気づきの習慣

『スラムダンク』から学べる。自分を勘違いさせてゴールに近づく方法

投稿日:2023/07/19


私たちは、普段の自分が、
・言葉にしたこと
・イメージしたこと
に影響されて生きています。

その影響はパワフル。
目指す自分に近づくために活用していきましょう。




 

30年ぶりに観たアニメ『スラムダンク』での発見

コーチングという仕事を通して、クライアントの原体験を聞くことがあります。
何かしらの原体験を聞くことが、大事なんです。

なぜか。
その方が持っている価値観は、原体験から発生しているからです。

原体験が多いのは、子どもの頃に見ていたマンガやアニメの影響が強いんです。
中でも、多く出てくる作品は『スラムダンク』なんですよね(ドラゴンボールも多いです)。

そんなことを思っていたら、先日、ふと『スラムダンク』のアニメを観る機会がありました。
思えば、30年前なんですね。
今でもおもしろさは色あせません。

さて、あらためて見ていて、今の私が「なるほど!」気づいたことがあったんです。
それは主人公の桜木花道のこと。
彼は、自分を「天才バスケットマン」と言い続けていたことです。

もちろん、妄想です。
錯覚です。
思い込みです。
勘違いなんです。(笑)

バスケを初めて3ヶ月の素人。
世界中の誰が見ても、桜木花道を「天才バスケットマン」と呼ぶ人はいません。

ただ1人、桜木花道自身を除いて。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





自分のイメージを変える4つの行動

私たちは、自分が想像している以上に、「自分が自分をどう思っているか?」に影響されています。

たとえば「天才バスケットマン」だと思い込む。
強く、長く。

すると、自分は本当にバスケットの天才だと信じるようになってくる。
そんなことがあります。
現実とは違っていても、です。

なぜ、そんなことが起こるのでしょうか。
人は、くり返し意識した言葉を、現実だと思うようになる習性があるからななんですね。

では、そんな自分になっていくためには、どうすれば良いのでしょうか。
ポイントは4つです。

1つ目は「書く」です。
自分はどうありたいのか。
どんな行動を取る人を目指しているのか。
それらを言葉にする必要があります。
手を動かして、紙に書き出すのがおすすめです。

2つ目は、書いた文字を「読む」です。
手だけでなく目でも読むことで、視覚的に意識します。
読むことが得意な人は、読む割合を増やしてもいいですね。

3つ目は、書いた文字を「声に出す」です。
私たちは、自分が話していることを自分の耳で聞きます。
この声を、自分の脳でふたたび認識するという機能があります(コーチングでは「オートクライン」と呼んでいます)。

4つ目は、「イメージする」です。
頭の中で、うまくいっている状況を想像します。
イメージングは、慣れないと簡単ではないかもしれません。

私もそうでした。
ただ、これは筋トレみたいなもの。
やっているうちに上達します。

実際、仕事ができる人は、イメージングが得意だったりするんですよね。
損はしません。
ぜひトレーニングしてみましょう。

書く、読む、声に出す、イメージする。
これら4つの行動をくり返すことで、自分の意識への落とし込みが強くなるのです。

 

■スポンサーリンク




30年後に起きた私の変化

4つの行動をくり返すと効果的です。
ただ、1つか2つに集中するのもありですね。

桜木花道は、3つ目の「口に出す」と4つ目のイメージングが得意でした。
彼が「天才バスケットボールマン」と紙に書いたり、それを読んだりするのはキャラに合いませんので。(笑)
その2つだけでも、何度もくり返すので強烈なんですよね。

その思い込みの強さで、桜木花道は『スラムダンク』で活躍します。
少なくとも、天才バスケットマンの方向に進んで行くのです。

それで今回、興味深いことに気づいたんです。
花道の「天才バスケットマン」という言葉。
それを何度も見聞きしているうちに、観ている私まで、「桜木花道=天才バスケットマン」と錯覚してくるんです。

まさに、私が桜木花道の言葉を、
・見て
・聞いて
・感じている
からですね。
応援したくなるんです。

30年前は心理学の知識ゼロだったので、流川楓ファンでした。
それが、30年ぶりにアニメを観たら、花道ファンになってしまいました。
ある種の洗脳みたいですね。(笑)

さて、このように、自分が何度も
・言葉にすること
・イメージすること
で、理想の自分に近づいていくこと。
これが、自分を勘違いさせてゴールに近づく方法です。

今の私は「私は前倒しする人だ」と言葉にしています。
そして、タスクを前倒ししている自分をイメージしています。
毎日、わずかですが近づているんです。

あなたも、桜木花道のように、ご自身が目指す姿に向かって、言葉とイメージを活用しましょう。
私が思わず花道を応援してしまっているように、あなた自身も、そしてまわりの人たちの心も動かすはずです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、夜に「ビジネスブックBAR」の準備。

今回の課題本『冒険の書』は、こり固まった頭をほぐしてくれる良書です。

家族のみなさんで読めば、話が盛り上がること間違いなしです。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-気づきの習慣

執筆者:

関連記事

アウトプット(ブログやメルマガを書く)のスピードが速くなった理由

アウトプットのスピードを速くするためには、どうすればいいのでしょうか。 私が、自分なりにスピードアップした理由を考えてみました。   速く書くことは、速く考えること 速く書くことは、速く考え …

「スキャンピー」で本を電子化。自炊サービスをはじめて試してみました。

片づけ習慣化の一環で、本の自炊サービスをはじめて利用してみました。   スポンサーリンク   自炊サービスを選ぶポイントは? 毎日15分、強制的に時間をとって断捨離をしています。 …

あなたの問題を解決する方法。知識ではなく「問い」を変える。

今のあなたが抱えている問題は何でしょうか? その問題をクリアするために、あなたが自分に問いかけている質問を変えてみましょう。   自問自答のくり返しが私たちの人生をつくっている 私たちの人生 …

目先のフィーリングに従うか、長期のロジカルに従うか。それが問題だ。

目先の楽しさをとると後悔することがわかっている。 でも、常に正解を選べるわけではないのが私たち人間です。 その矛盾について考えてみました。   今の自分の判断と過去の自分が決めたことの比較 …

相手に動いて欲しいのにうまくいかないときの対処法

「ほかの人に動いて欲しい」と思ったときはどうすればいいのでしょうか。 私なりの対処法(成功例)を記事にしました。   「ほかの人に思い通り動いて欲しい」ときはどうするか? 「ほかの人に思い通 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。