気づきの習慣

脳にあえて不安定を与える。「いつもと異なる行動」の刺激が停滞感を脱するコツ。

投稿日:2017/05/28


停滞感や倦怠期を抜け出すためには、単純かもしれませんが「いつもと異なる行動」をとることをおすすめしています。

小さな変化であっても、脳には刺激があるからです。

 

スポンサーリンク


 

ネガティブな状態なら流れを変える

あえて私が言うまでもなく、、、人生には自分が思っているよりもうまくいかないことがあるものですよね。

「うまくいっている人の行動を真似しているのに、なかなか思い通りにことが運ばない・・・」。

そういった時期もあるのではないでしょうか?

そのようなとき、できることは「流れを変える」ことです。

昨日までと異なる結果が欲しいのであれば、昨日までとは異なる行動を起こすことなのですよね。

たとえば、

・日常がマンネリ化している
・新しいアイデアが出てこない
・停滞している気がする

といったようなことを感じたときには、普段とは異なる行動をとってみるのです。

 

結果を変えるためには行動を変える

人間の脳は「安心・安全」を好みます。

ですから、普段と異なる行動をとると、脳が不安定に気づくわけです。

そうなると、また安定の状態にしたいので、脳は「安定に戻せ!」という指令を出します。

また、いつもとは異なる行動をとると、視点にも変化があらわれます。

すると思考も、その視点に対応するために変化に追いつこうとするのですね。

「結果」というのは、行動の集積です。

ですから、結果を変えるためには、行動それ自体を変える必要があるのです。

行動を工夫し続けることによって、徐々に結果に変化があらわれるということですね。

 

おすすめは運動しながら変化を起こすこと

いつもと異なる行動といっても、なにも大それたことをする必要はありません。

朝のルーティンの順番を変えてもいいし、いつもコーヒーを飲んでいるなら紅茶に変えるといったことで良いのです。

また、私のおすすめは、体を動かす行動に変化を加えることです。

たとえば、私はよくやっているのですが、仕事で行き詰まりを感じている状態で、いつも走っているランニングコースのルートを変えることにしています。

ルートを変えると、距離や時間の予測が変わりますし、不安になる気持が出てきます。

しかし、その不安定さを楽しむくらいでいいですし、それが狙いです。

事実、人間の脳は、体を動かしながらネガティブなことは考えにくいものです。

すごくネガティブなマラソンランナー、、、あまりイメージできませんよね。(笑)

つまり、体を動かしながら、新しい体験をするということは、停滞したマイナスの発想やネガティブ思考の状態を脱するパワーがあるのですね。

たとえどんな小さな変化であっても、いつもとは異なる行動をとることによって、これまで気づけなかった新しいもの(楽しさや新鮮さ)に遭遇することもあるでしょう。

その出逢いこそが脳を活性化させ、思考や行動を良い方向に導いてくれるのようになるものです。

脳というのは、私たちが思っている以上に敏感で優秀です。

停滞を感じた時こそ、大きなリスクがないところで構いませんので、小さく変化を起こしていきましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、小学校2年生の娘の運動会でした。

前日の夜は、妻のお弁当の仕込みを手伝い・・・というか洗い物や見学しかできなかったのですが。(笑)

妻は、PTAの役員で早朝から駆り出される妹家族の分と、土曜授業の息子の分まで合わせて7人分の弁当をつくっていたので、大変そうでした。。。(汗)

運動会の結果は、残念ながら、娘と甥っ子のいる紅組は負けてしまいましたが、昨年に引き続き、娘はかけっこ(50m走)で見事に1位をとっていました。(^_^)

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

「ふり返りと計画の習慣」と「トライアスロンのスイム」の共通点

一見するとまったく異なる2つのものが、じつはすごい共通点があることに気づくとうれしくなりませんか。 今朝、私は「ふり返りと計画の習慣」と「トライアスロンのスイム」に共通点があると気づいて、ひとり感激し …

「周りと比べて落ち込んでしまう……。」への対処法

こんにちは。 良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。 つい比較して落ち込んでしまうこと、ありますよね。 あんまり意味がないとわかっているのに、なぜやってしまうのでしょうか。 他者との比較を。 & …

あなたが「いつも正しい」とは限らない。思い込みという「価値観のサングラス」を点検しよう

あなたは、どれくらい「〜すべき」「〜しなかればならない」といった価値観を持っていますか? 人は、「自分の常識」ともいえる価値観のために苦しむことがあります。 最近、「価値観とは、サングラスのようなもの …

わたしがブログを書き続ける7つの理由(なぜ、わたしはブログを書くようになったのか?あるいはブログを続ける理由について。:その4)

ブログを書く(書き続ける)メリットを挙げていたら、ネタが尽きないことが分かってきました。(笑) 長々と書き過ぎても良くないと思いますので、今日はまとめて、ざっくりとした項目について簡単に触れます! & …

「朝はやりたいことで目覚めて、夜は充実感に満たされて眠る」という生き方を目指す

「悪習慣を手放す」というのは、生活の質を高めるために重要なことです。 その一方で、そもそも悪習慣を介入させない方法を考えてみるのはいかがでしょうか。   「悪習慣をやめる必要はない」という仮 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。