良習慣の習慣

仕事をあえて80%で切り上げる。翌朝のスタートダッシュに勢いを持たせる方法。

投稿日:


仕事は「きりがいい」ところまでやって終わりたいものですよね。

でも、ときには、あえて残しておいたほうが、翌朝のスタートダッシュには有効だということをご存じでしたでしょうか?

 

スポンサーリンク


 

「その日の仕事はその日のうちにすべて終えたい」という完ぺき主義思考

「その日の仕事は、その日のうちに全部やってしまいたい。」

そのように考える人は多いのではないでしょうか?

ただ、よく考えると、仕事を完ぺきに終えるというのはけっこう難しいことですよね。

どこかで区切りをいれなければ、仕事はずっと続いてしまうものだと思うのです。

たとえば、私の経験でも、家族で出かける間際に「あと10分で今日の分のブログが書き終わるから待ってて!」というケースで、その10分では終わらないパターンが多いです。(笑)

これは、時間いっぱいにタスクをいれて、なんとか全部終わらせようと思っているのですが、なかなか最後まで終わりませんよね。

また、大きなプロジェクトが終わると、燃え尽き症候群におちいるときもあります。

はじめてのセミナーやウルトラマラソンは、まさにこの状態でした。

これは、何か大きな目標を達成してしまうと、脳内の意欲に関係するドーパミンが無くなり、快感を得られなくなってしまうからだといわれています。

 

あえて仕事をすべてやりきらないでその日の仕事を終える

ずっと仕事を続けることが快感であれば、人間はいつまでも仕事を続けてしまうでしょう。

この感覚、少しわかります。(^_^;)

ただ、そこにはまってしまうと、肉体的にダウンしない限り仕事をやり続けてしまうことになり、やがて破綻してしまうかもしれません。

脳は、その破綻を防ぐ役割もしているのでしょうね。

これは、もう一方の側面からみると、全部の仕事を終えてしまうと意欲が減退する、ということになります。

これを反対に利用して、仕事のパフォーマンスをあげるコツがあります。

それは、

・あえて仕事をすべてやりきらないでその日の仕事を終える

ということです。

すべての仕事を終えてしまうと、その仕事の記憶は翌日になるとオールクリアになってい状態です。

要は、仕掛かりの仕事がない状態。

理想的ではありますが、そうなると終わった仕事はなかなか思い出さないですし、「何から取りかかるか・・・」となりますよね?

ですから、仕事を少し残してやめるくらいのほうが、仕事の記憶が残っているし、翌日の仕事のスタートが楽になるわけです。

すべてをやれれば、もちろん達成感はあります。

ただ、そうなると、翌日ほかのタスクをゼロから立ち上げなければならないので、脳の処理速度を高めるための時間がかかってしまうのですね。

これは、電車で本を読んでいるときをイメージしていただくとわかりやすいです。

目的の駅に到着する際に、きりのいいところまで読みたくなりますが、脳の記憶やモチベーションをキープするためには、あえてきりが悪いところで読書をやめておくのです。

すると、続きから本を読むときに、勢いよく読書を再開できるというわけですね。

 

仕事を8割で切り上げて、自宅では仕事のことは思い出さない

前述のとおり、脳科学的にいいとされている仕事の方法は、

・仕事をあえて8割終了したところでやめておく

ということです。

そして翌日に、その続きから取り組むのです。

朝一番で仕事に取りかかる際に、「あと20%やれば終わる」という気持で仕事に着手できれば、モチベーションが高い状態で仕事をスタートできます。

私がおすすめするのは、その日の仕事を終える際に、「最重要タスク」のファイルに仕掛かりの仕事(書類など)を入れておいて、翌日メールチェック前に着手する、という方法です。

毎日ゼロからスタートするとなると、かえって効率が悪くなるケースがあるのだそうです。

ですから、あえて8割のところで見切る。

大切なのは、意図的にやめること。

少し余裕を持っておくくらいがベストで、それによってドーパミンを持続して出すことが可能になるということです。

もう1つのポイントは、家に帰ったら仕事のことは仕事を忘れることです。

せっかく切り替えた脳のモード、切り替えてリフレッシュしておきましょう。

家に帰ったらストレスのかかる仕事のことはオフにして、ストレスのかかる仕事とはまったく違った方向の趣味を楽しむ、ということも脳にいいそうです。

「まだあの仕事が終わってないな・・・」といったことを考えてしまうと、脳にストレスがかかり、神経細胞を減らしてしまうのだとか。。。(^_^;)

そのような状態にはまらないためにも、仕事を8割で切り上げて、自宅では仕事のことは思い出さない、ということを試してみましょう。

これが、翌日への勢いをキープしたまま、翌日の朝のスタートダッシュをスムーズにする1つの方法です。

仕事のスタートダッシュに困っている方は、ぜひ一度トライしてみませんか?

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、会社終わりで継続クライアントさんとのコーチングセッション。

素直で行動がはやいクライアントさんなので、課題がどんどん前進していきます。

セッションのたびに新しいテーマが現実的なので、私のアイデアも具体的に提案できるのですね。(^_^)

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
ひとり複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひ!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!
https://55auto.biz/ryoushuukan/touroku/entryform3.htm;;




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

良習慣のメリットは「意志力・集中力・体力」の3つのエネルギーを節約できること

「なぜ、私は良習慣が好きなのか?」という問いに向き合いました。 いくつもある理由のうち、1つだけ書いてみました。   良習慣はエネルギーを節約できるメリットがある 「なぜ、私は良習慣が好きな …

「どうにでもなれ効果」を防ぐための有効策。トリガー・行動・結果(TBR)。

「どうにでもなれ!」と投げやりになることを防げれば、良習慣を続けることができます。 そのために有効なのが「TBR」のメカニズムを知ることです。   「どうにでもなれ効果」とは? あなたには「 …

人生を変えていくシンプルな方法

「やったほうがいいことはわかっているけれど、実際には取り組めていない行動」を実行し続けること。 たったこれだけのことで、人生に変化を起こすことができます。   人生を変えていくためのシンプル …

実は、良習慣形成で大切な目に見えない5つの要素

4月1日になると、気分が変わる人も多いでしょう。 そんなとき、新しい良習慣を身に着けようと考えている人もいるはずです。 では、どんなポイントを意識すればいいのでしょうか。 5つの要素に分解して考えてみ …

行動の有効性は「ありたい姿」を明確にすることから。自分の「ありたい姿」を文字や写真にしていますか?

せっかくアクションを起こすなら、その行動に有効性を持たせたいもの。 行動の有効性を高めるためには、「ありたい姿」が大事だと考えています。   スポンサーリンク   行動は大事だけれ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。