モチベーションの習慣

目標の価値は、「未来を変える」ことではなく「今の選択を変える」ことにある。

投稿日:2019/01/17


「目標」を設定すると、意識や行動が目標に向かうようになります。

「目標」というと苦しいイメージを持つ人が多いですが、「自分の感情をオンにする」ための手段だと考えてみてはどうでしょうか?

 

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年始の目標をあきらめる時期と割合

今年に入って2週間がすぎましたね。

1月1日に立てた目標がある人も多いと思います。

さて、その年始の目標。

それをあきらめる人が多くなってくるのは、いつ頃だと思いますか?

先日受講したセミナーで聞いたところによると、なんと「2月中旬」にはあきらめてしまう人がほとんどだそうです。

割合にすると85%。

かなり多いですよね。(^_^;)

おそらくそれは、自分が期待していたほどの結果をもたらさない目標だったのでしょう。

では、目標を立てると、何が変わるのでしょうか?

私自身、目標設定をして、目標を追いかける日々になってきています。

当初感じていたのは、「目標は達成するためにあるもの」だと思っていました。

しかし、目標の本当に大事な部分は、自分の「感情をオンにする」ことだという風に、とらえ方が変わってきたのです。

2月中旬であきらめる85%の人は、自分の感情がオンにならない目標を設定してしまっているのかもしれません。

 

自分の「感情がオン」になる目標になっているか

目標をたてると、「感情がオン」になります。

「感情がオン」になると、行動するようになります。

行動すれば、現実が変わります。

要は、現実を変えるために、目標が重要なツールになるということですね。

2月中旬であきらめる85%の人は、なかなか変化しない現実に負けてしまうのかもしれませんね。

目標というのは、「未来を変える」というよりは、目標があると「今の行動が変わる」のです。

目標があることによって、目標がなかったら選択していなかったであろう行動を選択するようになります。

たとえば、「フルマラソンを完走する」という目標があるからこそ、寒くてランニングをさぼりたい気持が出てきたときも、外に走りにいくようになる。

これが、目標によって今の選択が変わるということです。

自分の姿や得たい未来があるからこそ、そこに近づく行動を選択するように「今の行動が変わる」わけですね。

これが目標の効用です。

それなのに、自分の「感情がオン」になっていない目標だと、これまでと同じ行動を選択してしまうのです。

 

「目標」を追求するプロセスに成長がある

そう考えると、目標を立てるときは、「周りの人にどう思われるだろうか」ということは、気にしないほうがいいです。

それよりも、「自分がその目標を心から目指したいかどうか」というように、感情が動くことが大事なのですね。

たいていの人は(私も含めて)、「できるかどうか」という視点から目標を設定してしまいがちです。

しかし、それは「今の自分」が決めていることであって、「未来の自分」から考えたら、もっと違った目標になるかもしれませんよね。

ですから、目標を設定するときは、多少の枠を取り払って、

・すべてがうまくいった3年後は、どのような日常をすごしているだろうか?

・もし、確実に成功するとわかっていたら、自分は何をやりたいだろうか?

というくらいの発想で目標を考えてみましょう。

そのほうが、「2月中旬までに85%」のあきらめる人たちに入らない可能性が高まります。

そして、その目標からイメージできる未来に、自分の心が踊るかどうかが重要。

その未来を想像すると、思わず「ネットを見ている場合じゃない。今すぐ行動しないと!」と行動したくなるような目標がいいですよね。

そうすれば、目標によって、自分を成長させることができるようになりますので。

「自分の感情がオンになる」レベルの目標になると、実現は難しくなるかもしれません。

でも、それくらいでいいのです。

もちろん、目標を達成できれば理想です。

ただ、目標を追いかけるプロセスの中でも、確実に成長していくのですね。

そのような意味で、「目標を達成したかどうか」よりも、「目標によって今の選択が変わったかどうか」という基準が大事。

そのような視点で、自分の目標を再チェックしてみましょう。

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりで継続クライアントさんとのコーチングセッション。

前回のセッションで、ブログを心機一転リニューアルするということでみごとに実行。

これからブログを毎日更新してくれることを約束してくれました。(^_^)

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