思考の習慣

「できない自分」を受け入れる考え方

投稿日:


「できない自分」がいる。
だからこそ、「できる自分」に出会えのが嬉しく感じるのだと考えています。




 

「できない自分」を味わいたくない

「できない自分」という現実を味わう。
嫌ですよね。
自分の至らなさを感じるので。

誰だって、自分が本当は理想と違うことを知っている。
でも、隠しています。
ごまかすためにがんばっているんです。
(そう思うのは、もしかしたら、私だけかもしれませんが……。)

私も、日々「できない自分」を感じています。
「スクワットを1日1回でもやればいい」
そう思っても、「ま、いいか」と思ってしまうんです。
弱いですよね……。

理想や計画の自分。
それと、現実や実際の自分。
その2つが違うことってありますよね。

でも、それが私の現実。
そこからスタートするしかありません。

 


 

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「できない自分」って何なのか?

いったい「できない自分」って何なんでしょうか?
それは、
・期待に応えられない自分
です。
自分の期待にも応えられないし、周りの人の期待にも応えられないということですね。

私自身、数々の「できない自分」を味わっています。

たとえば、
・早起きしてブログを書こうと思ったのに、ネタが思い浮かばず書けない
・食事を節制してダイエットしようとしているのに食べるぎる
・電車の中で読書を進めようとしたのに、スマホで「大谷翔平 ホームラン」と検索してしまう(笑)
ということがあるんです。

そんなとき、思うんですよね。
「また、できない自分が出てきちゃったな……。」と。

もしかしたら、あなたも感じたことがあるかもしれません。
「やろうと思ったのに、できなかった自分」を味わうことが。

ただ、同時にこう思うことがあります。
たいていの人は「できない自分」についてしっかり考えたことがないんです。
要は「できない自分=何となく自分をだめ出ししている」という状態なんですね。

では、逆から考えてみたらどうなるでしょうか。

つまり、
・「できない自分」がいなくなり、「できる自分」になる
ということです。

いいですよね、「できる自分」。

たとえば、
・計画したら、その通りに行動できる
・予想外のことは起きずに、すべて想定通り
・期待外れがなくなり、すべて期待通りになる
・あなたの意見には全員賛成し、批判や避難は存在しない
・先のばしは無く、すべてのタスクを前倒ししている
ということです。

具体的には、前述の例に合わせると、
・ランニングする時間がきたら、その瞬間に自宅を出られる
・「今日はジャイアンツが勝つな」と思ったら、ジャイアンツが勝利する
・イベントを主催したら、一瞬で満席になる
・ブログを1記事書いたら、すぐに1記事が10万PVになる
・提案書やセミナーのスライドは、すべて1ヶ月前には完了している
ということになりますね。

 

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「できない自分」がいるから「できる自分」に出会える

たしかに、そんな現実はいいかもしれません。
ただ、もしも本当にそんな現実が起きたら、どんな気持ちになるでしょうか。

それって、
・宝くじを買ったら、絶対に当たる
・ビジネス書の新刊を読んだら、すべて知っていることが書いてある
・プロポーズをしたら、確実にOKをもらえる
っていう世界です。

どうでしょうか。
こんな世界が、私たちが寿命を迎えるまで続くんです。

あなたは、
・「できない自分」を味わうことは無い
・「できる自分」だけを味わえる
という日常がやってきます。

悪くないですよね。

ただ、きっとその良さは短期的なのではないかと思うんです。

たとえば、私なら、楽しみにしていた新刊を読んだときに「全部知ってる……。」となったら、たぶんおもしろくないです。
知的興奮もなければ、「そうだったのか!」という気づきも無いわけですから。

きっと「生きている実感」が無くなってしまうんじゃないかと思うんですよね。

そう考えると、「できない自分」も悪くないと思いませんか。
その「できない自分」があるから、成長できるわけですから。
むしろ、「できない自分」がいるから、「できる自分」がうれしくなるのではないでしょうか。

さて、あなたは、どう思うでしょうか。
ぜひ、考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
7時から「週次リフレクション」のファシリテーション。
アクションタイムでスクワット100回を実施。
8時から朝活。
9時からアウトプット部部会。
10時から12時までカフェでオンラインセミナーを受講(with妻と娘)。
充実の午前中でした。

午後はオフ。
家族で地元のさくら祭りへ。
一度帰宅した後、近所の公園へ妻と再び花見に。
帰宅後、テレビを見ながら家族パーティーでした。(^^)


 


 

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・トライアスリート
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・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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