仕事の習慣

正しい優先順位を判断するために必要なこととは?

投稿日:2024/01/20


いわゆる「仕事ができる人」と「仕事ができない人」の差は、どこにあるのでしょうか。
私は「正しい優先順位を判断できるかどうか?」にあると考えています。

では、正しい優先順位を判断するためには、何をすればいいのか。
考えを記事にしてみました。




 

優先順位づけのスキルの差→パフォーマンスの差

「優先順位づけのスキルの差が、パフォーマンスの差になる」

そう考えています。

私たち人間の能力は、3倍とか10倍も離れているわけではないですよね。
それなのに、ビジネスの売上や仕事の成果は、3倍や10倍離れることがあります。

なぜ、そんな現象が起こるのか。

その答えが、
「優先順位づけのスキルの差が、パフォーマンスの差になる」
だと考えているんです。

たとえば、やるべきタスクが10個あるとします。

ある人は「最初に思いついたし、軽くできるから1番目から取り掛かろう」と考えて、1番目から取り組む。

別のある人は、リストアップして「書き出して俯瞰してみると、ちょっと重ためだけど7番目が最重要だな」と感じて7番目から着手する。

この時点で取り組む順番が変わるんですよね。

どちらが良い悪いでは無いんです。
ただ、どの選択をするかで、未来は変わります。

 


 

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正しい優先順位づけが困難な理由

優先順位づけは、簡単じゃないときがあります。

仮に、タスク10個のうち、
・重要度レベル1と重要度レベル10
を比べるなら簡単なんです。

レベル10のほうが圧倒的に大事なのはあきらかです。

優先順位をシンプルにしてくれる状況があります。

それは、
・締め切り
です。

「このスライドを明日のセミナーまでに完成させないとやばい!」

そんな状況になれば、スライドづくりが優先度レベル10。
何より最優先させるべきタスクです。

こうなると、先のばしタイプの人も迷いません。
全集中でスライドに取り組みますので。

差がつくのは、10個のタスクの重要度が並列に見えてしまうときです。

それが、
・重要度レベル9.2と重要度レベル8.8
みたいになると、判断が困難になるんですよね。

たとえば、あなたが会社員で、5歳の子どもの誕生日があるとします。
夜は家族で誕生日パーティーをする予定です。

まもなく、勤務終了時間。
いざ帰ろうとすると上司から「重要なクライアントから緊急の用件だ。すまないけれど、残業して今日中に対応してもらえないか?」と呼び止められる。

あなたは、どうするでしょうか?

その人の価値観にもよりますが、
・重要度レベル9.2と重要度レベル8.8
みたいな状況ですよね。

ですから、
・子どもの誕生日を優先する人
・仕事を優先する人
・迷って決断できない人
・帰宅しながらメール対応する人
など、様々な対応があるはずです。

では、どんな風に優先順位を決めればいいのでしょうか。

 

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正しい優先順位を判断するために必要なこと

前述のように、上司に呼び止められた状況では、完全な正解はありません。

たとえば、「家族が最優先」という人がいたとしても、10回のうちすべて上司の呼び止めをぶっちぎってしまうとしたらどうでしょうか。

1回目は、なんとかなるかもしれません。
ただ、9回連続で家族を優先していたら、10回目は判断が揺らぐかもしれませんよね(10回連続をいとわない人もいるはずですけれど)。

そう、優先順位が固定できれば楽なんです。
ただ、必ずしもそうはいかない場合もあります。

なぜなら、
・状況が同じとは限らないから
です。

要は、
・正しい優先順位をつけるためには、自分を取り巻く状況を把握する必要がある
ということなんですね。

平穏な状況で、重要なタスクが少ないときは、思いついた順にタスクに取り掛かっても問題はないでしょう。

ただ、1年のゴール設定や「どのゴールを優先していくのか?」といったことは、思いつきで判断するのはリスクがあります。
当たれば問題ないですが、失敗すれば、来年も同じゴールを追いかけることになってしまうかもしれません。

私も、いま朝ルーティンを見直しています。
以前は「このルーティンは最高だな」と感じていたんです。

ただ、「このままだと、たぶんずっとこのままなんじゃないか?」と思ったんですね。
そこで、今の私の状況にもっとフィットするルーティンの再考をしています。

そのような意味でも、
・優先順位を考えるときには、状況の把握から始める
ようにしてみるのがおすすめです。

具体的には、
・抱えているタスクを思いつく限りリストアップすることからスタートする
が基本です。

あなたの優先順位づけの正しさを高めるために、そんなベーシックなところからトライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、ランチタイムに「習慣化オンラインサロン」スタッフの定例ミーティング。

夜は「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
人生の軸を貫く価値観に近づき、対話が深まりました。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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