思考の習慣

「会社で評価されない」という悩みから抜け出す方法。

投稿日:2019/09/18





組織や集団の中にいると、どうしてもほかの人からの評価がついてまわるものです。

それに苦しんでいるなら、抜け出す思考習慣を身に着けていくアプローチをとっていきましょう。

 

「会社員として評価されない」という悩み

「会社の仕事をがんばっているのに、上司から評価されない・・・」

「自分より能力がない人が、自分より先に出世してしまった・・・」

「それなりの評価を出しているのに、同期の中で昇進が遅れている・・・」

40代をすぎると、会社員の友人たちからこのような話題を聞くことが増えました(主に大変そうな表情や声と一緒に、、、)。

確かに、毎日の多くの時間をつかっている会社の仕事。

その仕事の中で無力感や劣等感を味わうような状況だと、きついですよね。

私もその状況は理解できますし、そういった状況におちいることもあります。

そのような状態から離れていられる人に対して、うらやましい気持もあります。(^_^;)

しかも、同期が出世したり、後輩が昇進するような状況だとすれば、より一層あせりがあるのだと思います。

このような心持ちを抜け出していくためには、どのように考えていけばいいのでしょうか。

 


 

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「世の中の評価」と「自分の評価」

私たちが、行動した結果、あるいは行動しなかった結果には、2つの評価がやってきます。

1つは、

・世の中の評価

であり、もう1つは、

・自分の評価

です。

1つ目の「世の中の評価」は、ほかの人が決める結果です。

2つ目の「自分の評価」は、自分の行動から生まれる結果ですね。

このうち、私たちの行動の多くは「世間の評価」にさらされています。

特に、会社のような組織にいると、その傾向は強くなります。

私たちが何かプラスの行動をすれば、「世の中の評価」が上がります。

一方で、何かマイナスの行動をしてしまえば、「世の中の評価」は下がります。

または、私たちがアクションを起こすことで、誰かの期待に応えられるかもしれません。

反対に、そのアクションが、ほかの誰かを裏切ることになるかもしれません。

行動すれば、フィードバックがあるからです。

その反応が気になるのは社会性の生き物として、仕方がないことではあります。

ただ、そのようにして「世の中の評価」ばかり気にしていると、プレッシャーがかかるんですよね。

・失敗できない

・うまくやらなければならない

・期待に応えなければならない

という風に。

そのようにして、「世の中の評価」から自分の価値を判断してしまうと、

「会社の仕事をがんばっているのに、上司から評価されない・・・」

「自分より能力がない人が、自分より先に出世してしまった・・・」

「それなりの評価を出しているのに、同期の中で昇進が遅れている・・・」

という悩みにつながります。

そうして、どうすればいいのかわからない状態におちいってしまうのですね。

このケースで、仮に出世や昇進に恵まれて一時的に気分が落ち着いたとしましょう。

一見良くなるように見えますが、根本が解決していないので時間がたてば結局は同じ悩みの感情がおそってくるわけです。

出口がないのですね。。。

この現象を考えていくと、最終的には

・ほかの人が決めた「世の中の評価」に判断軸を置いている限り、永遠にこのループから抜け出せない

ということになると思っています。

ですから、抜け出すためには「自分の評価」に判断軸を持ってこないといけないわけです。

 


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「世の中の評価軸」よりも「自分の評価軸」で生きる

「世の中の評価」は、ほかの人が決めます。

それは当然のことながら、自分ではコントールできません。

しかし、「自分の評価」を判断するのは自分です。

自分の行動の結果を評価できるのですね。

たとえばランニングを習慣化する。

そうすれば、ダイエットできて「やせたね」と言われるかもしれないし、言われないかもしれません。

そのままランニングを習慣化してフルマラソンを完走すれば、ほかの人から「すごいね」と言われるかもしれませんし、言われないかもしれません。

でも、こういった声は、結局は「世の中の評価」で、ほかの人が決めることです。

一方で、ランニングを習慣化することを「自分の評価」に軸をうつすことができれば、どんなことが手に入るのでしょうか。

それは、あなたが「自分でやると決めたことをやる」という実行力を高めたという事実を手に入れることです。

「今日は面倒くさいな、、、」と思っても、気分を変えて1キロでも走るというベビーステップをクリアして自分との約束を1つ守ったという自己肯定感を手に入れることです。

こつこつとランニングをやり続けて、42.195キロを完走するという成功体験を手に入れることです。

これらは、「世の中の評価」が入りようがない、あなただけの「自分の評価軸」なのですね。

すべては無理かもしれませんが、少しずつ「自分の評価」に判断軸をうつすトレーニングをしていけばいいと思うのです。

くり返しになりますが、「世の中の評価」は私たちはコントロールできません。

それなのに、私たちの関心を奪っていくというのが困りものです。

結果、自分の無力感や無価値感がやってきて、私たちを苦しませます。

でも、ここが分岐点です。

「世の中の評価軸」から、「自分の評価軸」に切り替えていきましょう。

私たちは、それを自分で選ぶことができるのです。

実際、私たちが人生を楽しく幸せに生きていくためには、

・「世の中の評価軸」よりも「自分の評価軸」で生きる

ということが重要です。

ですから、少しずつ「自分の評価」の割合を増やしていきましょう。

最初は3%くらいしかなかったとしても、徐々に5%→10%→20%という感じに。

そのようにして、「世の中の評価」を心配する状態から、「自分の評価」を大事にしていくこと。

そのためには、苦しくなったときは「世の中の評価軸にふり回されていないか?」ということを自問してみましょう。

そして、「自分の評価軸に戻るためにはどうする?」と尋ねてみることです。

そのくり返しが、あなたの気持を安定させてくれる助けになってくれるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、私の資格取得に関して友人やクライアントの方々からお祝いのメッセージをもらいました。

こういう機会も少ないですから、今のうちにこの幸福にたくさん浸っておこうと思います(笑)。

そして、妻からもうれしいニュースが。

なんと「孤独のグルメ」のシーズン8が10月からスタートするとのことです。

https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume8/

いやあ、年末まで楽しみです。

また年越しスペシャルやるのかもしれませんね(笑)。


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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