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質問する習慣

正解探しのコミュニケーションは不健全。すべての答えはいったん受けとめる価値がある。

投稿日:2018/08/26

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「クイズに答えられなかったら有給が取得できない」というニュースを目にして、思わず考え込んでしまいました。

詳細はわからない状態ではありますが、テーマにしたくなったので記事にしました。

 

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すべてのことに「正解がある」という幻想

私たちは、小学生の頃から共通して体験してきたことがあります。

そして、その慣習のために、大人になってからも苦しい思いをしている人がたくさんいます。

その思考とは、

・すべてのことには、たった1つの正解がある

と思わされて生きてきたということです。

それは、学生時代のテストだけではなく、アルバイトの面接や就職活動でも同じでしたよね。

あまりよくない言い方かもしれませんが、人間関係でさえ、画一的に決まった答えを出そうとする人がいるように思います。

・・・というのは実は私で、上司や先輩に対して、すべて画一的なコミュニケーションをとっていました。

まるで、私の対応がたった1つの正解であり、その対応についていけない人が悪いのだと思っていたのですね。(^_^;)

今ならわかるのですが、1つのパターンですべてがうまくいくほど人の感情は単純ではありません。

しかし、「すべてに正解がある」と思い込んでいる人は、正解を見つけようとします。

そうして、正解らしきものがないと不安になり、「なんでこのやり方で通用しないんだろう・・・」とあせってしまうのですね。

当然のことながら、人間関係や人生はテストや試験ではありません。

ですから、現代においては正解は1つではなく、すべての答えが正解になりえるのだと思うのです。

何を選択するのか。

何を答えとして決断していくのか。

どのような答えを持つにしても、いまのような正解がなかったり、すぐに変わってしまう世の中では、「これしかない!」という絶対的なひとつの正解はありません。

自分が持ち得るリソースや情報から考えて、そのときの自分が最善だと思う行動を選択する。

それこそが自分の正解になるのだと思いますし、その決断を正解にするべくアクションを起こしていくしかないのだと考えています。

さらに、とても重要なことに、

・自分が決めたことだからこそ、主体的に行動に移すことができるもの

だと思うわけです。

 

クイズのようなコミュニケーションは不毛

私が会社で勤務中に見かけたことがある、上司と部下のディスコミュニケーションの例があります。

上司が、部下に「どんなアプローチで提案するつもり?」と尋ねていました。

部下のOくんは、「私はA案がいいと思っているのですが・・・」と答えると、上司「もっとちゃんと考えないとだめだよ。」と答えていました。

さて、このようなコミュニケーション、あなたはどう思うでしょうか?

これだと、まるでクイズのようですよね。

上司は、自分が正解だと考えている答えを、部下が当てるまで「それは正解じゃないよ」というように否定しているのです。

そうなると、部下としてはどう思うでしょうか?

きっと、部下は自分の意見が否定されていると感じてしまうはずです。

そのようにして正解にたどり着かなければ、「自分はダメなんだ。。。上司の期待に応えられていない」とやる気を失ってしまうのです。

上司から「違うよ」と言われ続けたら、最終的には「もうわかりません・・・」という答えしか出てこなくなるのではないでしょうか。

最悪の場合、指示を出しても「無言のまま答えを出さない」という部下が育成されてしまうかもしれません。

一方で反発されるケースもあるでしょう。

私が複数の先輩課長たちと一緒に課長会議に参加していたときのことです。

上司から、「課長のみんなで意見をまとめて」と言われたので、ミーティングの時間をとって、みんなで意見を出して結論をまとめました。

しかし、最終的にはその意見は上司に反対されました。。。

「結局そうするのなら、最初から上司の意見を会社の方針としてはっきり支持してくれれば良かったのに・・・」と思ったものです。

正直なところ、みんなで話し合った時間が無駄になったと思ったのですよね。(^_^;)

もちろん、上司の立場から見た意見と、課長たちでは視点が異なるのは当たり前だと理解はできます。

ただ、3人以上で議論した時間はほとんど無意味だと感じて、3人ともに強い無力感を味わったのですよね。

これは、会社にとっても、必ずしも良いことではないはずです。

 

質問に対する答えは「すべて正しい」ものとして受けとめる

コーチングで学んだことに、クライアントの答えに対するルールがあります。

・クライアントの答えはすべて正解である

・クライアントの答えはどのようなものであっても1度は受けとめる

・クライアントが答えられなくても、答えられないことに気づいたことが重要

といった考え方です。

クライアントがどのようなことを答えたとしても、コーチは一旦は受けとめる。

答えに対して「いいですね」と承認すると、驚くほどクライアントのリアクションが良くなるものなのです。

クライアント側に「こんなこと言っちゃってもいいのかな・・・?」という不安がなくなって、どんどん自己開示してくれるようになるのです(自己開示してもらうのは、コーチングセッションでは非常に重要です)。

そうすると、今までに思いつかなかった大胆なアイデアが湧いてくることもあります。

たとえば、コーチングセッションの場面で、クライアントが「メルマガの発行するのはどうでしょうか?」というアイデアを出したとしましょう。

その際に、コーチが、「いやいや、あなたにはまだメルマガは早いですよ。まずはブログからスタートしてくださいね。」と瞬時に否定したら、クライアントは嫌な気分になるでしょう。

逆に、「なるほど、メルマガですね。それはいいアイデアですね!」と答えを受けとめたらどうなるでしょうか。

きっとクライアントとしては自分を受け入れてもらえたと思うのです(少なくとも私はいつもそのように感じています)。

その意見が正解か不正解かどうかはやってみなければわからないことも多いです。

そうではなくて、「どうしてメルマガがいいと思ったんですか?」とか、「メルマガからスタートしたらどのような効果が出ると思いますか?」と、クライアントの考えを聞いてみることが先です。

その上で、コーチの意見があれば、「私はこう思うんですが、いかがですか?」とフィードバックを返せばいいわけです。

これはコーチングを例に出しましたが、通常の会話でも同じです。

まさに「I’m OK.You’re OK」ということですね。

つまり、

・すべての答えは、正解の可能性がある

という意識をもって相手の答えを受け止めるようにしてみましょう。

それだけであなたのコミュニケーションは確実に変化するはずです。

 

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■編集後記

昨日は、早朝からコーチングセッションを2件でした。

1つは提出用にセッションを録音。

自分のセッションを聴き直すのは、、、かなり冷や汗ものですね。(苦笑)

その後、妻と一緒に小学校のPTA活動(バザーの仕分け)に参加。

汗だくになりました。(^_^;)

夜は家族でいきつけのやきとん屋へ行き、妻が借りてきていた「銀魂」のBlu-rayを鑑賞。

いろいろな意味で笑える映画でしたね。(笑)

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良習慣プロフェッショナルコーチ 伊藤 良

良習慣プロフェッショナルコーチ 伊藤 良

プロフェッショナルコーチ/ブロガー/メルマガ発行者/習慣化の達人/行動習慣ナビゲーター/「習慣化の学校」サポートコンサルタント/トライアスリート/100kmウルトラマラソンランナー/会社員など、複数の活動をしている複業家。1975年生まれ。茨城県出身、東京在住。良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。クライアントは良習慣の定着によって、独立起業、転職、複業家デビュー、電子書籍出版などを果たしている。さらに詳細なプロフィールはこちら

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・良習慣プロフェッショナルコーチ
・習慣化コンサルティング(株)認定「習慣化の達人」
・行動習慣ナビゲーター(国際ナイン・マトリックス協会認定)
・国際コーチ連盟(ICF)正会員

法政大学経済学部経済学科卒業。
「最も過酷」と言われるテレビ番組制作アシスタントディレクター(AD)を経験。週に4回徹夜する日々を送る。
結婚・息子の誕生を機に人生を見つめ直し、営業マンとして一般企業に転職。
その後は朝から晩まで他動に流される時間に翻弄され、長時間残業を続けるも成果が出ない日々を送る。
そんな中、ビジネス書の多読を開始するうちに「良習慣」の効用に開眼。ビジネスとプライベートが劇的に好転する。

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