思考の習慣

自分を変える「良い思い込み」をつくるための3つのステップ。

投稿日:2019/03/09


「今の自分を変えたい」と頭では考えつつも、本能が持つ現状維持システムには、なかなか勝てないものですよね。

そこに立ち向かうための1つのアプローチとして、「良い思い込み」を持つことを提案したいです。

 

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凡人の自分が身につけたいのは「良い思い込み」

「努力して継続すれば、凡人の自分でも、もっとできることがあるんじゃないか?」

ビジネス書の多読を始めて、たくさんの方々の人生にふれるうちに、そんなことを思ったことがあります。

当然のことながら、今はすごいベストセラー作家であっても、最初からベストセラー作家だったわけではないのですよね。

20代は普通のサラリーマンだった、という人も多いです。

私自身、会社員だった方が本を出版し、ベストセラー作家になっていく姿を見たことがあります。

そのようなときに、「努力して継続すれば、凡人の自分でも、もっとできることがあるんじゃないか?」という考えが頭をよぎるのです(もちろん、大いなる勘違いなわけですが・・・笑)。

しかし、今から思えば、この「努力して継続すれば、凡人の自分でも、もっとできることがあるんじゃないか?」という思い込みは、私の人生を充実させるために有効な思い込みだったのは確かです。

私に限らず、自分を高めて成果を出してきた人の多くは、過去の弱い自分をどこかで手放して、「良い思い込み」を持つようになっているものです。

「良い思い込み」を持ち続けると、過去の自分が少なくなり、新しい思い込みが上書きされ、行動パターンが変わり、新しい自分になっていきます。

私の見立てですが、何者でもなかった人が、パワフルな人になっていった人たちは、ほど例外なく自分の思い込みを書き換えています。

そうして、新しい思い込みをベースにして行動していくことで、これまでとは違った成果が出てくるのです。

 

「良い思い込み」を見つける3つのステップ

さて、「良い思い込み」は、どのように身につけていけばいいのでしょうか。

私がおすすめする方法はシンプルで、3つのステップに区切って考えることです。

1:過去の自分を棚おろしする

2:自分の現状を知る

3:目標を決めて行動する

という感じですね。

3つを見ていきましょう。

 

1:過去の自分を棚おろしする

以前の私は、「まず目標を決めて、逆算する」という2ステップで行動していけばいいと思っていました。

実際、2ステップで成長される人もいるのです。

しかし、たくさんの方々をサポートしていくうちに、この2ステップでは動けない人がいることがわかったのですね。

その人が過去の自分に自身を持てないでいるとしたら、その原因は過去のできごとから身につけた「思い込み」にある場合が多いのです。

ですから、過去の自分の棚卸しが大事。

ここで、自分の思い込みがどのようにつくられているか、自己分析が必要なのです。

自分の棚おろしをする方法。シンプルなフォーマットと3つのステップで人生のふり返りができる。

 

2:自分の現状を知る

過去の棚おろしが終わったら、自分の現在地を知るための分析です。

エニアグラムや4つのコミュニケーションタイプなど、自分の資質がどのようなものか調べてみましょう。

ここで、現在の自分が持っている「思い込み」を発見できるといいですね。

現在地を知るのはちょっとした勇気が必要かもしれません。

しかし、ここをスキップしてしまうと、目標を立てても現在地がわからないので、進みようがないのです。

自己理解を深めることは、自分の「現在地」を知ること。

 

3:目標を決めて行動する

ここまできたら、あとは目標を決めて行動していくフェーズに入ります。

自分で目標を決めて、その舞台に飛び込みましょう。

できれば、会社以外の何らかのコミュニティーに入ってみるといいと思います。

多様性を見ることで、自分の思い込みに気づくきっかけにもなりますし、ほかの人の思い込みから学べることも多いです。

あなたがいるべきコミュニティーはどこですか?夢や目標を語るとき、相手はどのような反応をするのか。

 

自分の中に「良い思い込み」を増やしていく

あなたが持っている現状の「思い込み」。

それが必ずしも悪いものだというつもりはありません。

ただ、その「思い込み」によって自分が苦しむことがあるのなら、「思い込み」を変えることを考えてみることはおすすめです。

実際、「変わりたい」と言いながら、「変われない」人がいるのは、「今のままでいい」という「思い込み」があるからです。

しかも、それは無意識のうちに思っていることなので、自分ではわかりづらいのです。

人間の現状維持のシステムは強力で、危険がやってこない限り、そのシステムを変えようと思いません。

だからこそ、目標を設定して、行動をくり返していく。

そうして、そのたびに自分に「良い思い込み」を上書きしていくのです。

やがて、自分が「努力して継続すれば、凡人の自分でも、もっとできることがあるんじゃないか?」と思えればしめたもの・・・ではないでしょうか。

おそらく、今はすばらしい成果を出している方々も、小さな成功体験を積み重ねて今があるはず。

そうして、自信を身につけてきているのです。

そのようにして、自分に「良い思い込み」を強いものにしていくこと。

そこに罪悪感はいりませんので、行動して、小さな成功体験を積んで、どんどん自分に「良い思い込み」を増やしていきましょう。

 

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■編集後記

昨日は、朝4時30分からコーチングセッション。

会社終わりは、書く仕事をしてから帰宅。

また、家族で「カメラを止めるな」を観ました。

3回目の鑑賞は副音声の生放送で鑑賞しましたが、やはりおもしろい。

何度観ても、そのたびに違うおもしろさがわかるコンテンツというのは、いいですね。

そんなコンテンツをつくってみたいものです。(^_^)

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