セミナーの習慣

セミナーのつかみを質問からスタートする3つの理由。

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セミナーの満足度をあげるためには、講師ひとりの力量よりも、参加者の方々の意識や集中が必要だと考えています。

参加者の方々にセミナーに集中していただく方法として、「冒頭に質問する」という工夫をしています。

 

セミナーの構成で意識していることとは?

先日開催した「ブログ習慣化セミナー」の懇親会で、参加者の方から質問を受けました。

それは、

「伊藤さんが、セミナーの構成を考えるのにあたって、意識していることは何ですか?」

という質問でした。

良い質問ですよね。(^_^)

私は、

「セミナーの冒頭を、質問からスタートするようにしていることですね」

と答えました。

セミナーを開催するようになると、受講者としてセミナーを受けるときに、そのセミナーの構成を意識するようになります。

そうして、自分自身がセミナーを受けて、「いいセミナーだったな」と思うセミナーは、冒頭に質問を持ってきているパターンが多いことに気づいたのですね。

これは、自分が受講生の立場でしかなかったときは、気づかなかったことでした。

自分が受講して良かったものはどんどん取り入れたいので、それからは自分のセミナーにも取り入れています。

 


 

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冒頭の質問をおすすめする3つの理由

あなたがセミナーを開催するのであれば、参加者の方に質問するスキルは取り入れておきましょう。

特におすすめしたいのは、「冒頭の質問」です。

その理由は、以下のように3つあります。

1:「この内容は自分に関係がある」という意識を高めていただくため

2:セミナーに対して適度な緊張感を持っていただくため

3:コンテンツへの導入をスムーズに感じていただくため

 

1:「この内容は自分に関係がある」という意識を高めていただくため

冒頭に質問をすると、自動的に参加者は質問に答えようとします。

そうすることによって、セミナーコンテンツへの意識が高まるんですね。

質問の内容としておすすめなのは、

・現状の課題

・これまでやってきたこと

を尋ねることです。

セミナーにお金と時間を投資するということは、そこまでの強い課題があるということ。

そこを質問によってあえてリマインドすることで、あらためて課題を意識していただくのですね。

こうしておくことで、セミナーのコンテンツが気づきや解決につながりやすくなると思っています。

また、これまでがんばってきたことを尋ねることで、参加者の方々のレベルを計る狙いがあります。

 

2:セミナーに対して適度な緊張感を持っていただくため

良いインプットには、適度な緊張感が必要だと考えています。

もし、「聞いても聞かなくても一緒だよね」と思われていたら、どんないい内容のセミナーでもスルーされてしまうでしょう。

そこで、セミナー参加者に適度な緊張感を持っていただくために、「この講師は質問をしてくるんだな」と思ってもらうわけです。

「自分に質問がくるかもしれない」というドキドキ感は、退屈させないことにもつながります。

ただ、注意点があって、冒頭の質問は、正解・不正解がないタイプの質問にしましょう。

もし、質問をしたのに「あ、、、それは不正解です」みたいになってしまうと、いきなりテンションが下がってしますので。(^_^;)

それと、セミナー参加者の中には、質問されることを嫌がる人もいるものです。

ですから、「これに当てはまる人がいたら手をあげてもらえますか?」という感じの質問もいいでしょう。

 

3:コンテンツへの導入をスムーズに感じていただくため

これは私の反省点なのですが、セミナーも中盤になると、一方的に講師が話し続けてしまうときがあります。

そのようなとき、クッションになるのも質問です。

それによって、一方通行の感覚を軽減しておけるものなんですよね。

また、冒頭に質問しておいて双方向のコミュニケーションをとっておくことが、合間の質問もスムーズにします。

ですから、情報過多になってしまったり、参加者の集中力の低下を感じたときに、講師から質問ができる雰囲気づくりにもつながるんですね。

セミナー中に停滞感を察知したら、リズム感を取り戻すためにも質問をしてみましょう。

講師側から一方的に話すのではなく、コンテンツの間に質問をはさみこんで投げかけていくイメージです。

そうしてセミナーの内容を「自分ごと」としてとらえていただくことで、フォースがセミナーにあたるようになるのですね。

 


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質問でセミナーにリズム感とメリハリをつくり出す

このように、セミナー中に講師から質問をするのは、個人的にはおすすめしています。

ただ、質問されることを嫌がる人もいるので、注意することも必要でしょう。

質問する際に気をつけたいのは、順番です。

まず質問をして、参加者の方の考える時間を提供してから、答えてくれそうな人を指名しましょう。

もし、逆の順番で、先に指名してから質問をすると、指名されたほうはとても緊張してしまうことになるので避けるほうがいいです。

セミナーで質問するのは、あくまで参加者の方の緊張をほぐしたり、空気をあたためるためにおこなうもの。

参加者の理解度を試すテストとは違うということを、忘れないようにしましょう。

実際、講師サイドから質問するというのは、あくまでセミナーの進行をスムーズにするための1つのツールにすぎません。

ですから、答えやすい質問にすることを意識しましょう。

セミナー中に質問をはさむことで、セミナーにリズム感とメリハリをつくり出すことができます。

私は、一方通行ではなく、双方向のセミナーにしていきたいので、参加者の方々と空気を一緒につくることで、一体感もつくりたいと考えています。

そのために有効なのが、冒頭の質問だと考えています。

セミナーだけでなく、プレゼンテーションやスピーチ、ライトニングトークなどでも活用できると思います。

ぜひ、次の機会に試してしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、早朝からコーチングセッションを3件。

・キャリア相談

・出版につなげるアウトプットの方法

・運動の習慣化

などについて、アクションプランをたてました。

昼間、家族でランチを食べながら、ひょんなことからYouTubeで野球の映像を見始めたら、止まらなくなってしまったんですよね(笑)。

YouTubeの怖さがわかってきました。(^_^;)


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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