思考の習慣

頭や心のモヤモヤには「発散と収束」の2ステップでアプローチしてみよう

投稿日:2023/04/18


頭や心が整理できていないときは

・ステップ1:現状をたくさんの言葉にする

・ステップ2:全体を少数の言葉にまとめる

というアプローチがおすすめです。




 

頭や心のモヤモヤにも「発散と収束」が役立つ

課題や問題が頭の中をぐるぐるとしているとき。

だから、心の中がモヤッとするとき。

あなたにも、あるでしょうか。

先日の私も、そんな状況にありました。

そんなときに取り組みたいのは、頭と心の整理ですよね。

おすすめの方法があります。

それは、2つのステップで、

・ステップ1:現状をたくさんの言葉にする

・ステップ2:全体を少数の言葉にまとめる

です。

まず、ステップ1。

思いつくままに言葉にしていきましょう。

この段階では、思考は分散していてOKです。

話すなら、バーッと話してみる。

書くなら、箇条書きでOKです。

「発散」のフェーズですね。

それが終わったら、ステップ2。

次は「収束」です。

話すにせよ、書くにせよ、発散のあとに短くまとめましょう。

おすすめは、

「ひと言で言うと?」

と自分に問いかけてみることです。

すると、脳は自動的に短くまとめようとするんです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





質問をまとめるプロセスで現状が明確になる

この2つのステップ。

つまり「発散と収束」は、アイデア発想などで活用されますが、現状をまとめることにも活用できるんです。

先日、私もこの方法を活用しました。

それは、井ノ上陽一さんのオンラインサロン『ひとりしごと研究会』に質問をしたときです。

最近の私が抱えている、インプットとアウトプットの課題について、「ご質問OK」の投稿フォームに送ったんですね。

まず、質問するために、私の課題を整理する。

そして、質問をひと言にまとめる。

これによって「あー、自分はここに課題を感じてるんだな」ということが、はっきりしたわけです。

それまではモヤッとしていたので。

私たちが悩んでいるときは、頭や心の中で色んなことがぐるぐるしたているものです。

それを話したり、書き出してみる。

それによって、自分の課題に気づく。

これって、よくあるんですよね。

実際、今回の私も、その効果を感じたわけです。

私自身がおこなうコーチングセッションでも、同じようなことがあります。

それは、クライアントさんが混乱しているとき。

セッションテーマを伺ったあと、

「では、現状を簡単に教えてもらってもいいですか?」

と尋ねると、バーッとたくさん話してくれるときがあります。

ただ、混乱している状況のときは、たいていまとまっていません。(笑)

ですから、話し終わったあとに、私から

「なるほど、そういう状況なんですね。では、○○さんがいま話してくれた状況をひと言で表すと、どんな状況なんでしょうね?」

と質問するんです。

すると、クライアントの方が「あぁ、、、そう言われるとそもそも自分が『被害者意識』に陥っているのかもしれませんね……。」みたいな回答が返ってきます。

すると「そうか、まずはそういう自分を認めないとだめですね。」というような形で、クライアントの方が自分で答えに気づいたりするわけです。

ここで「発散と収束」が起きているんですね。

 

■スポンサーリンク




課題がはっきりすればアプローチを考えられる

このようにして、自分を取り巻く状況を自分の言葉で話す。

話したことの全体を、ひと言に集約してみる。

すると、課題を捉えやすくなるんですね。

客観的に語ったからこそ、まとめられるんです。

人は自分が話していることを、自分の耳でも聞いています。

ですから、ほかの人に話すことによって、自分の考えを整理していたりするわけです(コーチング用語では「オートクライン」と言います)。

自動的に、自問自答しているわけです。

質問をまとめていた、先日の私にも起きたのが、この効果です。

話すだけではなく、書くことも同じです。

文字にしてみると、客観的に自分の状況を見ることができます。

すると、課題が明確になります。

課題が明確になれば、アプローチすることもできますよね。

もやもやしているときは、そもそも課題がはっきりしていないときが多いものなので。

ですから、あなたが悩んだときや頭の中がもやもやしているときは、「話す」または「書く」で、

・ステップ1:現状をたくさんの言葉にする

・ステップ2:全体を少数の言葉にまとめる

という2つのステップを踏んでみましょう。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、「ビジネスブックBAR」の準備でした。

ビジネスブックBAR「本と対話で自分を磨く読書会」(第17回) | 良習慣研究所

今回の課題本は、

『SIGNAL 10億分の1の自分の才能を見つけ出す方法』

です。

何度読んでも良い本だな、と。

おすすめです。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-思考の習慣

執筆者:

関連記事

悩み解決に本当に役立つ3つの思考整理法

「将来について、悩んでるんだよね……」 息子のそんな悩みに対する家族会議で、家族の思考を整理し、結論を出すことができました。   思考整理に役に立つスキルとは? 先日、家族会議で役立ったスキ …

WRAPプロセスを活用して「自分だけは大丈夫」というトラップから抜け出す方法

災害のようなトラブルが広がっているときに「自分だけは大丈夫」という人を見かけます。 そう思うのは悪いことではないと思いますが、根拠はありませんよね。(^_^;) そのトラップから抜け出すための具体的な …

「嫌われたくない」と思いすぎてしまう人へ。妥協が増えて優柔不断になっていませんか?

「嫌われたくない」という感情は、私たち誰もが持っている自然な感情です。 ただ、それを重視しすぎてしまうと、何も選べなくなってしまいます。 「自分で選ぶ」という選択を意識的にトレーニングしてきましょう。 …

相手に動いて欲しいのにうまくいかないときの対処法

「ほかの人に動いて欲しい」と思ったときはどうすればいいのでしょうか。 私なりの対処法(成功例)を記事にしました。   「ほかの人に思い通り動いて欲しい」ときはどうするか? 「ほかの人に思い通 …

最高の自分になるプロセスで「幸せの4因子」を増やそう

良習慣形成で私が(周りの方々にも)大切にしているのは「なり得る最高の自分」になるため。 なぜなら、良習慣形成のプロセスで幸福も高まると考えているからです。 その理由を記事に書きました。   …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。