気づきの習慣

ついイラッとしてしまう人へ。「怒り」は自分の思い込み・信念・ルールを知るチャンス。

投稿日:2019/02/11


つい怒ってしまうこと、ありませんか?

私はつい最近やってしまったので(笑)、あらためて「怒り」のメカニズムを記事にして分析してみました。

 

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つい「怒ってしまう」という悩み

「本当は怒りたくないのに、ついどなってしまう・・・」

そのように悩んだことはありますか?

私は比較的、怒りの沸点は低いほうだと思っていますが、それでもイラッとしてしまうことがあります。

一時期考えていたのは、「心理学を学び、感情をコントロールできるようにトレーニングしたら怒らなくなるのではないか」ということです。

しかし、「怒り」というのはその瞬間に感じてしまうもので、「怒らないようにする」というのは基本的には無理な話です。

コントロールできるのは、どのように「怒り」という感情に対処するか、そして表出させるのか、ということだけなのです。

いくら「怒らないようにする」と思っていても、感じてしまうことはコントロールできないのですね。

 

「怒り」は思い込み・信念・ルールを発見するチャンス

その「怒り」の感情がやってきたとき、「怒り」と向き合うために実験したことがあります。

その実験は、「怒り」という感情と冷静に向き合うようになるための有効なトレーニングになったので、本記事でご紹介したいと思います。

「怒り」がやってきたら、

・自分の思い込みや信念に気づくチャンス

と考えてみる、ということです。

たとえば、会社に毎日のように5分遅刻してくるスタッフがいたとします。

私なら、毎日のように5分遅刻してくるスタッフを見ると、イラッとしてしまいます(修行が足りません・・・)。

「あと10分早く家を出ればいいのに、、、」と思ってしまうわけです。

このようなときに自分の考え方に目を向けると、私の思い込みや信念の中に、

・時間を大事にしなければいけない

・会社に遅刻してはいけない

・ルールは守らなければいけない

といったものがあることを発見できるわけです。

私自身が大事にしている思い込みや信念は、いわば自分のルールのようなもの。

自分が大事に守っているルールを簡単に違反してくる人に対して、「怒り」を覚えているわけです。

「それはルール違反だよね」という風に。

しかし、それはあくまでも自分が大事にしているルールなだけであって、相手にはあまり関係がないのですね。

もちろん、たとえば会社に遅刻していいわけではありませんが(笑)、自分自身に直接的な被害がなければ、それほど強く「怒り」に転化する必要もないかもしれないのです。

 

「怒り」は自分と相手のルールが違うだけ

「怒り」 というのは、自分と相手のルールが違っているだけです。

自分はラグビーをやっているつもりで、パスを前に出さないようにして懸命にルールを守っている。

つらくても、なかなか前に進まなくても、「ルールだから仕方がない」ということで、きちんとルールを守っているわけです。

それなのに、相手はアメリカンフットボールをやっていて、簡単にボールを前に投げてしまうわけです。

そうなったら、「怒り」が出てきますよね。

しかし、これは自分と相手の競技が違うだけなのです。

ですから、相手にも悪意がないことが多いわけです。

そのためにも、「怒り」が出てきたら、

・自分の思い込みや信念に気づくチャンス

ではないか、と考えてみましょう。

そして、「自分と相手のルールは違うんだ」という前提に立ち戻ることが大事です。

それを理解していれば、必要以上に「怒り」を感じることが減るはずです(なくなることは、まずないのではないかと思います)。

また、「怒り」が出てきたときに、自分のルールを言語化できていれば、「ああ、いま自分はこういうルールに違反されているから、怒りを感じてるんだな」と理解できるようにもなるものです。

そうすれば、感情的に「怒り」をぶつけることなく、穏便に問題を解決できるようになるかもしれません。

・・・私も毎日実験中です。(^_^;)

 

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■編集後記

昨日は、午前中に「わくわく行動実践会」に参加。

ブログネタにもなりそうな心躍るタネを見つけることができました。

ほかの人のわくわくのネタを知ることができるのは、やはりおもしろいものですね。

2月は、私は新しい体験を楽しんでいきたいと思います。

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