早起きの習慣

「毎日一定のリズムで生活する」という幻想を手放すための3つのヒント

投稿日:2021/07/27


「毎日一定のリズムで生活することを実現するには、どうすればいいのでしょうか?」

本記事では、この質問に対する考え方のヒントをお伝えしていきます。




 

「毎日一定のリズムですごす」というトラップ

決めた時間に寝て、決めた時間に起きる。

あなたは、そのような理想を持っているでしょうか?

たとえば、23時に寝て、5時に起きる。

これを毎日安定させる。

一定の生活リズムをキープする。

理想的ですよね。

よくご質問を受けます。

「毎日一定のリズムで生活することを実現するには、どうすればいいのでしょうか?」と。

「うまく行く日もあるんですが、予定より早く起きてしまったりして。なかなか一定の時間で寝る→起きるがうまくいかないのです」と。

わかります。

私も過去に同じ課題を持っていました。

寝る時間をゴールにしていくと、23時に寝ることはコントロールできるようになります。

でも、5時に起きることはうまくコントロールできないのです。

早く起きてしまって日中に寝不足を感じることがあります。

一方で、遅く起きてしまって自己嫌悪に陥ることもあります。

そうなると「一定の生活リズムをキープするのは難しいな」という気持ちになるのですね。

この課題、どう扱っていけばいいのでしょうか。

 


 

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「毎日一定のリズムで生活する」幻想を手放すための3つのヒント

私が「毎日一定のリズムで生活することを実現するには、どうすればいいのでしょうか?」と質問されたときは、以下の3つの視点でお伝えしています。

その3つとは、

1:「一定の就寝時間と一定の起床時間」という理想を手放す

2:24時間単位のパフォーマンスを手放す

3:がんじがらめの「理想の1日」を手放す

です。

キーワードは「手放す」です。

 

1:「一定の就寝時間と一定の起床時間」という理想を手放す

1つ目は、

・「一定の就寝時間と一定の起床時間」という理想を手放す

です。

「一定の就寝時間と一定の起床時間」で毎日をすごす。

この発想自体を疑いましょう。

私の中では「一定の就寝時間と一定の起床時間」は幻想です。

そもそも、なぜ「一定の就寝時間と一定の起床時間」がもてはやされるのでしょうか。

小学生のとき、夏休みに入る前の注意事項に「規則正しい生活をしましょう」という指導がありました。

そのあたりからきているのかもしれません。

でも、小学生の頃ならいざしらず。

大人の社会人が「一定の就寝時間と一定の起床時間」を守るというのは、現実的ではないと思うのです。

少なくとも、私には簡単ではありません。

ですから、「一定の就寝時間と一定の起床時間」を決めたとしても、ここに固執しすぎないこと。

「一定の就寝時間と一定の起床時間」幻想を手放しましょう。

 

2:24時間単位のパフォーマンスを手放す

2つ目は、

・24時間単位のパフォーマンスを手放す

です。

たった1日、24時間をコントロールできなければ、人生というもっと大きなプロジェクトをコントロールすることは難しい。

私の持論です。

ただ、じつをいうと24時間をデザインしてコントロールするというのは、簡単ではありません。

「24時間」という単位はわかりやすいので、そこから考えていくことをおすすめしています。

ただ、わかりやすくはありますが、守り切るのは難易度が高いのですね。

では、どうすればいいのか。

1日で考えるのが大変なときは、1週間単位で考えましょう。

そうして、

・1日のパフォーマンスを最大化する

という視点から、

・1週間のパフォーマンスを最大化する

という視点にするのです。

「1日の生活リズムを守る」という目標ではなく、「1週間で何をつくり出したいのか?」ということに意識を向けてみること。

すると、1日単位の「一定の就寝時間と一定の起床時間」に対する枠組みを広くとらえられるようになります。

 

3:がんじがらめの「理想の1日」を手放す

3つ目は、

・がんじがらめの「理想の1日」を手放す

です。

「理想の1日」を描く。

これはとても重要なのです。

「こんな1日をすごせたら最高だな」という設計図がなければ、「理想の1日」は実現できません。

仮に偶然「理想の1日」がすごせたとしても、そのすばらしさを見過ごしてしまうでしょう。

それに、たまたま「理想の1日」をすごせたとしても、再現性がないのですよね。

ですから、「理想の1日」を描く重要性をうったえているのです。

ただ、あまりにも「一定の就寝時間と一定の起床時間」にこだわりすぎると弊害があります。

それは何か。

理想をはずれたときに「できなかった」というダメージを受けてしまうことです。

たとえば、5時に起きるはずが、6時になってしまった。

すると「30分も寝坊してしまった」と後悔してしまいます。

「もう理想の1日とは違ってしまった」という風に。

朝6時の時点で、すでに1日をあきらめてしまうのはもったいないですよね。

では、どう考えればいいのか。

6時に起きてしまった場合は、「6時からの理想の1日」という対策を持っておけばいいのです。

「理想の1日」のバリエーションをたくさん持っておけばいいわけです。

ゴールにしている5時に起きた場合の「理想の1日」。

5時15分に起きた場合の「理想の1日」。

5時30分に起きた場合の「理想の1日」。

そのような形で「理想の1日」を準備しておけば、何時に起きても、「理想の1日」が実現できますよね。

究極は1分単位で「理想の1日」を持っておくこと。

さすがにそれは大変なので私もやれていませんが。(笑)

 

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「手放す」を意識して思い込みをはずしていく

本記事では「毎日一定のリズムで生活することを実現するには、どうすればいいのでしょうか?」という問いに答えてみました。

ポイントは、

1:「一定の就寝時間と一定の起床時間」という理想を手放す

2:24時間単位のパフォーマンスを手放す

3:がんじがらめの「理想の1日」を手放す

です。

キーワードの「手放す」を意識して、1つずつあなたの思い込みをはずしていきましょう。

少しでもあなたのヒントになれば幸いです。

 


 

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■編集後記

昨日は、20時30分から「良習慣塾」のYさんと相互セッション。

トライアスロンについて、私が思いつかなかった視点からアドバイスをいただけました。

22時から「良習慣塾」の(別の)Yさんと相互セッション。

今度は出版について、心が踊るアイデアをいただけました。

こんな話をしていると、お互いに「前進する」しか選択肢がなくなります。(笑)

最高です。(^^)


 


 

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・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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