先のばしを減らす習慣

重たいタスクを楽しみながら進める方法

投稿日:2025/01/26


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

つい先のばししたくなるような時間がかかる仕事。
そんな仕事を楽しんで進めるために、何ができるでしょうか。
私のセミナー準備を例にして、工夫を記事にしてみました。




 

重たいタスクを楽しめるか、苦しむのか?

「時間がかかる重たいタスク」を、楽しみながらできるか?
それとも、苦しみながらするのか?

大きく変わりますよね。

1つのタスクは同じ。
成果物も同じ。
でも、受け取る感情にはプラスとマイナスの2つがある。
よくあることなんですよね。

たとえば、私にとっての「セミナーを開催する」は、それに当たります。

1つのセミナーをつくる。
5〜6時間かかります。
だいぶ慣れてきたとはいえ。
悩むと大変で。
もっと時間がかかります。

このセミナー準備。
以前はとても大変でした。
重たすぎるタスク。
そのため、よく先のばししていたんです。
セミナー開催まで半年かかったり、1年やりないことも。

今は違っています。
楽しんだり、達成感を味わったり、気づきを得ながらセミナーを準備できています。
苦労しないことはないのですけれど。
楽しさもあるんです。

では、何が変わったのでしょうか。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール





1つのタスクから生まれる2つの感情

過去と現在。
セミナーを準備する行為そのものは、基本的には同じです。

大きく変わった点を1つあげるとすれば、「プロセスが細かくなった」ということです。

以前は、セミナーをつくる工程が大きかったのです。
たとえば、カフェに行きますよね。
そこで「よし!セミナーの準備を終わらせるぞ!」とやる気になる。

タスクとしては「セミナーのスライドを完成させる」です。
でもこれ、タスクのかたまりが大きすぎますよね(笑)

これだと、たいていの場合は終わりません。
1日に5時間とか6時間もセミナー準備に時間をかけられないので。

すると、カフェを出るときの感情はネガティブ。
「セミナー準備が終わらなかったな……。」です。

「どうしよう……。」
「間に合うかな……。」
「セミナーが始まったときにスライドが真っ白だったらやばい……。」

そんな不安な気持ちになるんです。

せっかくの楽しいセミナー。
もし、主催者がこんな気持ちだったらどうでしょうか。
私が受講する立場だったら、ちょっと嫌かもしれません。

一方で、現在の私は何を変えたのか。
先述の通り「プロセスが細かくなった」のです。

ですから、
・セミナーでお伝えしたいことをリストアップする
・コンテンツを選ぶ
・文章を書く
・重要ポイントを選ぶ
・スライドに落とし込む
・スライドの表紙画像を選ぶ
というように細分化しているのです。

もちろん、タスクが細かくなっただけ。
完成するスライドが大きく変わるわけではないでしょう。
私という同じ人間がつくっているので。

ただ、大きく変わるところがあります。
それは、「準備は終わっていないけれど、確実に進んでいる!」という感覚を持てるということです。

たとえば、
「リストアップまで終わった!」
「コンテンツを7つまでしぼり込めた!」
「スライドの表紙画像を選べた!」
みたいな感じですね。

これだと、達成感をいちいち味わうことができるんです。
なぜなら、
・実行→完了→前進
のくり返しがあるので。

すると、カフェを出るときの気分はポジティブ。
「今日もセミナー準備が進んだな〜」という感情に浸れます。

 

■スポンサーリンク




小さな達成感を大事にしよう

タスクをネガティブな気分で終える。
すると、次に取り組むときに「嫌だな……。」という感情が芽生えます。

一方、タスクをポジティブな気分で終える。
すると、次も「今日もやるぞ!」という感情で取り組めます。

この違い。
小さいことのように思われるかもしれません。
でも、私には違いが大きいのです。

もちろん、セミナーのスライドを完成させたら大きな達成感です。
セミナーを終えたときも、大きな喜びでした。
受講者の方々からいただく感想を読む時間もうれしいです。

ただ、そういった喜びを毎日のようにつくるのは難易度が高いです。
そのため、小さなタスクを完了させながら、そのたびに達成感を味わっていくようにしています。

しかも、「セミナー準備をする」だと、1回しか喜べません。
それを15個のプロセスに区切れば、15回も喜べます。
これは大きな違いだと思うのです。
この違いで、私はセミナー準備の負担が、以前よりだいぶ減ったわけですから。

さて、あなたのタスク実行に、今回の「プロセスを細かくする」を活かせそうでしょうか。
あなたが前に進むためのヒントになれば、うれしいです。

 


 

【お知らせ】

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

パーソナルコーチングのお申込み

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部まで。
7時から「週次リフレクション」、8時から「月次リフレクション」のファシリテーション。
9時からアウトプット部の部会。
その後にセミナー準備など。

午後はオフ。
定期検診で歯科医院へ。
口内環境は良好ということで安心しました。

夜は家族パーティー。
『おっさんずラブ-リターンズ-』観て笑いました(笑)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-先のばしを減らす習慣

執筆者:

関連記事

「決断疲れ」を減らす仕組み化。ジョブズ、ザッカーバーグ、オバマ、アインシュタインに共通する習慣とは?

突然ですがクイズです。 ・スティーブ・ジョブズ氏(アップルの共同設立者) ・マーク・ザッカーバーグ氏(フェイスブックの共同創業者) ・バラク・オバマ氏(アメリカの前大統領) そして、 ・アルベルト・ア …

集中力をうまく活用するための3つのテクニック

これからの時代は「集中力」がとても重要なリソース(資源)になってくると言われています。 できるだけ集中力を高めるためにはどうすればいいのでしょうか。 本記事では集中力をうまく活用するための3つのテクニ …

「締め切りにヘッドスライディング」をやめる3つのステップ

先のばしをすると締め切りに追われます。 「ギリギリセーフ」や「ギリギリアウト」を防ぐ方法を記事にしました。   先のばしで「締め切りにヘッドスライディング」 「締め切りにヘッドスライディング …

「他者の目を気にする」のではなく「他者の目を活用する」

こんにちは。 良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。 他者の目を気にするのは、人として自然なことです。 ただ、気にしすぎてネガティブになることもありますよね。 他者の目は気にするよりも、有効活用 …

先のばししてあとで一気にやると大変。前倒しして少しずつやるほうが楽。

私たちの行動は、 ・先のばししてあとで一気にやると大変 ・前倒しして少しずつやるほうが楽 という構図があります。   うまくいかない状況を抜け出すためには 「先のばししない人は、どんな考え方 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。