思考の習慣

「劣等感の人生ゲーム」から抜け出せた理由

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「みんなはできているのに、自分はできていない……。」
そんな劣等感を抱きそうなときは、あなたの人生に集中しましょう。




 

劣等感をひた隠しにしていた学生時代

劣等感の多い人生を送ってきました。

幼少期の環境とか、そうなる理由は様々なのですが。
しかも、私自身は「劣等感を持っている」ということに、無自覚だったんですよね。

これが怖いところで。
無自覚ですから、言語化できていません。
そのため、「何となくモヤモヤするなぁ……。」という感覚とともに、人生を過ごしていたのです。

たとえば、中学生の頃。
学校からの帰り道は、「1人で帰りたい派」でした。
自分でも、そうしたい理由はわからなかったんですけれど。

大人になり、心理学を学んだことで、ようやくその理由がわかりました。
私は「自分がダメなやつだとバレないようにしたかった」のです。

学校生活で、その隠しごとをずっとやっていて。
帰りは、きっともうつかれていたんでしょうね。

ですから「早く1人にしてくれ」と。
心で悲鳴をあげていたようです。
それくらい、周りに対して「できないやつだと思われないように」とバリアを張っていたわけです。

こうして、防御に目いっぱいエネルギーを使っていました。
そのため、勉強や部活にエネルギーを注ごうにも、カスカスのエネルギーしか残っていなかったわけです。
それは、成果が出ないのも頷けます(今ならわかります)。

 


 

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「エンドレス自責めゲーム」からの救世主

私のように劣等感が強いと、何が起こるか。
他者への嫉妬です。

・車の購入
・住宅の購入
・大会社での出世
など。
友人たちの活躍を見聞きしては、羨んでいたのです。

「あの人は、あんなことができていいなぁ。」と。
さらに「それに比べて、自分はダメなやつなんだよな……。」と自責め。

そんなことは、誰も言ってないんです。
それなのに、自分から自分にダメ出し。
しかもエンドレス。
しんどいゲームです。

そんなしんどい人生ゲームに、変化が起きた時期がありました。
きっかけは何かというと、
「良習慣に取り組むこと」
だったんですよね。

なぜ、良習慣形成は、私の「エンドレス自責めゲーム」からの救世主になったのでしょうか。

答えは、
「他者とのゲーム」ではなく、「自分のゲーム」に集中するようになったから
です。

特に、「良習慣の種」というルーティンのチェックリストをつけ始めてからですね。

・早起きする
・運動する
・本を読む
・ブログを書く
という私にとっての良習慣たち。

1日の中でそれらにどれくらい取り組めるのか。
そのゲームには、「他者への羨望」は入っていません。
自分が習慣を実行できるかどうかなのです。

このとき、私が参加していた人生ゲームは、ルールが変わりました。
「劣等感を隠す」とか、「他者を称賛して、自分を批判する」とか、そんなルールは不要になったんですね。

 

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モヤモヤしたら、自分の人生に集中しよう

たとえば、「会社でバリバリ働いて、出世して、給与アップする」というようなキャリア像。
私自身、会社に勤めながら、そんなイメージを持っていました。
ですから、そんなビジネスパーソンを目指していたんです。

でも、現実は違う。
だから、自己否定するという。

ただ、よく考えてみたんです。
「それって、自分が本当に望む姿なのか?」と。

私は、違ったんですよね。
誰かに見せられた虚像に、無自覚のうちに引っ張られていたんです。

それが、良習慣形成に取り組むことで、目が覚めたんですね。
「おいおい、これはいったい誰の人生なんだ?」という感じで。

そのようにして、
・良習慣の種
・理想の1日のスケジュール
・ビッグファイブ
などを考え、実践していきました。
もちろん、完璧にできるわけではない。

でも、そうやって理想を考えて、試行錯誤する生き方は、まさに自分の人生でした。
ピカピカのキャリアの一流ビジネスパーソンではないけれど。
自分の手を汚しながら、泥臭く進むようになってきたわけです。

その転換点は、
「自分の理想はどうなの?」
について考えたときでした。

・何がしたいのか?
・何をいいと感じているのか?
・どんな自分でいたいのか?

そんな問いから出てくる答えは、自分の内側からのものでした。
「理想の1日」を考えても、超絶平凡でした。
ただ、私にとっての本当の平凡であることが大事なのであって。
誰かにとって特別である必要もないんですよね。

もしも、あなたも私のように他者への憧れや羨望に苦しむときは。
ぜひ、あなたが「本当に送りたい人生」や「理想の時間の使い方」について考えましょう。

念のため、誤解がないように書いておくと、これは他者を排除しようという話ではありません。
「自分の人生に集中しよう」というメッセージです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部まで。
7時から「週次リフレクション」。
8時から「月次リフレクション」。
年末年始特別版で「年次リフレクション」と共有タイムでした。
9時からアウトプット部の部会。

午後はオフ。
プールへスイムに。

夕方は、妻と地元の居酒屋へ。
もつ焼きが絶品のお店なんですよね。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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