早起きの習慣

人生の当事者意識を高める早起き習慣化のすすめ

投稿日:2020/12/18


早起きを習慣化していくと、育っていく意識があります。

それが「自分の人生に対する当事者意識」です。




 

難易度ナンバーワンの早起きの習慣

「あなたが習慣化するのに、1番難しい習慣は何ですか?」

そう質問されたら、何と答えるでしょうか。

私にとっては早起きでした。

もっとも難易度が高かったのです。

今でも気を抜くとすぐに崩れてしまいます。

早起きの大敵は2度寝。

でも、それも仕方がない話でもあります。

そもそも「寝たい」というのは人間の本能。

しかも、とても強い本能です。

人間が本能に抗うのは簡単ではありません。

ですから、「早起きは難しい」と言われるのです。

実際、私だけでなくサポートしているクライアントさんたちを見ていてもその難しさを感じています。

早起き習慣化には「本を読む習慣ができた」とか、「運動の習慣が身についた」というのとは異なるレベルの困難があるのですね。

10年前にそれなりに習慣化をがんばっていた私は、早起きだけはどうしてもできませんでした。

何度決意しても挫折してしまう自分。

「自分には早起きは無理なのかもしれない・・・」

早起きをあきらめそうになりました。

はっきりいうとコンプレックスだったのです。

 


 

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「人生の傍観者」から「人生の当事者」になったきっかけ

ただ、難易度が高いということは、それを克服すると大きく変わるということがあります。

2011年、震災がきっかけでスタートしたフルマラソン完走への挑戦。

そこから本格的に早起き習慣化にも取り組むこととなりました。

何しろ、当時の家族や仕事から「走る時間を確保するためには早起きするしかない」という状況に追い込まれたのです。

そうしなければ、人生で目標にしていた「35歳までにフルマラソンを完走する」が実現できないことが明確になりました。

まさに「自分ごと」になったのです。

そうなってようやく、「早起きすることなしに自分の人生を変えることはできないんだ」ということに気づきました。

そこから早起きを習慣化しながら、朝ランの習慣にトライ。

「1度に1つ」という習慣化の原則を破らないといけなかったのです。

それくらいなりふり構わない感じでの早起き習慣化。

なんとかやっていきました。

結果、半年でフルマラソンを完走することができたのです。

そおプロセスは、私のとって大きな変化でした。

どんな変化か?

それは、

・「人生の傍観者」から「人生の当事者」になった

いうことです。

早起きを習慣化する以前の私は、人生の傍観者でした。

おかしなことかもしれません。

自分の人生なのに傍観者なのですから。

でも本当なのです。

もちろん、自分の人生を生きているつもりでした。

自分ではでは。

ただ、今からふり返ってみると、自分の人生に対するスタンスが傍観者だったのです。

会社員として雇われていれば、会社と自宅の往復だけでも生活ができます。

会社と自宅、そしてたまにやきとん。(笑)

そのように受け身であっても、お給料がいただけるわけです。

ですから、会社で飲み会に誘われたら100%飲みに行きました。

社内でどんな人だと評価されているかがとても気になっていたからです。

取引先のお客さまが言うことは残業して徹夜してでもやりました。

誰かに依頼されたことは嫌な顔をせずに引き受けました(そしてまた残業になりました・・・)。

そのような感じだったんです。

ひと言でいえば「きっかけ待ち」の人生です。

こういうスタンスは、まさに人生の傍観者だと思うのです。

なぜなら、自分への評価がすべて「ほかの人の評価軸だから」です。

そんな生き方を30年以上やっていました。

これはとてもしんどいものです。

 

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早起きで1日をデザインする

早起き習慣化に取り組むことで日常に変化が起きてきます。

たとえば、早起きをして、自分で1日をデザインする。

すると「5時に起きよう」というスタート地点を決めるのは自分です。

1日のはじまりが自分起点に変わるのです。

それまでは「この時間に起きないと会社に遅刻してしまう」という他社起点でした。

自分の大事な1日のスタートを、ほかの誰かに決められているようなものだったのです。

早起きをして1日をプランニングすると、すべて自分で決断しないといけません。

「うっかり昼寝をしていたら急に理想の1日が実現されていた」という現実はやってきません。

そんな現実を待っているんですが、残念ながら今のところ実現してないです。(笑)

すべて私が考えるしかありません。

まさに当事者ですよね。

ほかの人に任せるわけにはいかない部分だったのです。

それまであまり気づかずに社会のルールや流れにお任せしてしまっていました。

当事者はしんどいことあります。

自分の人生からは逃げられないからです。

嫌な現実も見なければなりません。

すべてをそっくりそのまま責任として受け入れるしかないのです。

そのスタートが、早起き習慣化でした。

「そうは言っても早起きは大変だよね・・・」と思われ方もたくさんいらっしゃいます。

ただ、そのままだと人生の傍観者のままになってしまうかもしれません。

じつは、コーチングをしても成果が伸び悩むクライアントさんの原因はここです。

ご自身の人生なのに、どこか傍観者なのです。

はっきり言うと以前の私と同じように「きっかけ待ち」になってしまうのです。

クライアントさんの能力がないわけではありません。

能力があるのに、傍観者なんです。

ですから、横で見ていてはがゆいのです(もちろん、人生の当事者になっていただくようにコーチとしてはたらきかけます)。

そのように傍観者だったクライアントさんが変わる瞬間があります。

それが早起き習慣化という瞬間です。

そのような変化への期待を込めて、私は「早起き習慣化」を提唱しています。

何より、私自身も現在進行形で、当事者意識を育てているということですね。

「自分には人生の当事者意識が足りないかもしれない」

そう思う方は、まず早起き習慣化に取り組んでみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。

夜は「習慣化オンラインサロン」チームメンバーとの定例ミーティング。

ミーティング前に会社の仕事のことでザワザワしていたんですが、メンバーと話しているうちに安心感から気持ちが浄化されました。(^^)


 


 

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■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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