仕事の習慣

「営業するのが怖い!」という人に伝えたいエピソード

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私たちは、多かれ少なかれ、誰もがセールスパーソンの側面を持っています。
だからこそ「セールス」や「営業」というイメージに苦手意識を持たないようにしたいものです。




 

「営業は避けたい」と思っていた理由

会社員になるとき、「できれば避けたいな……(汗)」と思う職業がありました。

その職業は、
・営業
です。

営業職に従事されている方で、気を悪くされたら恐縮です。
そんな私も、今はばっちり営業職なのでご安心いただきたいなと思います。(笑)

なぜ、そう思っていたのでしょうか。
私には、何となく「営業=押し売り」のイメージがあったんですよね。

きっと、子どもの頃に、テレビやマンガで刷り込まれたイメージだと思います。
それが何だったのか思い出せないのですが。
ただ、私と同じように「営業=押し売り」と感じている人は多いので、時代の影響なのかもしれませんね。

実際、コーチングや「良習慣塾」で複業をサポートしていると「できればセールスせず、SNSで商品を販売したいんです……。」という声があります。
その気持ち、マジで痛いほどわかります。

会社で営業を何年もやっていた私でさえ、そう思っていたんですから。
ましてや、営業を経験していない方だったら、そう思うのは自然です。

ただし、、、なんです。
複業家になるためには、セールスはどうしても避けられないというのも、これまた当然です。
ご自身がセールスしなければ、誰かが「知らないうちに、誰かが自分の商品を販売してくれていました」ってことはないですからね。(笑)

会社なら、営業部やマーケティング部が販売してくれるかもしれません。
ただ、自分でビジネスをするなら、誰でもセールスパーソンの側面を持たなければならないものなんです。

それなのに、前述のようにセールスに苦手意識を持っている方は多いです。
きっと、あなたが想像するよりもずっと。

 


 

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「営業」へのイメージを変える

私も会社員としては法人の取引。
個人の取引より金額が大きくなります。

1社あたり数百万円の請求書を、毎月何枚も作成しています。
その一方で、自分のビジネスになるとどうだったか。
1件のコーチングセッションで3000円の請求書をつくるのもドキドキしました。(笑)

なぜ、そんな違いがあるんでしょうか。
理由は、
・仕事の責任が、すべて自分ひとりにあるから
なんです。

もしも質が低いサービスを定期してしまい、お客さまから「3000円を払ったのに、このクオリティーなんですか?お金を返してください!」なんてクレームを受けた日には、たまりません。
恐怖以外の何物でもない。
ですから、セールスが不安になるんです。

やる必要があることはわかっている。
でも、怖いからできれば避けたいというのが本音。
それが、セールスに対する多くの人たちの感覚かもしれません。

では、改善していくためには、どんな風に向き合っていけばいいのでしょうか。

私が採用した方法は、
・「セールス」に対する意味づけを変える取り組み
です。

おすすめは、
・「セールス」「営業」という言葉に関する印象(意味づけ)を変えること
です。

たとえば、「営業」を「提案」に言い換える。
これで、自分の印象や解釈を変えられました。

あとは、日本ではなく、アメリカのセールスパーソンをロールモデルにすること。
すると、アメリカでは、優秀なセールスパーソンというのは、人格者であり、スキルもあり、愛情も持つ「デキる人」として尊敬されているんですよね。
それだけでも、営業へのイメージが変わりませんか?

中でも効果があったのは、
・エピソード
です。

私がよくご説明するエピソードの1つを、あなたにもご紹介しますね。
このエピソードを聞けば、きっとあなたも「セールス」や「営業」が、押し売りとは違っていることがわかるはずです。

 

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営業が怖くなったら思い出して欲しいエピソード

私の体験です。
ガラにもなく、花屋さんに行ったときの話です。(笑)

私がお客。
あなたは、花屋の方。
そんなイメージをしていただけますでしょうか。

私が、あなたの花屋さんに訪れます。
あなたは「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えてくれます(ありがとうございます)。

私は、花の知識がまったくありません。
そんな私が、なぜ花屋に訪れたのか。

目的があったんです。
妻への誕生日プレゼントとして、花束を買いに行ったんですね。

私としては、花屋さんに来た目的はある。
でも、花に関する知識はまったく無い。

正直、困っている状態です。
ですから、お店に入ることもドキドキする状態。
それでも、目的があるので「えいっ!」とお店に行き、あなたに相談するわけです。

「あのー、、、妻への誕生日プレゼントとして花束を贈りたいんですが、花についてまったくわからないんです……(^_^;)」

私はあなたに話します。
そうなれば、あなたは聞いてくれるはずです。

たとえば、
・ご予算はどれくらいをお考えですか?
・奥さまは何歳くらいの方ですか?
・好きな花はありますか?
・何系の色がお好きですか?
・反対に、苦手な色や嫌いな花はありますか?
など。

花屋さんであるあなたは、もちろん花のプロフェッショナル。
私に比べものにならない知識があるわけです。
ですから、状況に応じて提案をしてくれるわけです。

「こんな感じでどうですか?」と。

私は、希望通りの花束を買えて満足。
花束を妻に贈り、喜んでもらえるわけです。
心の中で、「花屋さん、ありがとう!」と感謝します。

いかがでしょうか。
あなたはこの先花屋さんとしてセールスをしていると言う感覚はあるでしょうか。
おそらく、ほとんど無いのではないでしょうか。

むしろ、お客様の希望に沿って、あなたが持ちうる知識を提供してくれて、スキルを活用してくれる。
結果、お客様の状況に応じたサービスを届ける。

ですから、お客様に感謝されるわけですね。
きっと「お客さまに貢献できて良かったな」と思うのではないでしょうか。

さて、エピソードは以上です。

あなたは私に「セールス」をしました。
これは、どう見ても販売活動ですから。
でも、「押し売り」では無いですよね。

私は、嫌な気持ちになっていませんから。
むしろ感謝しているんです、あなたに。

これが「セールス」であり、「営業」です。
どう感じるでしょうか。

私たちが販売側になったとき、取り組むことは、
・お客さまが困っていることを察知する
・困っていることを解決できるように知識とスキルを磨く
・解決するためのメニューを増やしていく
なんです。

これらが充実すればするほど、押し売りにはなりません。
提案の幅が広がりますから。

あなたのセールスの意味づけ。
花屋さんのエピソードで、少しでも和らげられれば幸いです。

もし、あなたが「セールスが怖い」と思ったら、この花屋のエピソードを思い出してみましょう。
私は、このエピソードのおかげで、だいぶ楽になりました。

今回の記事が、あなたの営業活動を後押しできたらうれしいです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活ファシリテーションからスタート。

会社を早めに出てプールへ。
スイムトレーニングができました。(^^)


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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