思考の習慣

あなたの可能性を広げる「かも」の法則。ポジティブに「かも」を活用していこう。

投稿日:


「かも」という言葉は、「自分には難しいかも」と言えば可能性をせばめる言葉になります。

一方で、「自分にもできるかも」と言えば、大きく可能性を広げてくれる言葉に変わります。

 

スポンサーリンク


 

あなたの禁句はどのような言葉か

あなたには、「禁句」にしている言葉がありますか?

私は、

・忙しいと言わない

・いつかと言わない

・うざいと言わない

・(ほかの人のことを)バカと言わない

・愚痴や陰口を言わない

などといった言葉を言わないようにしています。

その人がどのような言葉を禁句にしているのか、ということを知るのは、相手のことを理解することにつながります。

パートナーやご家族に聞いてみるのはおすすめです。

さて、先月開校した「習慣化の学校」2019年コースにも「禁句」があります。

それは

・難しいと言わない

・わからないと言わない

・できないと言わない

・変わってないと言わない

といった言葉を使わないようにしよう、という方針があるのです。

単なる言葉かもしれませんが、これはとても大事だと考えています。

 

「難しい」と言ってしまう弊害について

たとえば、セミナーで、いい学びを仕入れたとします。

ただ、実践に適用するのは簡単ではないケースがあります。

原理原則はあくまでも原理原則。

変数が多いリアルなシチュエーションでは、そのまま活用できないことも多いでしょう。

コーチングを活用したコミュニケーションを学んだからといって、すぐに現場で効果を感じるかといえば、そうではないケースの方が多いと思います。

せセミナーは「1対多」なので、どうしても汎用的なメッセージになることも要因かもしれません。

ですから、コーチングのセミナーを聞いて、「スタッフの話を傾聴しましょう」と習っても、「そうは言っても、うちの部下たちは何も話さないから・・・難しいんだよな」と思わず口に出てしまうわけですね。

しかし、それを言ってしまうと、現状から何も変わりません。

もし、マンツーマンのときにスタッフが話しをしないならどうするのかを考えればいいのですよね。

たとえば、1対1ではなく、少人数のグループにしてみる。

または、上司としては気恥ずかしいかもしれませんが、上司から自己開示をしてみる。

テンプレートを事前につくって記入してもらい、それをもとに対話をしてみる。

そのようにして、学んだことをそのまま使えないかもしれませんが、「難しい」と言わなければいいのです。

そうして、「どうすれば、今の職場に取り入れられるかな?」と考えてみる。

そういった打ち手を変えていくことが、学びを活かすのだと思うのです。

 

「かも」を使って自分の可能性を広げよう

では、どうすれば打ち手を考えていくことができるようになるのでしょうか?

私のおすすめは、

・「かも」

という言葉を使うことです(鳥の鴨じゃないですよ・・・あっ、失礼いたしました・笑)。

一見して、「難しい」「わからない」と思えるような学びがあったときに、「かも」をつけて考えてみるのです。

・みんなにはハードルが高いけど、Aくんにならできる「かも」

・勇気を出して自己開示をしてみたら意外とのってきてくれる「かも」

・時間をかけてあきらめずにコミュニケーションをとっていけば、スタッフも話してくれるようになる「かも」

といったように。

脳科学者でメンタルトレーナーの西田文雄さんが、「かもの法則」という本を書かれています。

 

「かも」という言葉は、意外とネガティブな意味合いで使われることが多いのですよね。

・私には無理かも

・失敗してしまうかも

・自分にはできないかも

といった感じです。

しかし、ネガティブな方向に使うのではなく、ポジティブな意味合いで「かも」を使っていくのです。

・私にもできるかも

・もしかしたら現実になるかも

・継続していけば夢が叶うかも

というように。

私自身「かも」を言い続けてきて、たとえば、お小遣い制の会社員でもトライアスロンを完走できるようになりました。

・かなづちだけど、トレーニングを続ければ泳げるようになる「かも」

・ママチャリしかなくてお小遣い制だけど、熱意を訴え続ければ妻が折れてくれる「かも」

・鈍足のアマチュアランナーだけど、制限時間が長い大会を探せば完走できる「かも」

という感じで、始める前は可能性がほとんどないように見えたことが、「かも」を活用することで、可能性が広がったのです。

そう、この「かも」という言葉は、未来の可能性を広げてくれる言葉なのです。

宝くじを買うときに、たいていの人が「当たるかも」と思っているからこそ、買うわけですよね。

そのようにして、「かも」をポジティブな方向に活用することで、自分の可能性を広げていっていただきたい、と思っています。

ぜひ、あなたの目標にも「かも」を取り入れて、自分の可能性を広げていきましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、我が家に新しいPCがやってきました。

・・・といっても中古なのですが(笑)。

自宅では古いMacBook Proを使用していましたが、さすがに重たくなってきたことと、妻がWindowsのPCでやりたいことがあり、テスト的に購入してみました。

セットアップは会社の同僚のエンジニアにお願いしてやってもらいました。(^_^;)

持つべきものは、頼れる友人ですね。

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

「人生で重要なものは不快から始まる」という真実

人生で価値があることは、簡単には身につきません。 だからこそ、追いかける価値があると考えています。 その理由を、記事にしてみました。   真実:人生で重要なものは不快から始まる 最初に結論で …

失敗なんてこわくない!失敗を学びに変える4つのステップ

あなたは、「すすんで失敗しよう!」と思える人ですか?     失敗を恐れない人は魅力的 「失敗なんてしたくない!」 誰もがそう思いますよね? 私だって失敗したくありません(笑)。 …

先のばしに苦しんでいるのに、その裏側に「楽しさ」を感じているという矛盾に対処する方法

いつも先のばしをしてしまうことに悩んでいる人はいませんか? 私の先のばしの研究でわかったことは、先のばししてしまう裏側には実は心理的なメリットがあるということです。   「後でよくない結果に …

世間の批判が気になりすぎるときは「未完成な自分を育てている」と考えてみる。

あなたは、自分に批判がやってきたときはどう対処していますか? ポイントは、 ・気にせずに対処する ・自分は未完成でいいととらえる という2点だと思っています。   スポンサーリンク &nbs …

白黒思考は思考停止のはじまり。思考に余白をつくり、考え方に柔軟性を持たせよう。

「AかBか、どちらかにしなければならない」 このような白黒思考は、思考や行動の柔軟性を奪う考え方だと思っています。   スポンサーリンク   白黒思考は思考停止のはじまり ・プロ野 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。