行動の習慣

あいまいな目標を具体的な行動にする5つのステップ

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あなたには、改善したい習慣やテーマがありますか?

その改善は、うまくいっているでしょうか。

「早起きやダイエットなんですが、いまいちなんですよね……」ということなら、ぜひ今回の記事をご参考いただければと思います。




 

「継続的な改善」こそ私が提供したい価値

昨日は「良習慣塾」平日コースメンバーとのグループコンサルティングをおこないました。

グループコンサルティングの前に解説したのは、月間ワークシートの活用法について。

1ヶ月で改善したいテーマを書き出して、ゴールを考えていくことです。

ワークシートのステップは5つ。

それは、

・ステップ1:改善したい分野を1つ選ぶ

・ステップ2:「これができていたら改善している」というクリア条件を言語化する

・ステップ3:どんな活動に取り組めばクリアできるのか考える

・ステップ4:そのためにはどんな習慣が必要なのか書き出す

・ステップ5:記録する指標を決める

です。

このようにして、毎月1つの改善テーマを選定します。

そうして、その改善にこだわる1ヶ月にする。

見事クリアできれば、成長した状態で次の1ヶ月を迎えることができるわけです。

私が単発のセミナーだけでなく、一定期間の講座やプロジェクト形式にしているのは、日々の改善にこそ価値があると考えているからです。

 


 

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重要分野を改善していくための5つのステップ

月間ワークシートの5ステップの意図は、次のようなものです。

 

ステップ1:改善したい分野を1つ選ぶ

今の自分が、

・改善したいこと

・向上させたいこと

・より良くしたいこと

を1つ選びます。

ポイントは、

・最初に「量」を書き出すこと

・その中から「選ぶ」こと

です。

自己成長を目指す人ほど、改善したい分野はたくさんあります(私も改善したいことだらけです……)。

ただ、一気に改善しようとして成功した人はいません。

1度に1つずつ。

地道ですが、だからこそシンプルでわかりやすい。

ですから、成功確率が高まるんですね。

受験のときも「5教科すべての点数を上げなさい」と言われるより、「今月は英語の単語に集中しよう」と自分で決めたほうがいいですよね。

 

ステップ2:「これができていたら改善している」というクリア条件を言語化する

どうすれば「改善」したことになるのか。

何を完了させれば「クリア」したことになるのか。

これを明確にしておくことが大事です。

たしかに、ここを考えるのは面倒です。

ちょっと悩みます。

ただ、ここをスキップしてしまうと、ゴールがあいまいになります。

あいまいなゴール設定は、あいまいな結果を連れてきます。

ですから、少し面倒で、少し負荷がかかっても、時間をかけて考えましょう。

なぜなら、ここで決まってしまうからです。

 

ステップ3:どんな活動に取り組めばクリアできるのか考える

改善が進むことやゴールをクリアすること。

それはどんな活動に取り組めば前進するでしょうか。

重要な活動をあぶり出していきましょう。

ここでも、おすすめは、

・最初に「量」を書き出すこと

・その中から「選ぶ」こと

です。

いきなり正解を出すのは、難易度が高いからです。

もしも、思いついた順にやってうまくいくのなら、もっとたくさんの人がうまくいっているはずです。

思いつくことはもちろん大事なんです。

それらもキープしつつ、追加で書き出す。

そこから選択したほうが、選択肢がパワフルになります。

 

ステップ4:そのためにはどんな習慣が必要なのか書き出す

取り組むべき活動を前進させる習慣は何でしょうか。

「これを習慣化することができれば、ゴールに近づける」

そんな行動は何か。

考えていきましょう。

フレーズは「○○を○○する」という形で、目的と動詞の組み合わせにします。

 

ステップ5:記録する指標を決める

習慣への取り組みを記録しましょう。

実行できたのか、できなかったのか。

習慣化には、記録しておくことが欠かせないからです。

私の場合は、「良習慣の種」というチェックリストを活用しています。

詳細はKindleで書きました。

Kindle本の執筆を乗り切るための8つのマインドセット | 【良習慣の力!】ブログ

記録することで、意識が途切れなくなります。

記録ができることなら、改善をはかることができるのです。

 

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改善したいテーマは「行動」になっているか?

実際に、私は4月と5月、ブログの更新時間を指標に改善をはかりました。

具体的には、以下のように書き出しました。

・ステップ1:改善したい分野を1つ選ぶ

→ブログの更新時間を守る

・ステップ2:「これができていたら改善している」というクリア条件を言語化する

→24時までに更新できていたら改善している

・ステップ3:どんな活動に取り組めばクリアできるのか考える

→1週間のネタ出しをする、朝の通勤時間はブログ以外はやらない、アイデアノートを書く

・ステップ4:そのためにはどんな習慣が必要なのか書き出す

→映像セミナーで学習する、アイデアを手書きする、前日にネタを下書きする

・ステップ5:記録する指標を決める

→ブログの更新時間を10年日記に毎日手書きする

結果、4月と5月(まだ少し残っていますが)は、目標の更新時間をクリアできたのです。

私にとっては、大きな改善でした。

ポイントは、

・改善する行動を手帳やカレンダーに入れられるサイズにすること

です。

最初の「ブログの更新時間を守る」だと、Googleカレンダーに入れることはできません。

そのあとに、

・映像セミナーで学習する

・アイデアを手書きする

・前日にネタを下書きする

という行動にしておけば、カレンダーに記入することができますよね。

朝時間でも、ランチタイムでも、帰宅前でも。

改善したいことやゴールを考えたとき、ここまで細かくできると、成功確率が高まります。

ですから、

・5時に早起きする

・7キロダイエットする

だと、ゴール設定にはなり得ないのです。

カレンダーに記入できないので。

「行動」にして、カレンダーに具体的に記入できるものにしておきましょう。

さて、あなたの改善テーマは、具体的な行動に落とし込まれているでしょうか。

ぜひ、あなたのテーマを見直してみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」のグループコンサルティング。

平日コースのメンバーで、それぞれの課題について解決策や前進するためのアイデアを話し合えました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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