行動の習慣

習慣化を42%以上の確率で成功させるコツは、スタート時期の頻度を「毎日」にすること。

投稿日:2018/07/07


行動習慣をスタートした時期の「反発期」で挫折する人の確率は、42%にものぼると言われています。

逆にいえば、そこを乗りきれば6割近くの確率で習慣化に成功するわけですね。

乗り切る最大のポイントは、「頻度を高める」ことです。

 

スポンサーリンク


 

習慣化のコツは頻度を「毎日」にすること

「1日2食」の習慣にトライして、100日を越えました。

この習慣に関するメリットやデメリットはあらためて記事にする予定です。

それよりも今日の記事でお伝えしたいのは、

・習慣をスタートした時期は、毎日やるほうが習慣化しやすい

ということです。

これについては、インプット系の習慣とアウトプット系の習慣で、また枝葉に分かれるところがあると思っているのですが、それはまた別の機会にあらためます。

そう、今日のテーマはシンプルに、

・習慣をスタートした時期は、毎日やるほうが習慣化しやすい

です。

これに関してわかりやすいのは、禁煙のような「やめる習慣」です。

たばこは「ときどきやめる」だと、かなり難易度が高いでしょう。

少なくとも私は、たばこを「ときどき吸って、ときどきやめている」という人に出会ったことがありません。

それよりは、禁煙のように、すっぱりと完全にやめてしまったほうが楽です。

良習慣を定着させるときも、同様で、「毎日やる」ほうが実際はシンプルなのです。

 

「やるか、やらないか」という判断エネルギーを使わない

ところが私たちは、

・週に1回ブログを書く

ほうが、

・毎日ブログを書く

よりも簡単だと思ってしまうフシがありませんか?

ここはなぜか、労力で計算してしまうのです。

「毎日ブログを書くのは大変。だけど、週に1回くらいだったらブログを書ける」という風に。

そのような思い込みがあるからこそ、人は週に1回とか、3日に1回のほうからスタートしていき、徐々にその頻度をあげていこうとするわけです。

ただ、それが逆に習慣化の難易度を高める可能性もあります。

今回の私の実体験でいうと、それが、

・「1日2食」の習慣

でした。

以前、ブログにもチラッと書きましたが、この習慣、過去に何度か挫折しています。(^_^;)

おそらく2回か3回は途中でやめてしまいました。

ただ、今回は「レポーティングダイエット」一環でおこなっていたので、継続してきました。

また、レポーティングダイエットが終了したあとも、ひとりで続けることができています(今のところ)。

それまでにやっていたのは、実は、この「毎日やらない」という手法でした。

「1日2食」の習慣について、

・平日だけやる

・2日に1回だけやる

・3日に1回だけやる

といったことを試しました。

そのほうが難易度が低いと思ったからです。

「3日に1回だけやる」というのは一見難しそうなのですが、習慣化の師匠から学んだコツで、「世界のナベアツのように、3のときだけアホになる感覚で、3の倍数のときだけその習慣をやれば忘れない」という方法を伝授してもらいました。(笑)

そのときに考えたいたことは、

・今日は「1日2食」の日だったかな?

・昨日は「1日2食」の習慣やったような気がする

・今日は「1日2食」の日だけど、お腹が減ったから、来週帳尻を合わせよう

みたいに、「そもそも覚えてない」という典型的な失敗パターンに入っていました。

そのようなときに使わなければならないのが、記憶力や意志力、決断力などのエネルギー。

そうしてエネルギーを使わなければならない状態にすると、習慣化は難しくなるのですよね。

 

スタート時の重要ポイントは「頻度」

さて、

・習慣をスタートした時期は、毎日やるほうが習慣化しやすい

というルールを導入すること。

それは「毎日やる」というルールさえ覚えておけば、今日その行動をとるかどうかを悩むことも、決断力を使うこともありません。

そのようにして毎日アクションを起こしていくうちに、「しなければならないやるべきこと」から、「今日もやってみよう」に変わっていくわけです。

ですから、最初はとにかく毎日やる。

根性論のようですが、ゼロにしないで毎日の頻度を大事にすることが大事。

これは習慣化をスタートして最初の1週間や10日くらいは、特に重要になってくることなのです。

ポイントは、できそうにないときにハードルを下げていいのは難易度のほうであり、頻度ではないということです。

頻度を大事にして効果を体感し、習慣化のリズムをつかめるまで毎日やること。

その後、自発的にできるようになったら、頻度を減らしても大丈夫です。

もちろん、いきなりできない行動という場合もあると思います。

たとえば、ブログなら1日に1,000文字も書くのはきびしいといようなケース。

その場合は、「1記事15行から書いてみる」感じでスタートすればいいのです。

本当に厳しいときは例外ルールを適用して、目標も小さく「とりあえず下書きを5行書く」でもいいし、「タイトルだけ考える」でもいいと思うのです。

それよりも、スタート時に必要なポイントは何よりも「頻度」なのです。

・歯磨きをする

・ネクタイを結ぶ

・同じ道を通って通勤する

など、頻度が高いものは無意識の行動につながり、習慣化していますよね。

同じように、習慣化のスタート時こそ、「頻度」を意識してみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、会社終わりで継続クライアントさんとのコーチングセッションでした。

理想のビジョンを熱く語っていただき、そこから生まれた1,000日のプロジェクト。

スタートは七夕にするというロマンチックさも込めて。(笑)

実現するのは確実・・・だと信じて(笑)、助走のご支援をできるのが楽しみです。(^_^)

【募集中】
・7月19日 19:30〜21:30
今のあなたにぴったりの習慣が見つかる!
「自分の良習慣を発見する」セミナー
〜3年後のあなたに必要な習慣を見つけよう〜

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
ひとり複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひ!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-行動の習慣

執筆者:

関連記事

習慣の基本をサボって失敗した話。行動を忘れないための3つの工夫。

「この習慣に取り組もう」と決めたのに、忘れて行動できなかったときはありませんか? そのようなときは、行動・思考・環境の習慣を変えていきましょう。   「スクワット1回チャレンジ」の失敗 いき …

新しい習慣化をスタートする際に取り入れて欲しい「自分を子どもに見立てる」視点。

新しい習慣をうまく定着させるためには、いろいろなコツがあります。 そのうちの大事なポイントの1つは、「新しい習慣化にトライする自分を子どものように見立てる」ということです。   スポンサーリ …

同じ場所・空間・時間帯。頭の中に「習慣化の川」をつくり出そう

ある行動を習慣化するためには、行動のきっかけを同じにものしておくことが有効です。 そのフックには、場所・空間・時間帯などがあります。   スポンサーリンク   電車の中を移動式の書 …

習慣化の「だるまさんが転んだ理論」。脳は昨日行動したことを今日も行動しようとする

習慣化は「だるまさんが転んだ」のように。 脳を少しずつ教育して習慣化していくプロセスを「だるまさんが転んだ理論」と呼んでいます。   「脳は、昨日行動したことを今日も行動しようとする」 今日 …

習慣化ができない人への特効薬。習慣の「バディ・システム」をつくればつらい習慣も継続できる。

早起きやブログ、ダイエットなど、負荷がかかる習慣は継続が難しいレベルが高いものです。 そのような習慣に有効なのは、マンツーマンの習慣ともだちを持つ「バディ・システム」です。   スポンサーリ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。