気づきの習慣

「おもしろくない」のではなく「おもしろさに気づいていない」自分がいるだけ

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「おもしろくない」と簡単に言ってしまうことがあります。
ただ、本質的には「おもしろさがわかるまで自分が成長できていない」という側面もあると考えています。




 

人生初のJリーグ観戦

昨日は、人生初のJリーグ観戦でした。
味の素スタジアムは3万7千人超えの観客。
熱気がすごかったです。

その理由は、FC東京と川崎フロンターレが対戦する「多摩川クラシコ」だったから。
・・・と言われても、私は「多摩川クラシコって何?」というレベル。(笑)

調べてみると、いわゆるー同じ地域のチーム同士で対戦するダービーのような位置づけなんですね。

多摩川を挟んで発展してきた両チーム。
お互いを高めあいながら戦ってきた歴史があります。

そんな両クラブの戦いを伝統としていくために、「多摩川」とスペイン語の「伝統の1戦」の意味がある「クラシコ」を合わせて、「多摩川クラシコ」と命名したそうです。

たしかに、ジュニア時代東京FCで育成された選手が、Jリーガーになって川崎フロンターレに参加していたり、逆もあるそうです。

だからこそなんだと思いますが、試合前には花火ショーも。
エンターテインメント感満載で、いよいよゲームが始まりました。

 


 

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「おもしろくない」のではなく、私自身が「おもしろさをわかっていない」

さて、試合の結果はネタバレになる可能性もあるので控えるとして。
人生初のJリーグのライブ観戦はどうだったのか。

「超絶、楽しめました!」
・・・と言いたいところだったんですが、正直なところ「おもしろくなかった」のです。
一緒に観戦した妻も同じ感想でした。
(ファンの方がいらしたら恐縮ですが……。)

もちろん、
・試合展開が好ましくなかった
・得点シーンを見逃した(ビールを買いに行っていて・汗)
・知っている選手がいなかった
などもあったかもしれません。

ただ、こういうとき、自分の感覚をチェックしたくなるんですよね。
どうチェックしたくなるのか。

それは
・「サッカーの試合がおもしろくない」のではなく、私自身が「サッカーの楽しみ方がわからない」のではないか?
ということです。

昨日の試合がサッカーではなく、私が好きな野球なら、見どころがもう少しわかったかもしれないんですよね。
要は、私の知見不足ということも大いにあるわけです。

なぜそう思うのか。
過去に同じ経験があるからです。

初めて泳いだとき。
初めて作文を書いたとき。
初めてマラソン大会で走ったとき。
初めての楽曲を聞いたとき。
初めての映画を観たとき。

私は、思わず「おもしろくなかった」と言ったことがあります。
(あなたも、きっと1度や2度は経験があるのではないでしょうか?)

それが、自分が経験を積んで同じものに再び触れたとき、「おもしろい!」に変わった経験があるからです。

水泳の授業はおもしろくなかったんですが、初めて1500メートルを泳ぎきったときはスイムのおもしろさを感じました。
作文はおもしろくなかったんですが、ブログはおもしろいです。
学校のマラソン大会はおもしろくなかったんですが、自分でエントリーしたフルマラソンの大会はおもしろいのです。

 

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人生に大きな影響を与えてくれた映画は「おもしろくなかった」

『パルプ・フィクション』という映画があります。
私の人生ベスト3に入る名作映画です。

ただ、初見での感想は、まさに「おもしろくなかった」のです。
「なんでこの映画が評価されてるんだろう・・・?」と。
よくわからなかったんです。

なにせ、それまでは田舎の映画館やテレビでハリウッド映画ばかりを鑑賞していたんです。
ですから、アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスター・スタローンのような「派手なアクション映画=おもしろい映画」という感覚だったんです。
そのため『パルプ・フィクション』は「おもしろくなかった」。

それが、たまたま2度、3度とくり返し観る機会がありました。
観れば観るほど、脚本の秀逸さや軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)なセリフ回しなどに気づいていったんです。

結果、『パルプ・フィクション』は最高の映画という評価になりました。
そこから私を映画青年に変えるくらいに、強烈なインパクトを持った映画に。
社会人になって、テレビ業界に就職する要因になったのも、『パルプ・フィクション』の影響なんですよね。
今思えば。
その意味では、最初は「おもしろくなかった映画」は、最終的には「めっちゃおもしろい映画」に変わったんです。

当然のことながら、映画が変わったわけじゃありません。
私の映画に対する捉え方が変わったんです。

その意味では、Jリーグも見に行くたびに「おもしろくなかった」から、「おもしろい」に変わる可能性があるんです。
ですから、私は
・「サッカーの試合がおもしろくない」のではなく、私自身が「サッカーの楽しみ方がわからない」のではないか?
と感じたわけです。

さて、あなたは「おもしろくなかった」で片づけてしまっていることはあるでしょうか?
それは、もしかすると「楽しみ方がまだわかっていないだけ」かもしれません。
「おもしろくない」ではなく、「まだおもしろさがわからない」と言ってみてはいかがでしょうか。
あなたの可能性を閉じないために。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部まで。
8時から「良習慣塾」集中タイム。
9時から伊藤家サミット。

午後はオフ。
プールでスイム練習。
夕方からは味の素スタジアムでサッカー観戦。
Jリーグの試合を初めて観ることできました。(^^)


 


 

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