思考の習慣

「言葉を武器にしたい」と感じたら取り組みたい習慣

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「言葉を武器にしたい」と感じたとき、私たちに何ができるのでしょうか。
私なりの考え方を記事にしてみました。




 

「言葉を増やしたい」と思うけれど

「語彙力を高めたい」
「扱う言葉の量を増やしたい」
「ボキャブラリーを豊富にしたい」

日々、ブログを書いていると事前にそう思うようになりました。

なぜなら、思考や感情を文字で表現したいと感じたときに、適切な言葉が出てこないからです。
この現象。
何とももどかしいんです。

ブログを書いていなければ、遭遇しなくてもいいことかもしれません。

ただ、このもどかしさに立ち向かわなければ、私のブログは「早起きヤバいよ!絶対やったほうがいいよ!まじヤバいから!」という記事になるはずです。
そうなったら、、、ヤバいですよね。(笑)

語彙力があれば、早起きの必要性について「ヤバい」ではなく、
・重要
・不可欠
・必須
などと言い換えられます。

わりと微妙なニュアンスを言葉にすることもあり、そんなとき「語彙力がもっとあれば」と感じます。
表現の幅も広がりますし。
何より「伝わる力」が変わります。

ですから、「言葉を増やしたい」と思うわけです。

 


 

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「内側の思考」と「外側の言葉」

では、言葉を増やすためには、どうすればいいのでしょうか。

「やっぱり、まずはインプットだよな」と考えた私。
そこで、話し方の本や伝え方の本を読んでみました。

結果は、どうだったか。
悪くはありませんでした。

でも「語彙力が劇的に増えたか?」と問われたらどうか。
残念ながら「ノー」でした。

そんな折、ふと「10年前に書いた自分のブログはどうだったのかな?」と。
検索して、過去記事を読んでみたんですね。
感想としては「あきらかに稚拙……。」でした。

比較すると、少なくとも10年前よりは、伝える言葉は増えている実感はあります(さすがに)。
周りの友人たちからも「あのブログ記事、参考にしてますよ」と言われる機会が増えました。

セミナーでお伝えしている内容についても同じ。
受講生の方からの感想を読んだときに「たしかに届いたな」という手応えがある。
そんな回数も増えているんです。

そう考えると、私たちが使っている言葉は、外側のボキャブラリーの数だけをいたずらに増やしても、それほど影響がないのかもしれません。

となると、磨くべきは何なのか。
それはきっと「自分の思考」なのではないでしょうか。

言葉は、便利なコミュニケーションツールです。
無くてはならない重要な伝達手段ですから。

ただ、ここで考えたいポイントは、私たちが
・内側にある思考を、言葉で外側に表現している
というプロセスです。

そう考えると、私がいくらボキャブラリーを増やしても、考えていることが薄っぺらいものだったら、発する言葉も薄っぺらくなるわけですよね。

むしろ、言葉は拙くとも、感情があれば想いは相手に伝わります。
子どもの作文に親が涙するみたいに。

 

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「言葉」より知りたいのは「意見」

私たちは、相手の「言葉」を聞きたいわけではありませんよね。
聞きたいのは、相手の「意見」ですから。

たしかに、言葉は重要。
でも、言葉は「思考を切り取る道具」とも言えると思うのです。

ですから、重要なのは、私たち(言葉を発する人)の
・思考
・主張
・意見
なのではないでしょうか。

深めたほうがいいのは、必ずしも言葉の数ではなくて。
むしろ、自分が考えていることを深めていく。
そのほうが、言葉の質が上がるわけです。

私が、10年前の自分のブログを読んだとき「あきらかに稚拙……。」と感じたのはそのこと。
要は、ボキャブラリーではなく、自分の思考の浅さに「あきらかに稚拙……。」と思ったんです。

では、どうすれば思考を磨けるのでしょうか。

自分が考えていることを、言葉にして見えるようにすることです。
最近トレンドの「言語化」ですね。

私のおすすめはブログ。
ただ、ブログは誰にでもおすすめできるわけではないので、そのときは自分が考えていることを紙に書き出してみましょう。

そうして「そうか、自分はこんなことを考えてるんだな」と気づくこと。
すべてはそこからです。
頭の中にあるだけでは、思考や感情は見えませんので。

遠回りに見えるかもしれません。
でも、ここは近道せず。
まずは、最善主義でOKですから。
完璧に考えて何もやらないより、5分でもやったほうがいいです。

書き続けたとしても「思考が磨かれてきたな」と実感できるのは、思考を書き出す習慣が定着してから、だいぶ後のことになるはずなので。

1日10分から、自分が考えていることを書き出しましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、ランチタイムにコーチングセッションを受けました。
自分の中での優先順位の並び替えをテーマに。

夜は「良習慣塾」メンバーとの集中タイム。
1ポモ目(前半25分)でブログのストック記事を執筆。
2ポモ目(後半25分)で本の原稿を執筆。
順調に進められました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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