コミュニケーションの習慣 思考の習慣

あなたの意識が向いている方向はどこですか?「ない」ととらえるか「ある」ととらえるか。

投稿日:2019/02/01


同じ事実があっても、ある人にとっての現実と、別の人にとっての現実は異なるものです。

その差は、意識をどこに向けているのかによって変わるものだと考えています。

 

スポンサーリンク


 

映画「カメラを止めるな」に見る「意識」の方向性

先日、ようやく映画「カメラを止めるな」を観ました。
(私が観たのはアマゾンプライムビデオです)

 

予算300万円という低予算でつくられた映画が、最終的に30億円を超えるまで興収がのびたということで、本当に話題になりましたね。

業界でも話題になっていたので楽しみにしていたのですが、実際、本当に楽しめました。

ネタばれになるので詳細は書けませんが、「もう一度観たい」と思った映画は久しぶりのような気がします。

まあ、本当に翌日に2度目を観ました(笑)。

「自分の精一杯のアウトプットを世に出す」という経験をした経験がある人には、ぜひご覧いただきたいと思います。

このような限られた予算の中、アイデアや演出の工夫で作品をつくりあげるというのは、1999年にヒットした「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を思い出せてくれますね。

若手の映画制作者は、そもそもの制作費がほとんどないのが普通です。

ですから、派手な物語を撮影するのは難しく、どれだけ頭に汗をかき、知恵をしぼるのかが重要なのですね。

このように、制限の中で自分の力を最大限に発揮させていくこと。

これは、私たちにも適用できる考え方ではないでしょうか。

要は、

・意識をどこに向けるのかによって、アウトプットが変わってくる

ということです。

 

自分の「意識」をどこに向けているのかによって成果が変わる

何かが起きたとき、人によって意識を向ける先が変わります。

たとえば、時間軸で見ると、

・「今までどうやってのりきってきたか」という「過去」に意識を向ける人

・「いま何をすればいいのか」という「現在」に意識を向ける人

・「これからどうしていくか」という「未来」に意識を向ける人

ということになるでしょう。

目の前のことばかりに意識を向けていると、目の前のことばかりに対応するためにエネルギーを使うこととなります。

しかし、未来に意識を向けて、自分の夢を叶えるためにエネルギーを使っている人もいるのですね。

どちらの人が「得たい未来」にたどり着く可能性が高いのか。

それは言うまでもないでしょう。

そのように、「どこに意識を向けるのか」ということは軽視されがちなのですが、目標達成のためにはとても重要なことだと考えています。

私がルーキーコーチだったときは、クライアントさんに継続サポートの提案をイメージすると、断られる自分の姿をイメージしていました。

一生懸命説明しても、「まだほとんど経験ありませんね?」といって拒否イメージです。

自分が落ち込む姿が頭からはなれませんでした。

ダメな自分に意識を向けていたのですね。

しかし、コーチとしてフィーを経験を積み、成果をだされていくクライアントさんたちの姿をみてきました。

クライアントさんたちから感謝の言葉をいただくうちに、今度は自分が成長する姿に意識が向いてきたのです。

そうなると、コーチングの経験を積めば積むほど、「もっとコーチングを上達させて、クライアントさんに貢献したい。自分ならきっとできるはず」と思えるようになってきたのですね。

 

「ない」ことではなく「ある」ものにフォーカスをあてていく

私たちは、「自分に足りないもの」「自分に欠けているもの」を意識すると、

・時間がない
・お金がない
・スキルや能力がない

という不足感が生まれがちです。

すると、「ほかの人は持っているのに、自分にはない」という認識となり、「だから、できない」という言い訳思考につながってしまいます。

すると行動がとまってしまうものです。

ですから、そのようなときは、意識の焦点を変えて、

・無いもの以外はすべてある

という風に意識を向ける先を「ある」という方向に変えてみましょう。

映画「カメラを止めるな」や「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の制作スタッフは、間違いなく「ある」という意識で作品づくりをしていたのだと思います。

「無いもの以外はすべてある」という思考。

私たちも、同じように考えることが可能なはずですよね。

そう考えれば、自分が持っているものや環境に対して感謝の感情がうまれるでしょう。

実際、すべて持っている人はいませんし、すべてが足りない人はいません。

今は成功している人たちも、自分が持ちうる環境で、その人ができる最大限のことをやってきたからこそ、成果が出ているのだと思います。

ですから、「ない」ことに意識を向けて嘆くのではなく、「ある」ものにフォーカスをあてていくことが重要です。

もちろん、過去の反省をするのは悪くはありません。

しかし、より重要なのは、あなたが得たい未来に向かって意識をフォーカスすることです。

もしも、あなたの意識が過去や現在に向かっているとしたら、1日15分からでいいので、未来を考える時間をとることからスタートしてみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、会社終わりで友人と食事へ。

今年、複業家のデビューを果たした友人の表情は、とてもいきいきとしていました。

こういう人が世の中の増えるのはいいですね。

2時間くらい楽しむ予定でしたが、時計をみたら4時間近くがすぎていて、友人の終電がなくなるギリギリの時間でした(笑)。

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-コミュニケーションの習慣, 思考の習慣

執筆者:

関連記事

「会話がはずまない・・・」を解決する。「5W1H」という質問の型を意識してみよう。

・初対面の人と何を話せばいいのかわからない ・営業なのに、商談で良いヒアリングができない といった悩みを持っていませんか? 私は、持っていました。。。 ただ、質問の基本の型を知ることで、コミュニケーシ …

「大きな目標=結果の目標」を達成するために、「小さな目標=過程の目標」を重視する。

どんな大きな目標も、小さな目標の積み重ねです。 それだけに、小さな目標である「過程の目標」を大事にしたいものです。   スポンサーリンク   「小さな目標=過程の目標」の重要性 当 …

「習慣化大全」書評。理想の人生をつくる習慣化スイッチが65個も手に入る本。

習慣化に悩む人に、ぜひ手にとっていただきたい本「理想の人生をつくる 習慣化大全」をご紹介します。   習慣化の悩みは4つの階層に分類できる ・悩みのパターン:その1 「良い行動をやろうと思っ …

あなたは大丈夫?あきっぽい人の「初心者のプロ」という病。

「熱しやすくて冷めやすい」と困っている人の話しを聞きます。 この性格・タイプを変える方法を記事にしました。   「熱しやすくて冷めやすい」という悩み 「飽きっぽくて、何をやっても続かない、、 …

週末起業家として活動するために、どのように時間を確保するか?

私と同じ週末起業家のコーチの友人が、「なかなか活動時間を増やせない」と話していました。 特効薬はなく、地道に時間の使い方を改善し続けていくしかないと考えています。   スポンサーリンク &n …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。