行動の習慣

「重い思い込み」を「軽い思い込み」に変えると行動できる

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あなたが「重たい」と感じるタスクを、「軽いタスクだ」と感じる人がいます。
フットワークを軽くするために、ほかの人の「思い込み」を採用してみましょう。




 

コンサルティングで判明した私のボトルネック

先日、コンサルティングを受けました。
テーマは私の活動拡大について。

そのときにサラッとアドバイスいただいたことが、いまだにズシーンと響いています。

それが、
・セミナー準備に時間をかけすぎている
ということでした。

そうなんですよね。
うすうす気づいていました。
それなのに、見ないふりをしていたようです。

じつは、コンサルティングの直接的なテーマでは無かったんです。
ただ、私の時間管理を改善するためには、取り掛からないといけないところでした。
私の活動が広がらない遠因が、セミナー準備になっていることが発覚したのです。

コンサルタントの方も、セミナーを毎月開催されています。
そこで、最近のセミナー準備に割り当てた時間を聞いてみました。

返ってきた答えを聞いて驚愕。
1時間以上のセミナーに対して、準備時間は10分もかかっていなかったんです。

時間あたりの生産性として考えたら、これがどれだけすごいことか……。
「私も同じくらいの準備時間でセミナーができたら、今よりアウトプットができるじゃないか。」と思ったんです。

 


 

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思い込みが必要以上に時間を奪う

私の時間の使い方で、セミナー準備が大きな割合を占めている。
これはなぜなのか。

わかりやすいところで言うと「思い込み」が原因の1つです。
私の脳内には、
・セミナー準備は大変だ
・セミナー準備は時間がかかる
という思い込みがあります。

たしかに、間違っていない部分があります。
一方、100パーセント正しいわけでもないんです。

1時間のセミナーに対して、10分以内で準備できる人もいるのですから。
もちろん、日々考えているからこそ、準備が短時間でできるわけです。
ピカソがナプキンにサラサラと絵を描いて、100万円を請求した話と同じですね。
実働は10分間であっても、その10分を生み出すために考えたり、行動している時間はもっと多いのです。

さて、私の「セミナー準備は時間がかかる」という思い込みがあると、どうなるか。

逆説的に、「セミナー準備には時間をかけなければいけない」という思い込みにすり替わるんです。
ですから、私は意識の中では「セミナー準備の時間を短縮しよう」と考えているのに、実際は、
・テキストをたくさん打って
・スライドをたくさんつくって
・写真も入れて
・図解して
・誤字脱字を修正して
・リハーサルして
・・・ってなるんです。

私の脳内のプログラムが
・セミナー準備には時間をかけなければいけない
という思い込みと同時に、
・時間をかけないと良いセミナーはできない
という思い込みを刷り込んでしまっているからです。

今回のコンサルティングを受けて、ここの思い込みが私自身の足を引っ張っていることに気づきました。

 

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思い込みが変わりスライドが30パーセント減少

そこで、改善。
まず取り組んだのは、
・文章量を減らす
・スライドのデザインを変える
・スライドの枚数を減らす
ことでした。

いきなりの大改革はやりきれなかったので、まずはできる範囲で。
文章っぽくなってしまうところを、記号や単語に置き換えました。
説明的な文章も削りました。

結果、スライドが前々回の91枚から64枚に減ったんです。
27枚も減少。
およそ30パーセントの削減。
これだけでも、大きな改善です。

もちろん、スライドが少ないので、準備時間も減りました。
ここから改善していき、さらに減らすつもりです。

さて、あなたが必要以上に時間をかけていることはないでしょうか。
その行為には、思い込みが含まれていないでしょうか。

私のセミナー準備と同じように、私たちが「ここに時間がかかるのは仕方がない」と思い込んでいることを、ほかの人は
「ここに時間をかけても仕方がない」
「時間をかけなくてもできる」
と思い込んでいる人がいます。

今と違う思い込みを採用できれば、今よりパフォーマンスアップできるはずです。
自分とは違う思い込み(いい意味での)を持っている人を探してみるとおもしろいです。

重い思い込みは、行動まで重くしてしまいます。
軽い思い込みに変えて、自分を動かしていきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」セミナー準備。
全4回講座の2回目。
初の試みなので、試行錯誤です。(^^)


 


 

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