質問の習慣

感情を扱うための3つの要素とは?

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私たちが手に入れたいのは「感情」です。

その感情をスキルとして手に入れるための方法を記事にしました。




 

私たちが行動し続けられる理由とは?

私たちが習慣化やゴール達成をしていくためには、何が必要でしょうか。

様々な要素がありますが、その中でも

・新しい活動や継続的な行動

は不可欠です。

ただ、新しい活動や継続的な行動は負荷がかかります。

簡単ではないのですよね(だからこそ価値があるわけですが)。

それでも、習慣化やゴールを目指す人もいれば、見事に実現する人もいます。

そこには、行動し続けられる理由があるのです。

私たちも「行動し続けられる理由」があれば、負荷のかかる行動も続けることができるようになります。

では、私たちが負荷のかかる行動を続けてまでも、手に入れたいのは何なのでしょうか?

それは、

・感情

です。

私たちは「感情」を手に入れるために行動する生き物なのです。

それは安心かもしれませんし、愛情かもしれませんし、情熱かもしれません。

共通するのは「快」の感情を手に入れること。

それが求めているものなのです。

たとえば、エアコン。

全国的に暑くなってきました。

エアコンをつけずに部屋にいたら「暑いな」という感情が手に入ります。

でも、「暑すぎる」状態は、不快な感情ですよね。

できるだけ打ち消したい感情です。

ですから、あなたはエアコンのスイッチを入れます。

そうして、クーラーを感じて「涼しい」とか「快適」という感情を手に入れます。

この感情は「快」ですよね。

つまり、シンプルにいうと、

・暑くて不快を解消したい(原因)→エアコンをつける(行動)→快適になる(結果)

というプロセス。

一連の流れによって、私たちは「快」の感情を手に入れるわけです。

この「快」こそが、私たちに行動させる理由なのです。

 


 

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感情を扱うための3つの要素

先日参加した朝活で扱ったテーマは、まさにこの「感情」でした。

私たちがパフォーマンスを発揮することや幸福になるための鍵として、感情の扱い方を上達させるスキルが重要になるからです。

その感情を扱うための3つの要素があります。

それは、何かというと、

1:意識の焦点(フォーカス)

2:言葉の選択(ランゲージ)

3:体の使い方(フィジオロジー)

です。

この3つをマネジメントすることで、私たちは自分の感情を扱いやすくなるのです。

 

1:意識の焦点(フォーカス)

1つ目は「意識の焦点(フォーカス)」です。

あなたは意識をどこに向けているのでしょうか。

・過去に意識を向けているのか、未来に意識を向けているのか

・問題に意識を向けているのか、ゴールに意識を向けているのか

・不足していることに意識を向けているのか、できていることに意識を向けているのか

それによって感情は左右されます。

 

2:言葉の選択(ランゲージ)

2つ目は「言葉の選択(ランゲージ)」です。

普段のあなたはどんな言葉を選択しているでしょうか。

・マイナスの言葉を選ぶのか、プラスの言葉を選ぶのか

・不安になる言葉を選ぶのか、感謝できる言葉を選ぶのか

・できない言い訳の言葉を選ぶのか、創意工夫につながる言葉を選ぶのか

選択する言葉によって感情が変わります。

 

3:体の使い方(フィジオロジー)

3つ目は「体の使い方(フィジオロジー)」です。

あなたは日常的にどんな体の使い方をしているでしょうか。

・猫背になっているのか、背筋をのばしているのか

・トロトロと歩いているのか、キビキビと歩いているのか

・イライラした表情をしているのか、笑顔でいるのか

どんな風に体を使うのかによっても感情が変わるのです。

 

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得たい感情に意識を向けるために質問を活用する

世界ナンバーワンコーチと言われるアンソニー・ロビンズ氏が提唱している感情のテーマ。

活躍している人たちやハイパフォーマーがいつも感じている感情があるのですね。

 

「10の感情」

「10の感情」とは以下のような感情です。

1:Gratitude(感謝)

2:Hunger(渇望)

3:Passion(情熱)

4:Love&Warmth(愛情と思いやり)

5:Curiosity(好奇心)

6:Flexibility(柔軟性・心のしなやかさ)

7:Confidence(自信)

8:Cheerfulness(励ます・元気づける)

9:Vitality(活力)

10:Sense of Contribution(役に立っているという感覚)

アンソニー・ロビンズ氏がおすすめする 幸福のための「10の感情」を意識する方法 | 【良習慣の力!】ブログ

 

活用法

では、活用法です。

たとえば「感謝を忘れがち」というあなたは、この10の感情リストをどのように活用していけばいいのでしょうか。

おすすめは、

「質問」

です。

あなたが「そう言われると、最近この感情を味わってないな」という感情があるはずです。

その感情に意識が向くような質問をしてみるのです。

たとえば、

1:Gratitude(感謝)

をピックアップしたとします。

そうして、ご自身に問うてみていただきたいのです。

具体的には、

・「私がいま1番感謝していることは何だろうか?」

・「最近、感謝を感じたのはいつか?」

・「私は、どんなときに感謝を味わうのだろうか?」

という感じですね。

この質問の効果は何か。

それは、質問することによって「感謝」という感情に意識を向けることです。

すると、「感謝」という感情にアクセスしやすくなるのですね。

つまり、「ある感情にアクセスしていない」ということは、意識のフォーカスがその感情に向いていないということ。

それを質問によって意識にフォーカスを向けることで、その感情にアクセスしやすくするわけです。

この取り組みには、注意があります。

それは適当にやらないということ。

「あー、感謝ね。はい、はい、ありがとさん」では、だめです。。。

ほかには、相手に何か良いことをしてもらって感謝するということがあります。

親切にしてもらったときに「ありがとう」と伝えることがありますね。

確かに、これも感謝。

悪いことはありません。

ただ、「自分にとってうれしいことをしてもらったから感謝する」レベルだと、なんというか・・・当たり前ですよね。(笑)

感謝レベルは高まっていきません。

 

感謝レベルが高い人

では、感謝レベルが高い人は何に感謝しているのか。

「すでにある」ものに感謝できるのです。

あなたがすでに持っているもの。

たとえば、

・家族

・友人

・仕事

・家

・お金

・食べ物

など、生活に必要なものがありますよね。

そういったものに感謝できるわけです。

家族がいれば大変なときがありますが、大切な人とすごす幸福感を味わえます。

仕事があることはときに大変な面もありますが、仕事があることはありがたい面もありますよね(好きな仕事ならなおさらありがたいです)。

 

有形・無形の両方に感謝できるか

さらに、「あるもの」も、有形のものだけではありません。

たとえば、

・健康

・血縁

・愛情

という無形のものに感謝できるレベルの人もいるのです。

ここまでくると、感謝レベルが高い方だといえるでしょう。

有形・無形、両方に感謝できたらパワフルですよね。

あらためて、感謝なら、

・「私がいま1番感謝していることは何だろうか?」

・「最近、感謝を感じたのはいつか?」

・「私は、どんなときに感謝を味わうのだろうか?」

という風に自問自答すれば、自然に「感謝」に意識が向くでしょう。

そのためにも、あなたが感じたい感情に意識を向ける質問を用意して、自分に問いかけてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

7時から「習慣化オンラインサロン」絆チームとSさんの3人でミーティング。

7時30分から9時まで新しい勉強会に初参加。

9時から10時まで「習慣化オンラインサロン」の片づけ祭りに少しだけ参加。

10時から12時まで「早起き完全マスタープログラム」を開催。

午後は娘と一緒に地元のプールへ。

久しぶりに泳ぐことができました。(^^)


 


 

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