良習慣の習慣

あなたの習慣化に「習慣の定義」はありますか?

投稿日:2022/01/26


「あなたの、あなたによる、あなたのための習慣」の形成を楽しみましょう。

そのために必要なのは「習慣の定義」です。




 

「その習慣に定義はあるんか?」

あなたが何か新しい習慣を身につけようと思われるときに、必ず考えておいたほうがいいことがあります。

それは、

「習慣の定義」

です。

大地真央さんが出演しているCMに、「そこに愛はあるんか?」という女将の決め台詞があります。

私に言わせていただければ、まさにその決め台詞と一緒。

「その習慣に定義はあるんか?」という感じなのです。

「習慣の定義」を決めていないうちは、スタートしない方がいいとさえ思っています。

なぜでしょうか。

その理由は「定義を決めていない習慣は、定着しづらいから」です。

 


 

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ゴールテープが設定されていないマラソンは苦しい

「習慣の定義」をおすすめする大きな理由があります。

それは「習慣の定義」がないと、その習慣を

・クリアできたのか?

それとも、

・クリアできなかったのか?

が明確にならないからです。

「習慣の定義」がない習慣化のイメージは、ゴールテープを用意していないマラソンのようなもの。

ここを通過したらゴールだよ」と示されたポイントがないということです。

私たちがランナーとしてマラソンレースを走っているとしましょう。

もしも、そのレースにゴールがなかったら、走っていても「あとどれくらい走ればゴールにたどり着けるんだろう?」という感じで残りの距離がわかりません。

しかも、ゴールがなければプロセスも不明。

要は、今、自分がコース全体のどのあたりを走っているのかわからずにずっと走らなければならないわけです。

ですから「ペースを上げていいのか?それとも抑えてエネルギーを残しておいたほうがいいのだろうか?」といったことも判断できません。

走りながら、常に「どうすればいいんだろう・・・?」と頭を必死に使っている感覚。

私は、小学生のときに、このような経験があります。

同級生が悪さをしたとき、クラス全体での連帯責任になりました。

結果、なんと「先生が終わりというまで走りなさい」という指示があったのですね。

これはつらかったです。

ゴールがわからず「いつ終わるんだろう」と考えながら走るマラソンは、頭と体、そして何より心が疲弊してきます。

マラソン経験者としても(今もですが)、この状況がとても苦しいことがわかります。

 

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「習慣の定義」と「習慣のあいまいなイメージ」

では、「習慣の定義」とはどういうことでしょうか。

 

早起きを習慣化ができない日々

私の早起き習慣化の事例でご説明しましょう。

過去の私は「早起きを習慣化したい」と思いながら、できない日々が続きました。

このときの私には当然のことながら早起きに関する「習慣の定義」を持ち合わせていません。

もし、その当時の私の脳内をのぞいたら「早起き習慣化は、1年365日毎朝5時起きしないと早起きを習慣化したことにならない」という定義になっていたと思います。

このときの私の「習慣の定義」、あなたはどう感じるでしょうか。

かなり大変ですよね。

まわりの状況や自分の体調に関係なく「1年365日毎日5時起き」を目標にするなんて。

これは思考停止に近いゴール設定です。

安易すぎて、「習慣の定義」とはほど遠い「習慣のあいまいなイメージ」です。

攻撃しているのに、相手のダメージが減らない戦いみたいな。

ですから、私は長い間「早起きのあいまいなイメージ」という敵と戦い、負け続けていたのです。

 

私の早起きに訪れた「定義を決める」という転機

そんなとき、転機が訪れました。

自分で「早起きの定義」を決めたのです。

それは、

「週に4日以上、5時45分から6時15分の間にふとんから出る。それを1ヶ月続けたら、私は早起きを習慣化したことにする」

というような定義でした。

私が考えた「私の私による私のための早起きの定義」です。

「早起きの定義」が決まると、私の早起きに対する捉え方が一変。

そこから1ヶ月間早起きにトライしました。

すると、なんとクリアできたのです。

「早起きのあいまいなイメージ」に負け続けた私が、「早起きの定義」を決めたことによってようやく早起き習慣化の第1ステージを突破。

ドラクエで言えば、レベルアップのSEが鳴っているはずです。(笑)

私だけではありません。

現在開催している「早起き完全マスタープログラム」でも、「早起きできない」と言われるSさんがいらっしゃいました。

そこで、私と同じように早起きの第1ステージをクリアするための定義を決めていただきました。

「週に3回以上」といったような条件です。

結果はどうだったのか。

木曜日の時点でクリアしてしまいました。

すばらしいです。

これは、私が何かしたわけではありません。

Sさんになかったのは「自分で決めた早起きの定義」だけ。

ただそれだけなのです。

でも、この違いはとてつもなく大きいのです。

 

「何をクリアしたら変わったことにするのか?」を定義する

定義の有無。

これは「幸せ」も同じですね。

私たちが生きている究極の目的は「幸せになるため」です。

私たち万人に共通する願いです。

その大事な幸せ。

ずっと感じていたいですよね。

では、「あなたにとって幸せとはどのような状態ですか?」と質問すると、即答できる人はほとんどいません。

あとは「変わりたい」というのも似ていますね。

「いろいろと行動しているんですが、変わった感じがしません」と言われる人は多いです。

それも当然なのです。

「何をクリアしたら変わったことにするのか?」を定義していないから、変わった感じがしないわけですね。

定義を決めましょう。

その人にとっての「幸せ」や「変わった」という定義が決められていなければ、計測ができませんので。

あらためて、私はあなたが習慣化しようとしている行動について、お尋ねしたいと思います。

「あなたの習慣に定義はあるんか?」と。(笑)

ぜひ、ご自身に質問してみましょう。

そして定義がなかったら、仮でもいいので設定してみることです。

習慣に取り組むのは、定義を決めてからでも遅くはありません。

 


 

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■編集後記

昨日は、6時30分の「習慣化オンラインサロン」の朝活からスタート。

夜は19時30分から「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。

20時から「習慣化オンラインサロン」の年間コース対話会へのオブザーブ参加。

21時から定例の勉強会に参加しました。

その後、「90/90/1」プロジェクトのセミナー準備も。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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