ビジネスの習慣

仕事をスピードアップするための手書き習慣

投稿日:2021/11/17


手書きを増やすようになり、思考系の仕事がスピードアップしている感覚があります。

その理由を記事にしてみました。




 

手書きが仕事のスピードアップにつながる

現代人として、文章作成に欠かせないツールはパソコンでしょう。

ビジネス文書においてもメールや報告書など、パソコンで打つ機会は多いです。

私も、ブログやメルマガ、企画書、セミナーのスライド等、パソコンが欠かせません。

ただ、それらの文章作成は、考えながらパソコンに打ち込んでいると時間がかかります。

パソコンモニターの前でうんうんうなっていても、気づくと時間だけが過ぎている。

結果、成果物が何もないということがよくありました。

それが改善したのは、

・紙に手書きをすること

です。

考えることが必要な文章ほど、効果的なんですよね。

パソコンで打ち込むよりも、手書きのほうが時間がかかるのに。

結果的にはスピードアップにつながります。

なぜでしょうか。

 


 

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「反射光」と「透過光」という認識の違い

理由は、

・目が受け取る光の違い

にあります。

それは、

(1)反射光

(2)透過光

の違いです。

この違いは「読む」と「書く」、2つの行為に関係してきます。

まず「読む」です。

「反射光」は、紙に書いている文字を読むときに受け取る光です。

脳は、紙にあたる光の反射によって、書いてあることを認識するのですね。

これは、映画館の映像を見るときと同じ仕組みです。

一方の「透過光」は、パソコンやスマホの画面を読むときに受け取る光です。

文字を表示するパソコンやスマホの端末それ自体が発光しています。

その光が画面を通って、目に光を届けているんですね。

つまり、

(1)反射光・・・紙の文字

(2)透過光・・・パソコンやスマホの文字

です。

研究によると、2つの光の情報は、脳の受け取り方も変わるということがわかっています。

研究の結論からいうと、考えごとやクリエイティブという

・思考系の作業をするときは紙を使った反射光のほうがパフォーマンスが高まる

ということがわかっているのです。

脳の認識が向上する。

これはあなたも経験があるかもしれません。

パソコン上で打ち込んだ文字を校正しているとOKな文章。

それをプリントアウトして紙の上で文字校正をしていると、誤字や脱字が発見したという経験はないでしょうか。

これは、出版社のベテラン編集者さんも同じことを言われていました。

Wordで書いた文章で校正しても、プリントアウトして校正すると誤字脱字が見つかるわけです。

本はおよそ10万文字。

プリントアウトすると120枚くらいのボリュームになるわけです。

それを3回以上校正しています。

紙も消費します。

紙は重いのでやりとりも大変。

でも、必ずプリントするという話をしていました。

出版というテキストベースのコンテンツ業界で、長年仕事をされている経験からきているだけに説得力があると感じたのです。

 

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「反射光」活用で「書く」スピードアップを狙う

次は「書く」。

「反射光」を活かした仕事のスピードアップは、読むだけではなく書くことにも有効です。

私自身、以前はすべてパソコンやスマホに一元化していました。

「自分が欲しい情報はすべてここにある」という環境をつくりたかったからです。

もちろん、その手法は悪くはありませんでした。

でも、さらに有効な手法がないか試行錯誤。

結果として、現状では手書きの割合が高まっています。

ノートやペンの消費が激しくなっているんですよね。

それに伴うように、セミナーの回数が増えたり、内省の量が増えています。

手書きがスピードアップする理由を3つ考えてみました。

1:着手が速くなる

2:自由度が高い

3:内面の気づきを促す

 

1:着手が速くなる

「仕事の速さは着手の速さ」という言葉があります。

仕事が速く人は、とりかかるのが速いので、結果的に仕事が速く終わるのです。

私も、ブログが速く書けるのは、A 4用紙にササっと記事の全体像を手書きできたときです。

 

2:自由度が高い

パソコンでテキストを打ち込んでいると、どうしても箇条書きになります。

ただ、アイデアを発散させたいときには箇条書きは向きません。

それよりも、マインドマップのように紙に自由に描き出すほうが速く書けます。

 

3:内面の気づきを促す

手と脳はつながっています。

ですから、手を動かして紙に書いていると思考が進むのです。

それが思わぬアイデアや気づきをもたらしてくれるんですよね。

芋掘りがどんどん連鎖するときのような感覚です。

 

「書く」に反射光を活用する

あなたは手書きをどれくらい活用されているでしょうか。

とくに、考えごとやクリエイティブなタスク。

それらの仕事のスピードを上げたいと思った時こそ、まずは手書きからスタートしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

夜に「良習慣塾」のセミナー準備。

頭を悩ませました。。。(^_^;)


 


 

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