良習慣の習慣

チェーン・ハビティングのスキル。習慣は、連鎖させればうまくいく。

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良習慣を連鎖させれば、パズルゲーム「ぷよぷよ」の連鎖のように威力が高まります。

それが「チェーン・ハビティング」です。




 

セミナーの学びを行動につなげられる人の答え

セミナーを開催したときは、最後に参加者の方の感想を聞く機会をつくります。

私のセミナーを受講していただいたら、行動とセットにしたいからです。

ですから、私から「何を実行しますか?」という質問に答えていただくのです。

そのときの答えで、

「あっ、この方はうまくいくな」

と思う方がいます。

さて、どんな感想を言う方でしょうか?

答えは、

・セミナーで決めた新しい行動を、既存の行動につなげる人

です。

先日の「理想の1日」セミナーでもありました。

受講生の方に、セミナーでおすすめした行動があります。

私は「どうすれば習慣化できそうですか?」と尋ねてみたんですね。

その方は、

「今、こんな朝ルーティンがあるので、その後につなげてみます」

と答えられたんですね。

私は「すばらしいですね!きっと成功すると思います」と答えました。

誰にでも、今すでに持っている習慣があります。

既存の習慣に、新しい習慣をつなげていくのです。

新しい習慣を身につけるときの重要スキルです。

たとえば、「帰宅したら、うがいと手洗いをする」というルーティンがあるとします。

そこに、「着替える前に、充電が必要な機器を先に充電する」という習慣をつなげる。

すると、朝になって「あっ、充電し忘れた……。」がなくなります。

しかも、定着までの労力が少ないです。

私なら、「出勤するために、自然の中で20分の朝散歩をする」というルーティンがあります。

その習慣に、「オーディオ学習をする」という行動をつなげます。

こうすれば、無理なく習慣化できるのです。

 


 

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習慣を連鎖させる「チェーン・ハビティング」スキル

前述の通り、

「習慣は、連鎖させればうまくいく」

です。

この手法を、私は独自に

「チェーン・ハビティング(Chain Habiting)」

と名づけています。

ネーミングの由来は「チェーン・スモーキング」から。

チェーン・スモーキングとは何でしょうか?

「たばこを次から次へと吸うこと」です。

吸い終わったたばこの火を消したと思ったら、すぐに次のたばこに火をつける。

そんな風に切れ目なくたばこを吸う人を「チェーン・スモーカー」と呼ぶんですね。

チェーン・スモーキングはかっこよさもありますが、健康には良くないでしょう。

「ペイン(不快)」を伴います。

一方、チェーン・ハビティングはあなたの生活の質を高めます。

良習慣を連鎖させるからです。

「ゲイン(快)」を連れてきてくれるんです。

規律あるライフスタイルを持っている人は、ルーティンを持っています。

余計なことは考えず、淡々とルーティンを実行する。

そうすれば、成果が上がるチェーン・ハビティングを設計しているのです。

調子が良い日はもちろん、悪い日もルーティンを実行します。

規律のために。

平凡な人なら「今日はやめて、明日からでいいか……。」と言ってしまうのに。

だから、活躍できます。

たとえば、「ルーティン」で有名になった元ラグビー選手の五郎丸 歩さん。

彼が、キックをする前のルーティンの途中で「今日はちょっと乗らないので、ルーティンやめます」とはなりませんよね(笑)。

やり切ります。

いつものリズムで。

チェーン・ハビティングがあるので、ルーティンを最後まで実行できるのです。

 

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活躍している人は締め切りで動かず習慣で成果を出す

良習慣を連鎖させれば、あなたの人生はプラスになります。

意図して、1日の中にチェーン・ハビティングしていきましょう。

最初は、1つの習慣から、1つの習慣をつなげて2つのチェーン・ハビティングかもしれません。

活躍する人は、そこから3つ、4つとチェーン・ハビティングしていきます。

連鎖の質が高まれば高まるほど、成果も大きくなるわけです。

具体的には、私がおすすめしている「モーニングメソッド」です。

モーニングメソッドの6つの習慣であなたの朝時間を改革しよう | 【良習慣の力!】ブログ

朝時間に6つの良習慣をつなげて実行すると、頭・心・体があたたまっている状態になる。

朝の時点で、すでに臨戦態勢なのです。

まさにチェーン・ハビティングです。

二度寝してしまった人とは、1日のパフォーマンスが大きく変わってくるでしょう。

チェーン・ハビティングになれば、締め切りや納期は無くなります。

もちろん、「結果」を重視していないわけではありません。

ただ、より重要なのは「プロセス」です。

「私は、どんな習慣をつなげれば理想の1日に近づくのか?」という問いに答えることなのです。

たとえば、「朝時間に、メモを整理して、毎日経理をして、メルマガを書いて」と連鎖させている人がいます。

「毎日経理をする」という習慣がチェーン・ハビティングの中にあるので、「確定申告」という締め切りに追われることがないのですね。

うまくいっている人は、締め切りで動いているのではありません。

習慣に合わせて行動しているからです。

習慣が、結果をつくっているのです。

さて、あなたが習慣として身につけたい行動は何でしょうか?

その習慣、ぜひチェーン・ハビティングの手法で考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」スタッフの定期ミーティングに参加。

22年目の結婚記念日だったので、会社を早めに出て花屋さんに行ったんですが、あいにく「いいな」と感じるものが無かったんですね。

代わりにスパークリングワインを買いました(笑)。

当たりの味でした。(^^)


 


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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