ビジネスの習慣

自分の成長をはかる「原因基準」を設定しよう

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自分の成長度合いを、どのように計測していますか?

もし、そのような基準をもっていないなら「原因基準」をつくっておきましょう。




 

1年前から成長しているか?

この1年で、あなたはどれくらい成長したでしょうか?

この問いに即答できる人は、日々のふり返りを習慣にしている人だと思います。

たいていの人は自分がどれくらい成長しているのか、よくわからないまま日々をすごしているものです。

もちろん、いろいろな行動をしているはずですから、

「1年前に比べれば成長しているはずです」

ということは言えるかもしれません。

ただ、そのようにしてふり返って「そういえば成長しているかも」だと、もやもやが残るわけです。

たとえば、以前の私は、

「もっと何かやれたと思うんだけどな、、、」

「サボらなかったら、もっと成長できたはずなのに、、、」

「自分はもっとできるような気がするんだけど(やらなかった)、、、」

という風になっていたわけです。

そう思っている時点で、自分の成長に対して鈍感だということがわかります。

「成長できたかどうか」をはかるためには、基準を決める必要があるのです。

 


 

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結果よりも原因を大事にする

「原因と結果の法則」があります。

どんな結果にも、原因があるのです。

たとえば今年、私の友人が「MY田んぼ」を借り、お米を育てていました。

先日、見事に収穫をしていました。

このように稲が実り、お米を収穫できるのは「結果」です。

そのために、種まきをして、肥料をやり、水をあげて、雑草を抜く。

そのように手入れをするのが「原因」ですよね。

たとえば、ダイエットの習慣。

結果は、体重や体脂肪です。

一方の原因は、食べすぎに気をつけたり、運動をすることですね。

「成長」というと、どうしても目が行くのは「結果」です。

・資格を取得した

・フルマラソンを完走した

・売上が昨年度を超えた

そこを評価してしまいがちです。

わかりやすいし、派手に見えるからです。

でも、よく考えてみましょう。

重要なのは「原因」です。

多くの場合、「原因」を積み重ねずに、一気に「結果」を得ようとするから、つまづいてしまうのです。

いい原因の積み重ねなしに、いい成果は生まれない。

そのことを忘れないようにしましょう。

 


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「原因基準」をつくり続ける

「計測できれば管理ができる」という言葉があります。

数値を活用すれば、管理ができるようになります。

そうしてはじめて成長を扱えるようになるのです。

つまり、私たちは「これができれば成長したと言える基準」を持つ必要があるのですね。

その基準は2つ。

「結果基準」と「原因基準」です。

「結果基準」は、目に見えるわかりやすい結果です。

そしてもうひとつは「原因基準」。

私たちが大事にしたいのはこちらです。

この基準を自分で計測できるようにしておくことが重要です。

たとえば、ほかの人に「成長しましたね」と言われたとしましょう。

でも、それはほかの人の目からみた成長なのですよね。

あなたが望んでいる成長とは違うかもしれないのです。

では、ここで次の3つの質問に答えてみましょう。

 

1:あなたは「成長」して、どんな人になりたいでしょうか?

2:成長したら、どんな結果があらわれるでしょうか?

3:その結果を出すためには、どんな原因をつくることが必要でしょうか?

 

ひとつ目の質問の答えを語る人はたくさんいます。

2つ目の結果を追いかけている人も多いです。

しかし、3つ目の原因を追求している人はあまり多くはありません。

でも、大事なのは3つ目の原因をつくり続けることなのです。

その原因とは、あなたが誇れる結果を出したときに、ほかの人が「そりゃそうだよね。あれだけのことをやっていたんだから」と納得してしまうようなものです。

そのための「原因基準」をつくりましょう。

私なら、

・ブログを書いた記事数

・コーチングセッションの回数や時間

・ランニングアプリの合計距離

などと原因基準としてカウントしています。

私たちができるのはここです。

結果のためにどれだけのリソースを「原因づくり」に投入できたのか。

それを計測して、原因をつくり続けるのです。

目の前や緊急な仕事に取り組まなければいけないことがたくさんあります。

すべてのリソースを成長だけに注ぐことはできないでしょう。

でも、意識していかなければ、成長へのリソース配分ができません。

成長のための原因基準がより良くなるように、日々リソース配分を計測・改善していきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、会社終わりで妻と地元の駅で待ち合わせ。

一緒にクリスマス向けのチキンやお寿司、ケーキやビールなどを買い出し。

帰宅して、クリスマスソングメドレーを聞きながら、家族4人でクリスマスイブの時間をすごしました。

こういう「いかにもな1日」に、私は幸福を感じるタイプです。(^_^)


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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