早起きの習慣

早起き習慣化を考えるシンプルな3つのステップ

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早起き習慣化の基本プロセスは、

1:理想を「くり返し描く」

2:自分の「現在地」を知る

3:ギャップをうめる「行動」を考える

という3ステップで考えてみましょう。




 

1:理想を「くり返し描く」

昨日は、朝7時30分から「早起き完全マスタープログラム」のセミナーを開催しました。

「早起き完全マスタープログラム」は、3ヶ月集中で早起き習慣化に取り組むプロジェクト。

おかげさまで、昨年1月からスタートして5期目を迎えます。

昨日は第1回目のセミナーでした。

初日なのでセミナーだけでなく、

・オリエンテーション

・講師紹介とメンバー同士の自己紹介

・ゴールセッティング

などをおこないました。

1月は新年ということも在り、何かとゴール設定や目標を考える機会が多いですよね。

「それでいい」のです。

いや、「それがいい」と考えています。

なぜなら、ゴールは何度もくり返し描くことで、少しずつ明確になるからです。

むしろ、たいていの人は目標を考える回数が少ないように思います。

「ゴールを描(えが)く」という言葉があります。

ここで「書く」ではなく「描く」という言葉を使うことがあるように、ゴールを考えていく行為は「絵画を描く」ことに似ていると感じています。

たとえば、歴史的な名画。

それらを描くためには、ピカソのような天才でも「ひと筆書き」でサラッと描くわけにはいきませんよね。

重ね塗りしたり、軌道修正することで、名画が完成しているはずです。

そのようにして、頭の中にあるイメージに合うように、色や言葉をフィットさせていくプロセス。

ゴール設定は、そのような感覚です。

ですから、新年に一度だけゴール設定する程度では、ゴールを描く機会が足りないと思っているのです。

 


 

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2:自分の「現在地」を知る

実際、「早起き完全マスタープログラム」にリピート参加してくださっているKさん。

Kさんが今回のセミナーでも「理想の1日」スケジュールを描いていました。

Kさんは理想のスケジュールをくり返し描いていくことで「理想がイメージしやすくなりました」と言われていました。

まさに、ここなんですよね。

もちろん、理想のスケジュールを描くことに終わりはありません。

私たちの状況は常に変わるからです。

そのため、スケジュールをすごすうちに、「あれ?」という違和感があれば、また描き直しましょう。

たとえば、野球ならヒットを打ち損じたバッターが、自分のバッティングをビデオで見直してフォームを修正するようなイメージです。

そのようにして「現在地」を知るのです。

現在の自分を知る重要性は、軽視されがちです。

敬遠されがちな理由は3つあります。

1つ目は、ゴールを描くことに比べて地味だから。

2つ目は、面倒だから。

3つ目は、できていない自分の現状を直視したくないからです。

でも、早起き習慣化のためには現在地の把握が欠かせません。

そのために、早起き習慣化のためのチェックリストに取り組んでいただいています。

ルート検索のアプリでも、目的地を入力したあとに「現在地」を入力することが重要ですよね。

ただ、ルート検索の現在地入力の重要性をわかっていただけても、多くの場合、ご自身の現在地を知ることは省略したくなるものです。

たとえば、目的の大阪に行きたいのに、現在地が東京からなのか、名古屋からなのか、それとも北海道からなのか。

それによってルートや交通手段が変わりますよね。

そうでなければ、最短ルートは見つけられません。

ここで時間や労力を省略するよりも、計画の時点で労力をかけたほうが後の苦労を減らせるのです。

ですから、面倒であっても「現在地」を知る必要があるわけです。

 

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3:ギャップをうめる「行動」を考える

まずは、ゴールを明確にする。

次に、現状を知る。

そうすれば、ギャップがあきらかになります。

理想のスケジュールが100点だとすると、現状が60点だとします。

すると、ギャップは40点だとわかりますよね。

ギャップがわかれば、そこを埋める対策を考えることができます。

どんな行動を増やしたいのか。

どんな行動を減らしたいのか。

どんな行動をやめたいのか。

その上で、理想のスケジュールを実現するためのセンターピンとなる行動は何か。

一方、理想に近づくことを妨げるボトルネックになっている行動は何なのか。

より有効な対策を想像することができるわけです。

これを頭の中だけでおこなうのは困難。

ですから、理想と現実を紙に書き出して、比較することをおすすめしています。

理想と現状の空白を埋めようとするとき、私たちに「気づき」が起こります。

「現状のままでは、理想のスケジュールをすごすことはできないな」という気づきが、「明日はここを変えよう」というモチベーションを生み出します。

行動を変えるためには、「学び」よりも「気づき」のほうがパワフルなのですよね。

私から、一方的に「こうしてくださいね」と言うよりも、ご自身で「このままじゃいけない」と気づいていただくほうが主体性が高まるからです。

このような

1:理想を「くり返し描く」

2:自分の「現在地」を知る

3:ギャップをうめる「行動」を考える

というシンプルな3つのステップで早起き習慣化を考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝7時30分から10時まで「早起き完全マスタープログラム」セミナーの第1回目を開催。

今回もいいメンバーがお申し込みくださり、とてもいい雰囲気でスタートできました。

10時から12時30分までオンラインセミナーを受講。

夜は息子と2人で居酒屋へ(息子は早生まれなのでお酒での乾杯はできませんでしたが・笑)。

成人式の前日に、男2人で語り合う時間がとれたのでいい記念になりました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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