思考の習慣

「真似される→嫌」から「真似される→うれしい」に変わった理由

投稿日:


あなたは「人から真似されること」について、どう考えているでしょうか。

以前の私は、真似されるのが嫌でした。
ただ、現在は違う考えを持っています。

どんな風に考え方が変わったのか。
記事にしてみました。




 

真似をされた(と思われる)「良習慣の力!」ブログ

昨夜は、パーソナルのコーチングセッションでした。

セッション後の時間に、クライアントのNさんからシェアしていただいたブログ記事の話になったんですね。

Nさんは「あのブログなんですが、明らかに伊藤さんのブログを真似していると思うんです……。」と。

以前、さらっと読んだときは「そんなに似てるかな?」と思ったんです。
ただ、そう言われて、昨日あらためて記事を読んでみたんです。

すると「た、たしかに……。」と。
「これは、かなり真似をされているな」と感じました。

なぜなら、ブログのテイストやネタなどが、似ているんです。
何より、私がブログで書いているオリジナルの言葉を、そのまま真似されていたんですよね。

「もうちょっとアレンジしたほうが良いのでは……。」と、私が逆に心配するくらいに。(笑)

残念だったのは、その方のブログ更新がストップしていたこと。
習慣形成の重要性をブログで発信しながら、「ブログをやめます」という記事もなく、終わっていました……。

 


 

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真似されるモヤモヤを質問した話

「真似をされるのは良いことである」

今はそう考えています。
というか、考えられるように変わりました。

なぜなら、真似をされるのは、真似をした方が「良い」と思っているはずだからです。
自分が絶対嫌なものを、真似したりはしませんよね。(笑)

・・・と言いつつ、じつは以前は、真似されることが嫌でした。

私が時間やお金をかけて、考えたり、気づいたり、学んだりしたこと。
それなりの時間をかけて、自分で試したりして、効果があったことをブログやセミナーでお伝えする。
コーチングセッションで提案する。

そのプロセスを飛ばして、あたかも「自分が発見しました!」かのように、シェアしている。
しかもそれがウケている。
ほかの人のそんな姿を見たときに、心がざわつきました。
モヤモヤしたんです。

このモヤモヤ、どうやって解消したらいいのか。

そのとき、質問をすることにしました。
質問をしたのは、井ノ上陽一さんの有料メルマガ。

井ノ上 陽一 | 井ノ上陽一の雇われない雇わない生き方への道 – メルマガ

きっと秘訣があるんじゃないかと。
私の比較にならないレベルで真似されているわけですから。

有料メルマガでは、読者から質問ができますす。
そこで、井ノ上さんに真似されたときの対処法(気持ちの整理など)を質問したわけです。

その答えこそ、今の私が採用している考え方。
井ノ上さんは、
・真似されるのはうれしいこと
・いいと思って真似されているから
と。

そこから続く回答を書くのは控えます(1,500文字近くもあるボリュームたっぷりの解答でした)が、しびれました。
今回、あらためて読んで、感動しました(まじめに)。

モヤモヤしていた私の考え方は、この回答でひっくり返りました。

たしかに、私のブログを参考にされた(と思われる方)は、夜に数あるブログの中で、私のブログにたどり着いた。
さらに、その方のブログのネタ元にしていただいた。
しかも何度も。
(その可能性が高い、としか言えませんけれど)

たしかに、これはブロガーとしては、光栄なことですよね。
私が「いい」という想いを込めて書いた記事を、「いい」と思われているわけですから。

それに、真似されるためには、私がブログで発信し続けることが必要です。
そもそも、私が発信していなければ、真似されることさえも起こりません。

しかも、記事を「いい」と感じていただけなければ、真似されないというハードルもクリアしています。
ブログを読んでいただいた方の行動に影響しているという点では、たしかに良い点なんです。

ブログ100記事や200記事書いたくらいでは、真似されることはないかもしれません。
でも、1000記事、2000記事と書いていけば、真似される確率も増えるわけです。

ここに潜んでいるメリットは、
・真似される=影響力が高まる
ということです。
真似されればされるほど、オリジナルの素材が広がっていくからです。

 

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「真似される」ことの意味づけを変える

そう考えると、有名なミュージシャンの楽曲も真似されますよね。

たとえば、バンドをやり始めた頃は、自分たちで楽曲をつくれない場合が多い。
そのときに真似するのは、当然、好きなミュージシャンの好きな楽器です。

実際、「コピーバンド」と読んでいたりします。
彼らからコピーされる対象になっている。
それは、発見されていて、好きになっていただいているという意味でもあるんですよね。

そんなときに、Mr.Childrenの桜井和寿さんが「僕がつくった楽曲をコピーしないでくださいね!」と言うでしょうか。
言うはずがないですよね。(笑)

学生バンドが、ご自身が一生懸命につくった楽曲を時間をかけてコピーできるように練習する。
むしろ、桜井さんはうれしいのではないでしょうか。
(聞いたことがないのでわかりませんけれど……。)

何より、桜井さんだって、学生時代は甲斐バンドを歌っていた時期があります(渋い・笑)。
そこから、オリジナルの楽曲をつくり、巨人バンドになっていたわけです。

そのように、真似される対象として、素材にされること。
それはうれしいことなのだと考えられるようになっています。

ファッションでも、安室奈美恵さんに憧れて「アムラー」が増えたことも同じです。
安室さんがたくさんの人に真似されるのは、
たくさんの人に魅力的だと思われていたからです。

まさに、
・真似される=影響力が高まる
という現象です。

良習慣形成も同じ。
「あの人に近づきたいから、同じ習慣に取り組もう」と思うこともあります。

こうして考えることで、、私は、
・真似されるのはモヤモヤする
から、
・真似していただけるのはうれしい
という真逆の捉え方を学び、定着させることができました。

今回、Nさんから「伊藤さんの真似だと思うんですが……。」と言われたときも、モヤモヤしなかったので。
それに、真似される人って、少数派だと思いますから。

さて、あなたはほかの人に真似をされて、嫌な気持ちになった経験はあるでしょうか。
もし、そんな状況にあるなら、今回の記事の考え方を参考にしていただけたらうれしいです。

 


 

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■編集後記

昨日は、ランチタイムにコーチングセッション。
深い対話ができました。

夜は「良習慣塾」セミナーのリハーサル。
その後、パーソナルコーチングセッションでした。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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