個人の「ミッション・ステートメント」を考えること。
それが、あなたの「人生の目的」を明らかにするために有効です。
「ミッション・ステートメント」セミナーを開催
昨日は、「良習慣塾」のセミナーを開催しました。
今回のテーマは「ミッション・ステートメントをつくる」です。
さて、「ミッション・ステートメント」とは何でしょうか?
引用すると、
“ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したものである。
個人のミッション・ステートメントには、どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)、そしてそれらの土台となる価値観と原則を書く”
です。
本「7つの習慣」で有名ですよね。
「ミッション・ステートメント」を簡単にいうと、私は「個人の憲法」のようなものだと考えています。
たとえば、日本という国には「日本国憲法」がありますよね。
基本的人権や表現の自由など、国民の自由や権利を守るために日本国が守っていくべきもの。
それらを言語化しているのが日本国憲法です。
意思決定基準や行動指針につながります。
もしも憲法がなければ、何かを選択していくためのよりどころがなくなってしまうわけです。
ですから、とても大事なんですよね。
同じように、個人にも憲法が必要なのです。
その役割を果たすのが「ミッション・ステートメント」。
個人としての理念や自分が大切にしているもの。
そういったことを言語化したものが、個人の「ミッション・ステートメント」です。
個人の「ミッション・ステートメント」は、「一度つくったらもうそれで終わり」というものではありません。
定期的に見直し、常にブラッシュアップさせていくことが大事だと考えています。
なぜなら、私たちを取り巻く環境は常に変わるからです。
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「ミッション・ステートメント」に欠かせない「弔辞」のワーク
今回のセミナーは、次の8つのパートから構成しました。
1:オープニング
2:ミッション・ステートメントをつくる理由
3:憧れの人物から価値観を考える
4:役割を整理する
5:弔辞を想像する
6:「3週間後の死」を考える
7:ミッション・ステートメントを言語化する
8:エンディング
今回はワークが中心。
私が「良習慣塾」メンバーの「ミッション・ステートメント」を考えることはできないからです。
中でもインパクトが強かったのは、やはり弔辞のワーク。
「7つの習慣」でいう第2の習慣。
「終わりを思い描くことから始める」に出てくるワークです。
それは、あなたの葬儀を想像してみることからはじまります。
あなたの葬儀には、たくさんの人たちが集まっています。
そこでは、惜しまれて亡くなったあなたのことを、みんなが語り合っている状況。
あなたはそれを眺めています。
そのうち4人の人から、あなたへの弔辞をもらうことになっています。
最初に、家族や親戚の代表としてひとり。
次は友人からひとり。
あなたの人柄をよく知っている人ですね。
3番目は仕事関係の人。
4番目は、コミュニティー、自治会、サークルなど、あなたが奉仕活動を行ってきたところからひとり。
4人を選んでみましょう。
さて、ここで深く考えてみていただきたいのです。
集まってくれたそれぞれの人たちから、あなたの人生について、何と言ってもらいたいでしょうか。
彼らの言葉で、あなたはどういう夫、妻、父、母、息子、娘だったと述べて欲しいでしょうか。
どのような友達だったのでしょうか。
どういう仕事をして、どのようなインパクトを与えた人だったと言って欲しいでしょうか。
コミュニティーの仲間に、あなたのどういうところを見て欲しいと思っていたのでしょうか。
4人の大事な人たちに、あなたはどのような貢献や業績を覚えていて欲しいか、それを考えることとなります。
そして、葬儀の場で弔辞を聞いている人たちのそれぞれの顔を想像してみるのです。
彼らにとって、あなたはどういう影響を及ぼしたかったのでしょうか。
このワークを真剣に考える中で、あなたはきっと心の奥にある大切な価値観に触れることになるはずです。
その価値観を意識し続け、前進する。
そのプロセスが、あなたにとっての成功のひとつの定義なのです。
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「人生の目的」を明らかにするためには?
私自身も、弔辞のワークにあらためて取り組んでみました。
前回取り組んだのは1年前。
そこから変化がありました。
弔辞を読んで欲しいと思う人が増えていたのです。
実は、以前に取り組んだときは、誰が弔辞を読んでくれるのか不安になったんですよね。
それが増えていたということは、人間関係に時間を投下してきたひとつの成果かなと、この1年の取り組みを思い出していました。
このようにして「ミッション・ステートメント」をつくると、次の3つが明確になります。
それは、
1:現在の自分はどうありたいのか?
2:未来の自分は周りの人たちからどのように思われる人物になりたいのか?
3:そのギャップを埋めるためには、これから何をしていくことが必要なのか?
です。
こうすると「1」と「2」でギャップが生じますよね。
ここを埋めるプロセスであなたが成長し、理想の状態に近づいていくわけです。
そうして、
・自分は何を大切にして生きていくのか?
・自分は何のために生きていくのか?
・そのために自分は日々何をしていく必要があるのか?
といったあなたの核となる「人生の目的」を明らかにする。
それが、この「弔辞のワーク」なのですね。
「人生の目的」というと難しく感じてしまうかもしれません。
でも、原則はとてもシンプルです。
「7つの習慣」の著者スティーブン・コヴィー氏はこう言っています。
「人生の最期の理想を描き、それを念頭に置いて今日1日を始めることだ」と。
価値観にあった1日をすごして、理想に近づいていきたいものですね。
人生の最期にあなたが旅立つその葬儀。
そこで、あなたの人生はどんな風だったと語られたいでしょうか。
ぜひ考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活ファシリテーションからスタート。
夜に「良習慣塾」のセミナーを開催。
テーマは「ミッション・ステートメント」でした。
今回はいつも以上にワーク中心。
「良習慣塾」メンバーのみなさんと深い海の底を覗いたような気分になりました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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