良習慣づくりの習慣

「誰のために」が増えれば、習慣が続く。

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

習慣が続かないときは、「やめない理由」の数が少ない(弱い)可能性があります。
「誰のために」を増やすことで、続ける理由を増やしましょう。




 

「誰のための習慣か?」を明らかにする

良習慣づくりの定着には、
「誰のために」
をはっきりさせましょう。

なぜなら、「誰のために」のレベルが変わることで、「成功するか?」「失敗するか?」が変わるからです。

たとえば、オリンピック選手のレースを見たとき。
すばらしいレースで、銀メダルを獲得。
それなのに、悲しむ選手がいますよね。
私は、あの現象も「誰のために」があるからだと考えています。

「いや、銀メダルってすごいことなのに、どうして悲しむんだろう?」と思ったことはないでしょうか。
私なら、チョー喜んでしまうと思います(笑)。

銅メダルを獲得して喜ぶのか。
それとも、銀メダルでも悲しむのか。

そうして「誰のために」を考えてみると、私たちの習慣形成にも役立ちます。

 


 

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「誰のために」の3つのレベル

「誰のために」には、3つのレベルがあります。

それは、
・レベル1:自分のため
・レベル2:相手のため
・レベル3:世の中のため
です。

 

レベル1:自分のため

レベル1は、
「自分のため」
です。

自分で自分のために習慣形成を目指す。

悪くありませんよね。
むしろ、たいていの場合は、ここからスタートです。

もちろん、自分のために習慣形成に取り組んで、成功する。
それなら、何の問題もありません。

一方、自分のための習慣化でうまくいくなら、世の中でこれだけ「続かない人」が困ることはないはず。

要は、人はサボりやすい生き物。
ですから、自分のために行動すると「面倒くさいなぁ」となりがちなんです。

「続ける理由=1」だからですね。
これが、「自分のための習慣」だと、挫折しやすい理由です。

 

レベル2:相手のため

レベル2は、
「相手のため」
です。

人は、自分のためより「相手のため」のほうがパワーが出ます。
わかりやすいのは、子どもが産まれて、自分が親になるとき。
「子どものためにもがんばろう」と思う人は多いですよね。

人は、自分との約束は破ってしまいやすいものですけれど、相手がいると変わります。
「できるだけ約束を守ろう」とするんです。

そのため、私自身も新しい習慣に取り組みたいときは「何をするか?」よりも「誰とするか?」を考えます。
相手との約束を守っているうちに、習慣形成に成功するわけです。
(自分との約束をなかなか守れないので、、、)

相手がいれば、「続ける理由=2」になります。

 

レベル3:世の中のため

レベル3は、
「世の中のため」
です。

自分が習慣に取り組むことで、世の中が良くなる。
こういう理由があると、続けるパワーが高まります。

たとえば、
・トレーニングを続ければ、観客に勇気を与えられる
・セミナーを続けることで、受講者に貢献できる
・募金をし続けて、わずかでも世界に役立つ
など。

このレベルになると、モチベーションに左右されることなく、継続できる確率が高まります。

ここまでくると、「続ける理由=n」になったり、目標によっては「続ける理由=無限大」ということになるでしょう。
そうなれば、やめる理由を探すほうが難しくなるわけです。

 

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「誰のために」を増やすと継続できる

オリンピック選手が銀メダルでも悲しむときは、金メダルの期待が日本中からあったからでしょう。
その期待に応えられなかったため、悲しみになるのだと思います。

もし私だったら、オリンピックに出場できるだけで大喜びするのは、自分のためだったり、期待が少ないという理由があるのではないでしょうか。

私の習慣形成の場合も同じです。

たとえば、ブログ。

レベル1のときは、続きませんでした。
過去にブログとメルマガに挫折しています……。

「続ける理由=1」だったからです。

それが、参加したセミナーの同期生たちとブログを書く100日プロジェクトで再スタート。

ブログを書くことが、レベル2になりました。
ここから、ブログを何とか継続できるようになりました。

「続ける理由=2(以上)」だったからです。

現在は、レベル3。

師匠や友人にがっかりされたくないとか、「良習慣塾」やコーチングのクライアントの方々に貢献したいなど、続ける理由があります。

「続ける理由=読者の数」です。

こうして、レベルが上がるごとに、
・続ける理由が増える
・やめる理由が減る
というわけですね。

さて、あなたの習慣形成は、どのレベルでしょうか。

いつもレベル1で挫折してしまう場合は、レベル2で取り組むことを考えてみましょう。

レベル2でも継続が難しい場合は、どうすればレベル3になるか。

・本を読んで新しいアイデアを出す
・うまくいっている人にアドバイスをもらう
・メンターに宣言してみる
など、考えてみましょう。

「続ける理由=やめない理由」を増やせば、継続するパワーが高まります。

 


 

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■編集後記

昨日は、午前中に「Switch GATE」メンバーとのミーティング。
その後、セミナー準備など。

午後は、読書。
連休でサボってしまった読書をリカバリー。

夜は、自宅で妻と映画鑑賞。
劇場公開当時から気になっていた映画。
予想よりサスペンス感は無かったものの、その分、リアリティーを感じた映画でした。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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