モチベーションの習慣

自分に言い訳をする「セルフ・ハンディキャッピング」を防ぐ方法

投稿日:2020/08/29


気が散らないようにするためには「よけいなものが視界に入らないようにする」。

このシンプルなルールをできる限りつくっていきましょう。




 

「セルフ・ハンディキャッピング」現象とは?

あなたは、学生時代に「テスト勉強をやろうとしたのに、急に机の上を片づけはじめる」という行動をとったことはないでしょうか。

同じように、私は会社で重たい事務処理をしようとして、急にデスクまわりを片づけはじめることがあります。

この現象、興味深いです。

本来やろうとしていることがある。

それなのに、なぜか別のことをやってしまうのですから。

不思議ですよね。

これは、心理学で命名されている現象です。

「セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれています。

私たちは思い通りの結果にならなかったときに、

「テスト勉強がはかどらなかったのは、机の上を片づけていたから」

「事務処理が進まなかったのは、デスクまわりを片づけていたから」

といった言い訳を、事前に用意しているのです。

あらかじめ、自分でハンディキャップをつけてしまうということですね。

この「セルフ・ハンディキャッピング」。

いい現象ではありませんよね。

では、「セルフ・ハンディキャッピング」を起こさないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール





自宅で「セルフ・ハンディキャッピング」を防ぐ方法

「セルフ・ハンディキャッピング」を防ぐ方法。

基本の対処策は、「よけいなものが視界に入らないようにする」ことです。

シンプルですがパワフルです。

取り組むタスクに必要なもの以外はすべて見えないところに置きましょう。

場所について、自宅とオフィスで考えてみます。

まず自宅。

必要なもの以外はダンボール箱などの「一時避難スペース」をつくっておきましょう。

そうして、

・読みかけの本

・書きかけのノート

・セミナーのテキスト

などは「一時避難スペース」にまとめてしまってしまうのです。

このとき、できればスマホもしまいたいところです。

たとえスマホを機内モードにして使わないとしても、視界にはいれないようにしておくのです。

そうしないと、見えないところで意識がスマホに奪われます。

そうして重要なタスクが終わったら、あらためて「一時避難スペース」から取り出せばいいのです。

私の場合、本棚を「一時避難スペース」にしています。

たとえば、ブログを書こうとしたときにじゃまなものがあれば、「一時避難スペース」にまとめて置いてしまいます。

そのスペースは、あえてスペースを空けるようにしています。

これだけで、集中力が変わります。

また、ブログを書く前に「一時避難スペース」に不要なものをまとめることで「これからブログを書くぞ」という気分にもなります。

行動のいいスイッチになるのです。

私たちは、視界に入るものに誘惑されやすいものです。

優先順位を間違わないために、気を散らすようなものは「よけいなものが視界に入らないようにする」ようにしましょう。

 


■スポンサーリンク




オフィスで「セルフ・ハンディキャッピング」を防ぐ方法

次にオフィス。

オフィスでも「セルフ・ハンディキャッピング」を防ぐ方法をおこなっています。

ただ、オフィスには自分専用の本棚はありません。

そこで取り組んでいるのが、「デスクの引き出しを1段だけからっぽにしておく」ということです。

こうして「一時避難スペース」をつくるようにしています。

たとえば、見積書や提案書のような集中力が必要な書類をつくるとき。

気が散る書類やファイルなどを「一時避難スペース」にしまってから取り組むようにしています。

30分や1時間程度でしたら、スマホもオフにして「一時避難スペース」にしまうこともあります。

こうして、とにかく視界のよけいなものが入らいないようにするわけです。

これだけで目の前のタスクに集中できるんですよね。

最悪なのは、デスクの上にいろいろな回覧資料やよけいな文房具が出ている状態。

使わないものであっても、脳のエネルギーは奪われます。

30分で終わるはずの仕事が、1時間かかったりするのですよね。

ですから、「よけいなものが視界に入らないようにする」というシンプルなルールを守るようにしています。

このような環境をととのえておくだけで、脳のエネルギーを無駄に消費しません。

結果として、集中力が高まります。

あなたのパフォーマンスや成果も変わってくるはずです。

 


 

【お知らせ】

【募集中】6/30、7/13『計画する習慣』セミナー

【発売中】動画・音声『タイムマネジメントの習慣2025』セミナー

【発売中】『理想の朝を手に入れる15の良習慣』(Kindle)

無料メルマガ『複業で自分を磨く良習慣』

週刊メルマガ『良習慣ラボ:あなたが「続く人」に変わるメルマガ』

パーソナルコーチングのお申込み

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、早起きのための新しいアプリを知りました。

おもしろい機能があったので、さっそくインストール。

試してみて、良かったら記事にする予定です。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-モチベーションの習慣

執筆者:

関連記事

「行動しているのに停滞する人」と「どんどん前進する人」は何が違うのか?

がんばっているように見えるのに、ずっと同じ場所にいる人がいます。 その一方で、気づくと「もうあんなところまで進んでるの!?」という人もいます。 同じようにがんばっているのに、なぜそんな差がついてしまう …

同じ目標を追い続けよう。卓越性は、継続から生まれる

あなたは、今年の目標で達成したものはありますか? 「今年も半分が終わってしまった。」という話を耳にしました。 目標を掲げることは大切なことだとは思いますが、私は、普通の目標と少し違った方向性の「軸を磨 …

「やる気」が出ないときは「ハーズバーグの真の動機づけ要因」5つのポイントをチェックしてみよう

行動を続けていると、どうしても「やる気」が落ちるときがあります。 そのようなときはあなたの内側の「やる気」のポイントをチェックしてみましょう。   続けるための内側の「やる気」と外側の「やる …

山登りタイプの方へ。やりたいことや目標を見つける3つの視点。

目標があると燃える「山登りタイプ」。 山登りタイプが目標を書き出すためには、ある程度の切り口を持っていると目標をつくりやすくなります。   スポンサーリンク   目標設定の会合に参 …

「なんだかやる気がでない」と思ったときに疑いたい身体のつかれ

いつもやる気にあふれている状態は理想的でしょう。 でも、やる気が出ないときもあるのが人間です。 そのようなときの対処法を記事にしました。   やる気ができないときはどうするか? 「どうしても …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。