべからく本を読んでいます。
そうじゃない方もいらっしゃるとは思いますけれど、圧倒的多数が読書家です。

本だけでなく、人からも学びます。
成功している人たちは人間関係が豊かですよね。
「やあやあ」と、パーティーで歓談してるイメージがあります(笑)。

とにかく、学ぶことをやめていないのです。

ここまでくると、次の疑問が出てくるんです。

それは、
Q2:なぜ、成功する人は学ぶのか?
ということです。

私の答えは、「行動するため」です。

成功している人たちが学びをやめないのは、行動する前に
・他者の成功事例を調べる
・アイデアを考える
・仮説を立てる
といったことがあるからではないでしょうか。

新しいビジネスの立ち上げとか、人間関係の悩みとか、自分と他者の課題解決など。
それらを前進させるために、彼らは学ぶのではないでしょうか。

ここで、重要なのは、彼らも知らないことや新しいことがあるということです。
知っていることなら、学ばなくていいわけですから。

だとすると、次の問いとして、
Q3:なぜ、成功する人は行動するのか?
が出てきました。

私の答えは「経験値を増やすため」です。

つまり、成功している人たちは、
(1)学ぶから成功する
(2)行動するために学ぶ
(3)体験するために行動する(→それが経験値に変わる)
という流れなのではないでしょうか。

こうして、「失敗しないと、経験値が増えないから」という答えにたどり着きました。
もちろん、私の仮説です。

ただ、ノートに自問自答を書きながらこの流れを発見したとき、心が震えてしまいました。

 

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小さなサイズから失敗してみよう

成功者たちが失敗をすすめる理由として、私の仮説は「失敗しないと、新しい体験はできないから」です。

そうですよね。
できることだけやっていたら、基本的には失敗しないわけですから。

そう考えると、私にもそんな体験や経験がいくつもあります。

たとえば、早起き。

過去は失敗の連続でした。
今でも、100パーセント成功するわけではありません(だからおもしろいのですが)。

ただ、失敗すると、学びます。
次は成功できるように。

学ぶと「これを試してみよう」と実験をする。
すると、成功しても失敗しても、結果が出ますよね。
これが体験です。

それを継続的に成功できるようになると、経験に変わります。
すると、スキルとして、うまくいくようになるわけです。

この結果こそ、学びと行動から得た「経験」ということなんですね。

成功している人たちの経験値が高いのは、つまりは「失敗しているから」なんです。
ですから、うまくいくようになるために「失敗しなさい」と言っている。
そういうことなんじゃないかと。

ですから、私たちももっと失敗していいんですね。
ただ、大きなサイズの失敗だと怖いので、学習できるくらいの小さなサイズの失敗から始めてみるくらいがいいかと思います。

その失敗した体験が、経験に変わるとき。
私たちは「新しい自分」に出会えます。
これこそが、私たちが自分の人生から得られるギフトです。

そのために、失敗があると考えると、「失敗するかもしれないけど、やってみようかな」と思うことはないでしょうか。

今、あなたが思いついたことでOKです。
ぜひ、5分だけ行動してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜にトライアスロンのスイムスクールへ。

スイムの前に、東京・中野を街ラン。
北口の飲み屋街を走ったら、飲みに行きたくなって大変でした。
中野の北口が、街ランに合うはずないですね(笑)。

スイムのメイン練習は25分の連続泳。
休むことなく、泳ぎ続けることができました。
1年前、同じ練習で苦しくて、何度か足をついた記憶があるんですよね。
少し、成長を感じました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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