思考の習慣

やらない理由ばかり考えていた私が、現実を少しずつ変えられた理由

投稿日:2025/07/06


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

「言い訳」思考から「素直思考」へ。
現実を変える分岐点は、いつも小さな選択の中にありました。




 

停滞していたときの「言い訳思考」のクセ

17年ほど前に、ビジネス書を読み始めたとき。
私は、自分の考え方が「言い訳思考」だったなと思っています。

本に良いことが書いてある。
それを実行すれば、成果が出そうに感じます。

ただ、当然のことながら、著者の知識量やスキルのレベルは、私のそれとは大きく異なります。
それが判明すると、「こりゃ自分には無理だな。できそうもないわ……。」とあきらめていたんですよね。

たとえば、著者の方が「ロボット掃除機を導入すれば、そうじに投下する時間が激減しますよ」と書かれていたとします。
その時間で読書の時間やお子さんと過ごす時間が増えたということでした。
さらに、食洗機や調理家電なども、投資すれば家事への労力が激減するということだったんですね。
「なるほど、それはいいじゃないか」と私。

さっそく導入を検討。
Amazonで調査すると、はっきりわかったことがあります。
それは「た、、、高いよね、やっぱり。」ということでした(笑)。

そのときが分岐点。
私は「庶民には無理だな……。」と。
何もしませんでした。
結果、現実は何も変わりません。

そんなことのくり返しだったのです。

 


 

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変化が出始めたときの「素直思考」のクセ

ただ、そんな自分に嫌気がさすようになってきます。
せっかく本を読み、良い方法を知っても、「言い訳」が先行するので何も実践しない。
現実が変わるわけがありませんよね。

そこで、「言い訳思考」をやめようと決断。
その代わりに「素直思考」を取り入れることにしたのです。

では、「素直思考」とは何でしょうか。
自分の現状に照らし合わせてアレンジしてみることです。

著者や講師がうまくいった方法を、全部を真似することはできないかもしれない。
でも、100パーセント取り入れることは無理でも、5パーセントくらいなら私にもできるかもしれません。
ですから、言い訳せずに素直になる。
そこから、「どうすれば、ちょっとでも取り入れられるか?」を考えて、工夫するようにしてみたんです。

たとえば、1日1冊の読書が理想。
でも、私の能力だと困難。
それなら、1年間100冊ならどうか。
自分でも可能なんじゃないか。
だとすれば、どうやって1年100冊の読書をするのか。
素直になって、考えるようにしてみたわけです。

そのようにして、
・お金が無いときは、無料や格安で疑似体験ができないか考える
・時間が無いときは、時間を分割して試してみる
・スキルが足りないときは、今の自分でできることを実験してみる
という感じに工夫をしてみました。

すると、
・ブログ
・複業
・トライアスロン
などに取り組めるようになり、少しずつ現実が変わっていったのです。

 

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やらない言い訳よりも、やってみる理由を考える

・言い訳思考
・素直思考
という2つの考え方。

2つの考え方を、よりシンプルにすると、
・言い訳思考=やらない理由を考える
・素直思考=やってみる理由を考える
と置き換えられます。

どちらの思考を採用するのかによって、未来は大きく変わります。

たとえば、私はこのブログなどで、アウトプットを習慣化する重要性に何度も言及しています。
実際に、複業についてコーチングをしているときも、ブログやSNSでの発信をおすすめすることもあります。

そのときに、
・時間がないので
・ネタがないので
・アウトプットが苦手なので
と返ってくる「言い訳思考」タイプの方がいるのも確かです。

一方で、
・時間がないんですが、1週間に1記事ならできるかもしれません
・ネタを考えるために、自分の体験を思い出してみます
・アウトプットの本を1冊読んでみます
と「素直思考」タイプの回答がある方もいるのです。

複業が軌道に乗るのは、どちらのタイプか。
答えは、、、言うまでもありませんよね。

もし、あなたが「そう言われると、最近言い訳が多くなっているかも……。」と感じたら、現状の思考パターンをいったん保留してみましょう。
その上で、「素直思考」で少しでもとっかかりをつくれないか。
工夫をしてみるのがおすすめです。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中にオンラインセミナー受講。

午後は、セミナー準備。
時間がかかりましたが、完成しました。

夕方は、外出していた妻と待ち合わせて、初訪問の居酒屋へ。
先週、飛び込みで行ったものの満席で入れなかったお店でした。
今回は、予約して訪問。
予約で満席になるのも納得のすてきなお店でした。(^^)


 


 

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