良習慣づくりの習慣

良習慣づくりを「天職」と捉えれば継続できる

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

良習慣づくりは、仕事ではありません。
ただ、仕事のような観点で捉えてみることによって、習慣に対する意味づけも変わります。




 

「天職」という言葉のイメージ

「天職」という言葉を聞いて、あなたはどんなことを想像するでしょうか。

以前の私は、次のように思っていたんです。
「きっと、人がその仕事に出会った瞬間、まるでカミナリに打たれたように『これが私の天職だ!』と思わず叫んでしまう感じなんだろうな」と。

たとえば、プロスポーツ選手やアーティストなど。
どちらかというと華やかな職業をイメージしていたんです。

その意味で「天職に出会えた人はいいよなぁ、羨ましいな」と思っていました。
同時に「自分は、そんな仕事に出会えてないな……。どうすれば、自分も天職に巡り合えるんだろう?」とも、思っていたんですよね。

でも、良習慣づくりを研究していると出てくる「才能」や「スキル」。
それらを考えていると、どうも「天職」は私のイメージと違っていたんです。

そこには、「仕事」に対する捉え方の違いがあったのです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】10/26『ミッション・ビジョン・バリューのつくり方』セミナー(全4回)

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





「仕事」に対する3つの捉え方の調査

大学の職員たちに「仕事」についての調査があります。

その調査によると、大学の職員の方々は「仕事」について、大きく3つの捉え方をしていたそうです。
その3つとは、
(1)労働
(2)キャリア
(3)天職
です。

回答に「天職」がありますよね。

私が興味深いと感じたのはここです。
「大学の職員」という仕事は同じ。
それなのに、人によっては「労働」扱いということもあれば、「天職だ」と捉えている人もいるわけです。

仕事を「労働」と捉えている人は、ライスワークでしょう。
「食べるために仕方なく働いている」という感じですね。

「キャリア」と捉えている人は、転職を考えていたり、もっといい収入の仕事につくためのステップアップとして働いていました。

私には、どちらの捉え方も、仕事を「手段」として捉えているような匂いがします。
それが「いい・悪い」ということではなく。

「天職」と捉えている人は、2つの捉え方とは違っていました。
彼らは、自分の仕事に対して「人生の重要な一部だ」と捉えていたということです。
同時に、「自分らしさ(アイデンティティー)を表現する大事な部分でもある」とも考えていたということなんですね。

だいぶ違いますよね。

 

■スポンサーリンク




その習慣はあなたの「外部」か?「内部」か?

私の感覚だと、仕事を「手段」としている人は、仕事を、
・外部
・アプリケーション
・ハード
みたいに捉えているのかもしれないと感じます。

一方、仕事を「人生の一部」とか、「自分を表現する部分」としている人は、仕事を
・内部
・OS
・ソフト
のように捉えている感じがするんですよね。

あえて先ほどの3つの分類に当てはめれば、習慣づくりを
(1)やらなきゃいけないから(労働)
(2)スキルアップのため(キャリア)
(3)自分を表現するもの(天職)
のうち、何と捉えているか。
それによって定着率も変わってくると思うのです。

ですから、当然のごとく仕事に対する情熱やエネルギー量が違う。
そんな風に感じます。

これは、良習慣づくりとすごく近いと思ったんですよね。

良習慣を「外部ツール」だと捉えれば、その習慣に愛情がない。
だから、挫折したり、あきらめたりしてします。
一方、良習慣を「自分の一部」だと捉えていたら、ちょっとサボったくらいなら再開するものなので。

私も、
・読書
・早起き
・日記
・ジャーナリング
・水泳
・ルーティンチェック
などは、中断することもあります。

ただ、一定期間が経過すると、やはり戻ってくるんですよね。
理由は「自分の一部」だと思っているからなのだと思っています。
逆に、「自分の一部」になりきっていない習慣は、忘れがちです……。

これは「飽きっぽい」とか、「好奇心旺盛」とは、ちょっと違うようにも感じています。
自分のルックスや性格を「飽きたからやめる」って、なかなかできませんよね(笑)。
持っているもので何とかしようとするはずですから。

さて、あなたが今、定着を目指している習慣。
それは、
(1)やらなきゃいけないから(労働)
(2)スキルアップのため(キャリア)
(3)自分を表現するもの(天職)
のうち、どれに近いでしょうか。

そして、ライフワークのような良習慣にするためには、どんな捉え方をすると良さそうでしょうか。
ちょっと考えてみませんか。

 


 

【お知らせ】

【募集中】10/26『ミッション・ビジョン・バリューのつくり方』セミナー(全4回)

【発売中】動画『価値観を探求する習慣』セミナー

【新刊】『充実の夜時間をつくる17の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、ランチタイムに「良習慣塾」メンバーとの集中タイムでタスクを
ビシビシと前倒し。
捗りました。

夜は「良習慣塾」向けのセミナー準備でした。(^_^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-良習慣づくりの習慣

執筆者:

関連記事

夜時間の習慣化をやり抜くための7つのポイント

夜時間にとり組む習慣やルーティンは難易度が高いもの。 それでも、どうしても夜時間に取り組まなければならない場合もあるでしょう。 その際のおすすめのポイントを7つご紹介します。   夜の習慣化 …

人生を変えるためにもっとも効果的な方法とは、意識の高い仲間の活躍に感化されることだと思う。

友人たちがステージを上げる活躍を目にしています。 ふと考えると、私自身、師匠たちや友人たちのそのような活躍に感化されて今があることに気づくのです。 「どこに自分の身をおくのか?」は、やはり重要な要素で …

質問力を高める方法。アプリ「ミタイム」を活用して毎日質問に答える習慣をつける。

「質問力」をつけるには、どうすればいいでしょうか? 私は、「毎日少しずつ質問に答える」ことが大事だと考えています。   スポンサーリンク   プロコーチがおすすめする「ミタイム」ア …

no image

自分の想像を超えた展開こそ求めるべきもの

———————————————————— 当ブログは、「良習慣(りょうしゅうかん)」(僕の造語です)によって「人生の変革」にチャレンジし続ける軌跡をつづった奮闘記です。 僕が「良習慣」を身につけていく …

先のばしを撃退する方法。39ヶ月の先のばしを完了させた3ステップ。

先のばし病の私が、39ヶ月(およそ3年半)も先のばししていた重たいタスクを、ようやく完了することができました。 「重たいタスクの先のばし」を解決した方法を、記事にしています。   重たい未完 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。